広い前室があるテント6選|ソロ・デュオ向けから大型まで!快適に使えるおすすめモデルを紹介
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    テント

    2024.09.08

    広い前室があるテント6選|ソロ・デュオ向けから大型まで!快適に使えるおすすめモデルを紹介

    広い前室があるテント6選|ソロ・デュオ向けから大型まで!快適に使えるおすすめモデルを紹介
    テントに前室があれば、荷物や靴を置いたり雨よけになったり、快適にキャンプを楽しめる。広い前室ならテーブルを置いて過ごすことも可能だ。今回は、広々と使える前室つきのテントを厳選。ソロ・デュオ向けから大型タイプまで、おすすめのモデルを紹介する。

    前室つきテントがおすすめな理由

    どうしても荷物が増えてしまいがちなキャンプでは、雨よけや荷物置きとしても活用できる前室付きのテントが便利だ。急な雨や夜露から荷物を守ったり、雨や風があってもテント内で簡単な調理ができたりなど、キャンプの幅が広がる。

    ▼参考記事

    理想のソロキャンプを叶えるテントはこれだ!おすすめの種類と選び方

    オガワ|ステイシーST-Ⅱ

    ogawa(オガワ) ステイシーST-Ⅱ

    ソロキャンプや2人キャンプ向きの前室付きテント。130cmもの高さがある広い前室には正面と両サイドに出入り口があり、開放感抜群。
    ●対応人数:2~3人
    ●サイズ:フライ装着時:230×300×H130cm、インナーテント:220×150×H120cm
    ●収納サイズ:52×19×19cm(フレーム折り寸40cm)
    ●総重量:3.9kg(付属品除く)
    ●素材:フライ/ポリエステル75d(耐水圧1,800mm)、インナーテント/ポリエステル75d、グランドシート/ポリエステル75d(耐水圧1,800mm)、ポール/7001 アルミ合金(直径9mm、直径10.3mm、直径9.5mm)
    ●付属品:張り綱2m×6本、セルフスタンディングテープ(前室部)、アルミピン20cm×15本、収納袋

    ひとりでゆったり過ごしたいソロキャンパーからの絶大な人気を誇る2~3人用テント。そのヒミツは、収納時のコンパクトさからは想像できないほど広く、居住性、使い勝手の良い前室だ。前室の奥行きは110cmもあり、フライ全閉時でもテント内換気がスムーズなビッグサイズのベンチレーターを装備している。

    サイドドアのジッパースライダーにゴム紐が付いていて、上へジッパーを引くと、ドアの裾が追従する仕組みで、雨で地面が濡れていてもドアパネルが汚れにくい。日本ブランドならではの気づかい満点な作りが印象的だ。 収納ケースには圧縮ストラップ付き。雨で濡れたあとはゆったりと収納し、バックパッキング時にはギュッと絞り込んでコンパクトにすることができる。

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    ogawa (オガワ) / ステイシーST-Ⅱ

    コールマン|ツーリングドーム/ST

    Coleman(コールマン) ツーリングドーム/ST

    1人用ながら前後どちらにも出入り口があり、使い勝手の良さに定評のあるツーリングテント。ひとりでも設営しやすいポールポケット式で、荷物を置くのに十分な広さの前室を装備。ソロキャンプやツーリング用途向き。
    ●対応人数:1人
    ●サイズ(フライ装着時):約210×265×H100cm
    ●収納サイズ:直径約19×49cm
    ●重量:4kg
    ●素材:フライシート/ポリエステル約1,500mm、インナーテント/ポリエステル、フロア/ポリエステル約1,500mm、フレーム/FRP

    インナーテントの後ろ側2か所にポール先端を受け止める袋状のポールポケットがあり、ひとりでも簡単スムーズに設営できるように工夫されている。

    クロスポールに加え、フライ前面の出入り口を大きく前にせり出すサブポールがあり、広い前室が確保されている。また、標準装備されているのはグラスファイバーポールだが、別売りのアルミポールセット/STにすれば軽量化も可能だ。

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    Coleman (コールマン) / ツーリングドーム/ST

    出入り簡単! 広々とした前室! 快適に過ごせるしかけが満載!

    早坂 英之

    BE-PAL編集部員

    愛称はブッシュ早坂。仕事もプライベートもアウトドア三昧で、休日は家族+ワンコで長野の山奥に行き田舎暮らしを満喫。座右の銘はよく食べ、よく遊ぶこと。読者の皆さん、BE-PALの誌面&Web、イベントでお会いしましょう!

    ツーリングドーム STの出入りは前後、両方から行なえる。ふたりで使ったとしても、相手をまたぐことなく外に出ることが可能だ。

    前室は210mm×105mmと、広めのつくりになっている。タープポールを使ってひさしを上げれば、前室の長さは105mmから150mmへと拡張できるのもグッド。土間スペースとして簡単な調理をしたり、ローチェアを入れてくつろいだりできる(テント中は火気厳禁だ。また、たとえテント前の空間であっても、火器類の使用には十分注意しよう)。

    この前室部はフライシートのサイドを上げることで、レイアウトを変更することが可能。天気が良いときは両サイドを上げて開放的に使っても◎。もちろん、日差しを遮るために半分だけ下げてもOK。フライシートはUV加工が施されているので、日焼け対策としても安心だ。

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    フライシート前部右側を巻き上げた状態。片方だけ上げても使い勝手は良好。反対側のサイトとの目隠しとしても。

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    前室をフルオープンすると開放感は最高潮! 気持ちいい朝などはこのスタイルがおすすめ。

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    フライシートをフルクローズした状態。ドーム型は風の抵抗を低減するので、強風にも強い構造です。

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    収納バッグにはコンプレッションベルト付き。収納後にきゅっと絞ることで、より安定した運搬が可能になる。

    ▼参考記事

    定番なのには理由がある!コールマン「ツーリングドーム」が支持されるワケ

    スノーピーク|ミニッツドーム Pro.air 1

    Snow Peak(スノーピーク) ミニッツドーム Pro.air 1

    軽さと高い居住性にこだわったドームテント。フロントポールを出入り口の上に通し、広い前室を確保している。両サイドに大きいベンチレーションがあり、夏場も快適。
    ●重量:2950g

    ▼参考記事

    ソロキャンプで本当に使える最新テント・タープ11選。初心者もベテランも必見!

    BUNDOK|ソロティピー1

    BUNDOK(バンドック) ソロティピー1

    軽量コンパクトで、一人でも設営がとても簡単なワンポールテント。前室として開放的な空間を確保することができるのもこのテントの大きな強みだ。車はもちろん、バイクや自転車などの荷台にも積むことができるため、様々なスタイルのソロキャンプでも楽しめる。
    ●使用サイズ:フライ/240×240×150cm、インナー/220×100×135cm
    ●収納時サイズ:42×19×19cm
    ●重量:2.2kg
    ●材質:フライ/ポリエステル、インナー/ポリエステル、入口&窓/ポリエステルメッシュ、フレーム/アルミ合金
    ●耐水圧:フライシート/3000mm、ボトム/5000mm

    ばじりこさん

    キャンプライター

    静岡県在住。ソロキャンプやブッシュクラフトが中心のキャンプライター。海・山・川沿いでキャンプができる場所を見つけてはテントを張り、家庭菜園で育てた野菜とともにバジルを使った焚き火料理を楽しんでいます。まさに、自然が最高の遊び場!これまでの経験を生かし多くの方にキャンプと自然の良さをお伝えできればと思っています。

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    軽量でコンパクトだから持ち運びがしやすい。

    ポール1本で設営ができるため、付属品も少なく軽量かつコンパクト収納が可能。一人でも持ち運びしやすいのが特徴だ。これなら、駐車場からキャンプエリアまで距離が長くても、重くて持ち運びが大変、なんてこともない。

    1つのテントで3つのスタイルが楽しめる

    ソロティピー1は、好きなスタイルでテントを張ることができる。テントの前室を利用してカスタマイズすることで、いくつかのスタイルを楽しめるのだ。

    タープのような広々とした空間スタイル

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    広々としたスタイル。

    インナーシートを取り外すことで、タープのような使い方をすることができ、広々とした空間を確保することができる。テントが屋根のような役割になり、その下に荷物をたくさん置けるため、荷物が多いキャンプスタイルにはおすすめだ。

    インナーシートがなく開放感が感じられるほか、テントの出入りも楽になるというメリットがある。

    機能性と快適性をフル活用したスタイル

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    機能性と快適性に優れたスタイル。

    外側のフライシートを全開放させ、インナーシートを設置した、機能性と快適性をフル活用したスタイル。暑い日でも、空気の通りがいいため涼しいのがメリット。

    簡易型ベッドであるコットなどがなくても、インナーシート内にマットとシュラフを持ち込めば、そのまま就寝することができるスタイルだ。

    プライベートを確保しやすいスタイル

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    プライベートを確保できるスタイル。

    フライシートの半分を閉じたスタイル。お隣との距離が近い場合、気になる側のシートを閉じることで視界をさえぎり、プライベート空間を確保することができる。

    このスタイルなら、人に見られたくない荷物などを幕内に隠すことも可能だ。なお、この3つのスタイルは、フライシートの前面を全て閉じることもできる。

    ▼参考記事

    ソロキャンプにおすすめ!コンパクトで機能的なBUNDOK「ソロティピー1」

    アライテント|トレックライズ2DXフライ仕様

    ARAI TENT(アライテント) トレックライズ2DXフライ仕様

    居住性の高さとコンパクトさを兼ね備えたテント。3本の付属ポールをスリーブに通すだけの構造で、誰でも簡単に組み立てが可能。登山用だが、キャンプツーリングなどの荷物を最小限に抑えたい場面でも活躍する。前室はテント本体から70cm張り出され、広々と使える。
    ●サイズ:間口210cm×奥行150cm×高さ110cm(前室張出70cm)
    ●重量:1990g

    アッキャンさん

    アウトドアライター

    休日にカメラを持って、ツーリングやソロキャンプ・登山を行う会社員アウトドアライター。就職時に島根県へ配属となり、山陰の美しい自然を満喫しています。国内旅行やキャンプツーリングで訪れたスポットを日記形式でブログに残しています。2023年は大型バイクを購入したため、キャンプツーリングに力を入れていきます!

    軽量かつコンパクト

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    左からテント本体・フライシート・ポール・別売りのグランドシート・シームコート・説明書。

    「トレックライズ2DXフライ仕様」の重量は、テントとフライシートを合わせて1990gとかなり軽量。本来登山での使用が想定されているため、バックパックでも持ち運びが可能なほどコンパクトに収納できるつくりになっている。

    キャンプツーリングでは登山ほど重量に敏感になる必要はないが、キャンプサイトにバイクを横付けできないときなどは荷物をサイトまで持ち運ばなくてはならない。したがって、軽くて小さいテントほど負担が軽減されておすすめだ。

    広々とした前室

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    広々とした前室。

    このテントには、本体から70cm張り出された前室がある。さらに、その前室は高さもテント本体と同じくらいあるため、立体的に広い空間を作り出すことが可能になっている。

    前室にテーブルなどのキャンプ道具を置いても、スペースには余裕があるほど。お座敷スタイルを作れば、前室でもゆったり過ごせそうだ。雨天時のキャンプなど、テント内でしか過ごせないような状況であっても、広い前室を使えば快適にキャンプができる。

    ▼参考記事

    アライテントが優秀な理由とは?「トレックライズ」の愛用者が語る3つの魅力

    エムエスアール|ハビチュード6

    MSR(エムエスアール) ハビチュード6

    悪天候でも安心して使える6人用の大型ドームテント。前室は奥行きが122cmもあり、荷物置き場として重宝する。※タンカラーのフライシートは2023年シーズンで廃番、店頭在庫からの購入のみ可能(レギュラーカラーはブルー)。
    ●対応人数:6人
    ●サイズ(フライ装着時):幅254×奥行き427×高さ195cm
    ●サイズ(インナーのみ):幅254×奥行き305×高さ約182cm
    ●収納サイズ:幅58×奥行き25×高さ25cm
    ●総重量:6,350g
    ●素材:インナー/68D タフタナイロン ポリウレタ&DWR コーティング、40D ナイロンマイクロメッシュ、フロア/68D タフタナイロン 耐水圧10,000mm ポリウレタン&DWR コーティング、フライ/68D リップストップポリエステル 耐水圧1,500mm ポリウレタン&DWR コーティング
    ●セット内容:フレーム一式、テント本体、レインフライ、フックステイク9本、ガイコード5本(3本取付済)、LEDポーチライト(別途電池必要)

    MSRは「Mountain Safety Research」の頭文字で、1969年に登山家ラリー・ペンバシーがシアトルで創業。アメリカを代表する山岳テント&登山用具ブランド。6人用の大型ドームとはいえ、これほど直感的に設営できるシンプルな構造は珍しく、ビギナーにもおすすめできるモデルだ。

    長いクロスポールと両サイド用の短いクロスポール2セットだけで簡単に立ち上げられるセルフスタンディング・タイプ(自立式)のテント。インナーテント4面のサイドウォールが大きく外側に向けて押し広げられる独自のフレームワークにより居住性が良い。従来、クロスドームの弱点であった内部の狭苦しさを解消し、広々とした空間が大きな魅力になっている。

    また、正面のドアが限りなく垂直に近い状態まで立ち上がるので、とても出入りしやすい。大きいわりに出入り口が正面のひとつしかないのは玉に瑕ではあるが、正面ドアが大きく開くので、出入りそのものはとてもスムーズ。

    天井がメッシュ地のインナーテントは吊り下げ式で、フライシートとの間に十分な空間ができるため、フライシート両サイドの裾部から外気がテント内にスムーズに入り、通気性も抜群。

    ▼関連記事

    MSR (エムエスアール) / ハビチュード6

    ▼参考記事

    ‟設営が楽で広々”が目白押し!アウトドアギアベストバイ2022‐2023 「ファミリーテント編」

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