
私たちがカツオを買うのは港ではなく山間にある「かねまさ水産」。新鮮でお安くてとってもおいしいんです。
勝浦近海で小型船漁業者が1尾ずつ釣りあげたカツオ。漁獲時にすぐ冷却するそうで、透明感のある肉色とぷりぷりモチモチした鮮度のよい食感が特徴です。
日本有数の水揚げ量を誇るカツオの町「勝浦」
勝浦とカツオの歴史は古く、江戸時代からカツオ漁業の拠点として、全国有数の水揚げ量を誇っています。

カツオのほか手巻き寿司用に地物ネタをいろいろ購入。8日間で3回訪問。店主ともすっかり顔馴染みです(笑)。

国道297号の山道を走っていると急に現われる「かねまさ水産」。勝浦の市街地から約10kmです。
かねまさ水産
- 所在地:千葉県勝浦市杉戸71-1
- 電話番号:0470-77-1737
- 営業時間:8時~17時
- 定休日:火曜日
キャンプ場へ行くときや、勝浦からの帰り道など、キンキンに冷やしたクーラーボックス持参でおいしいカツオをゲットしてくださいね。
おいしく健康的なカツオ料理

旅の間、毎日食卓に登場したカツオ料理の数々。
カツオには、様々な栄養素が豊富に含まれるといわれており、なかでも体の機能を正常に働かせるため重要な役割を持つ「ナイアシン」の含有量が多いそう。私のように貧血気味な万年ダイエッターには打って付けで、高タンパク、低カロリー、鉄分も豊富な栄養満点な魚です。
カツオの旬は年2回。千葉県では3~5月に水揚げされる脂が少なくサッパリした味わいの「初ガツオ」と、脂乗りがよい秋の「戻りガツオ」。丁度、いま時期は戻りガツオが獲れはじめるころとか。もっちりとした濃厚な食感が楽しめます。
「鮮度が命」といわれるカツオ。勝浦で獲れたてプリプリの身は、まずは「刺身」としてシンプルにいただきましょう。
ワンポイントアドバイス
カツオの柵や刺身用の切り身も、使う前に必ずキッチンペーパーで巻いたり両面挟んだりして、「ドリップ」をしっかり吸い取ってくださいね。水っぽさがなくなりプリッとした食感が楽しめます。また切り方は厚めより薄切りにした方が口当たり良くずっと美味しいです。
1.カツオと香味野菜のサラダ

ただ切っただけの香味野菜をドサッと載せるだけ。生姜もたっぷりと。
材料(3~4人分)
- カツオの柵 1
- 貝割れ大根 1パック(半分に切って)
- みょうが 2(細切り)
- シソ 15枚~(細切り)
- 細ネギ 10本~(みじん切り)
- 生姜 2かけ~(すり下ろす)
ポン酢をかけて召しあがれ!お酒は辛口の日本酒、もしくはスッキリした白ワインがオススメ。
2.カツオのカルパッチョ

カツオのカルパッチョには辛口の白ワインか、軽めの赤ワインが合いますね。
薄く切ったカツオの刺身に、水でよく晒して辛みを抜いた玉ねぎを載せました。本心をいえば新玉ねぎの方がよかったのですが、「今の季節で」「勝浦で」「誰でも手軽にできること」をしました。
お酒も同様。旅先のスーパーで、ペアリングできそうなモノを選びました。お酒はフレッシュな味わいのイタリアヴェネト州のナターレ ヴェルガ/ソアーヴェ。勝浦市内のスーパーで1,200円くらいだったと思います。
材料(2~3人分)
- カツオの柵 半分(薄切り)
- 玉ねぎ 1/3玉(水によく晒す)
- ポン酢 大さじ2
- オリーブオイル 大さじ1
- お好みで塩胡椒
3.手巻き寿司

カツオ以外にもネギ、貝割れ、シソ、生姜などいろんな野菜を巻いてバランスよく。
わが家が勝浦滞在中、よくやるレシピです。子どもたちも大好物。秋の涼やかな風が吹き始めたころキャンプに「超」おすすめ!

切って皿に盛るだけ。あとはセルフなので大人も楽ちん(笑)。

刺身はすべて近海で獲れた地元ネタ。冒頭の「かねまさ水産」で購入しました。
時計回りに、大原のヒラメ、冷凍していない生の中トロ、勝浦産カツオ、大原産タコ、鴨川のアジ。

サラダ代わりの野菜です。
左上から、貝割れ、シソ、みょうが、胡麻、タタキ梅、ジャコ、細ネギ(3㎝くらいのカットがお気に入り)、キュウリ。お好きな具とともに召しあがれ。ちなみに私は「梅キュウ」が好物です。胡麻とジャコもイン。

病的に面倒くさがりな私ですが、わさびと生姜だけは絶対「生」。 刺身の旨味を引き立てます。
材料(4人分)
- 酢飯(炊きたてのごはんに寿司酢を混ぜただけ)
- 海苔(ここはケチらずちょっと高く美味しい海苔を!)
- 刺身(刺身用の切り身4~5種類くらい)
- 野菜(香味野菜、キュウリなど)
- その他(梅干し、胡麻、ジャコなど)
- 調味料(生姜、わさび、醤油、ポン酢など)

ペアリングは、やはりカツオの町=勝浦の地酒がおいしいです。アッサリ辛口の「東灘」が合う!
4.カツオの漬け

漬けは夫の仕事。毎回すごくおいしく作ってくれます。ねっとりとした味わいがたまらない。

こちらは4人前の漬け。勝浦の地酒、東灘の「鰹正宗」でいただきました。
生のカツオも美味しいけど、漬けで「味変」するのもオススメです。一般的な調理法はおそらく食べる30分くらい前に、「酒1:みりん1:醤油2」で漬け込むのだと思います。
夫の場合は、食べる直前に、先ほどの分量の調味料+白だしを少々、漬け汁は切らずにサッとサーブしてくれるのです。これが大変おいしく、しかしこの味は誰もマネできず、夫の「感性」によるモノなのだなと…。気になるあなた、ぜひ彼のやり方で作ってみてください。
ちなみに夫は、みりんや酒は煮きらずに、そのまま漬けて出します。お酒に弱い方やお子さまは必ず火を通してから使ってくださいね。
材料(掲載写真は2~4人分です)
- カツオの柵(薄切りでもぶつ切りにしても)
- 酒1:みりん1:醤油2、白だし0.3くらい
- お好みで胡麻や香味野菜を載せて
5.カツオの即席汁

カツオのサッと漬けに香味野菜を混ぜ、お湯を注ぐだけという簡単さ。二日酔いの朝にも良さそう(笑)。

ごはんを入れたらおいしい雑炊になります。
ふつうのお米と、手巻き寿司で残った酢飯の両方を試してみましたが、酢飯の方が家族に評判よかったです。酢飯が余ったらぜひ試してください。

カツオの即席汁に必要な材料は、漬けたカツオと香味野菜だけ。すり下ろし生姜多めの方が美味しい。
材料(2人分)
- カツオの漬け 10~15切れくらい
- 香味野菜(貝割れ、細ネギ、シソ、ミョウガ、シソ、生姜など)
- 醤油やスダチ汁(お湯を注いだあとお好みで垂らして)
6.鰹の生春巻き

カツオの生春巻きは最高のおつまみ。ワインがススムくんです。
いつか見たインスタに、カツオにライスペーパーを巻いた投稿が現われて、そういえば自宅に使い切れなかったライスペーパーがあったなと。思い切ってカツオと香味祭をグルグル巻いてみました(笑)。
魚料理と好相性なオーガニックワインのバルーン・ピノ・グリージョとペアリングしました。こちらのワインも勝浦のスーパーで1,300円くらいで購入。

こういう細かい作業はもちろん夫の仕事です。
甘酢(酢と砂糖でも)と醤油を水で伸ばしたタレでライスペーパー両面に下味を付け、柔らかくなったところでカツオの切り身、よく混ぜた香味野菜と生姜、揚げ焼きしたニンニクスライスを一緒にクルクル巻いていきます。

余りがちなライスペーパーを使い切りました。なんかスッキリ(笑)。

ライスペーパーに下味が付いているので、そのまま食べても、マヨネーズをチョンとしても。
半分にカットして、胡麻を多めにまぶしたら完成です。キャンプのテーブルが華やぎますね。
材料(2~3人分)
- ライスペーパー 7枚(小さめが巻きやすい)
- カツオの切り身 14切れ(ライスペーパー1枚につき×2切れ)
- みょうが 2
- 大葉 7枚
- 貝割れ大根 半パック
- 細ネギ 5本(3mの長さにカット)
- 生姜すり下ろし 1かけ
- ニンニク 1かけ(スライスして揚げ焼き)
- 胡麻(思い切ってたくさん使う方が見栄えヨシ)
<ライスペーパーの下味>
- 醤油 大さじ1~
- 甘酢 大さじ1~(うちには砂糖がないので甘酢を代用。砂糖と酢各大さじ1でも○)
- 水 大さじ1~
お好みでマヨネーズやわさび
7.炙りガツオのニラソースがけ

炙るのも夫の仕事ですが、「火を通しすぎた~、失敗…」と残念がっておりました。味は美味しかったですけどね。

フライパンに載せて軽く炙ります。勝浦産の新鮮なカツオなので、ちょい炙りで。
炙ったカツオは氷水や冷凍庫に入れる。身をキュッと冷やします。

炙ってニラソースをドサッと載せるだけの簡単メニュー。辛口の白ワインでいただきました。
材料(2~3人分)
- カツオ 1柵(軽く炙る)
- ニラ 半パック(細かく刻む)
- 酢 大さじ1~
- ごま油 大さじ1~
- 醤油 大さじ1~
- 甘酢 大さじ1~(砂糖小1でも)
- いり胡麻 大さじ1~
8.鰹のトマトソース掛け

夫の炙り技術が上達し、みごとなチョイ炙りです(笑)。カツオを冷やすのをお忘れなく。
最後のメニューも炙りレシピです。ニラソース掛け同様、トマトや野菜を細かく切って、ソースに和えて、カツオにドサッと載せるだけ。彩り華やか、ビタミンやタンパク質のバランスがよく栄養満点、メインにもサラダにもなる優秀レシピです。
材料(2~3人分)
- カツオ 1柵(軽く炙る)
- トマト大きめ 1(さいの目切り)
- 玉ねぎ 1/5くらい(みじん切りにして水で晒す)
- ケッパー 20粒くらい(みじん切り)
- 鷹の爪 1本
- オリーブオイル 大さじ1
- ポン酢 大さじ1
- 塩胡椒

昨年参加した「駅からハイキング」で記念撮影。勝浦のイメージキャラクター「カッピー」と。
勝浦へキャンプしにいらっしゃる皆さま、ぜひ地元で獲れたカツオ料理を楽しんでくださいね!
