この「Garminウォッチ」に車いすモードがあることはご存知だろうか。Garminは車いすユーザーのためのフィットネスのプラットフォームを提供する「Adapt to Perform」と協力して、車いす用のワークアウトなどの機能をスマートウォッチに組み込んでいる。
多くのアスリートファンを持つ「Garminウォッチ」
Garminは1989年に設立されて以来、GPS機器を中心に、航空や海洋、自動車、アウトドア、フィットネスなどの分野に多くの製品を提供している。
特にスマートウォッチの「Garminウォッチ」は、さまざまなスポーツやアクティビティーに対応したフラッグシップモデルのほか、ランニング、アウトドアなどに向けたモデルがあり、多くのアスリートから支持を集めている。
「Garminウォッチ」は、精密なデータ計測から分析、提案までの多くの機能を持ち、トレーニングやアクティビティ時の走行距離、消費カロリー、心拍数、リアルタイムのGPS追跡などが活用できるほか、トレーニング履歴やコンディションに合わせた最適なトレーニング提案などもしてくれる。
また、睡眠やストレスなどパーソナライズされたアドバイスも提案してくれる多彩なライフログ機能と合わせ、心身の状態を包括的に把握することができる。
Garminウォッチの車いすモードができること
Garminウォッチの車いすモードでは、ステップ数の代わりに車輪を押すプッシュ数を記録。また、車いすの使用に合わせたウィジェットやアプリ、アクティビティや車いす専用のワークアウト、座っているときに体重移動を促すアラートも設定できる。
Garminの車いす用のワークアウトは、車いすのフィットネスガイとして知られるBen Clark氏が設立したイギリスの「Adapt to Perform」が特別に開発したエクササイズを含む31種類。身体の健康を促進するだけでなく、運動能力、筋力、総合的な健康状態を向上させてくれるという。
また、カーディオ・エクササイズからレジスタンストレーニングまで、車いす用ワークアウトは幅広いアクティビティをカバーしていて、すべてのユーザーが自分の好みや目標に合ったエクササイズを見つけられるようになっている。
アプリ「Garmin Connect」の活用も
アプリ「Garmin Connect」を活用することで、車いすを使用しているかどうかにかかわらず、仲間意識が持てる「フィットネス・チャレンジ」に参加し、同じフィットネス目標を持つ仲間とつながることもできる。
車いすユーザーにとって、フィットネス・チャレンジは同じような困難や課題に直面している人たちとつながる絶好の機会。お互いにヒントやコツを共有し、一緒に目標の達成を祝うことができる。
おすすめGarminウォッチ
車いすモードを使うのにおすすめのGarminウォッチは以下の2タイプ。
Venu 3シリーズ
健康モニタリング機能やフィットネス機能を搭載したフィットネスGPSウォッチ。
電子決済や音声アシスタントなど日常生活に役立つ多彩な機能にも対応。
価格:60,800円(税込)
カラー:Venu 3;2色、Venu 3S;5色
vívoactive 5
スマートウォッチが初めての人にもおすすめのフィットネスGPSウォッチ。
運動・睡眠・メンタルケアまでを一括サポート。
価格:39,800円(税込)
カラー:4色
パーソナル・フィットネス・コーチのようなスマートウォッチ
「Garminウォッチ」は「健康やフィットネスの目標に向かって導いてくれるパーソナル・フィットネス・コーチのような存在。また、「Garminウォッチ」を活用することで、自身にあったエクササイズに取り組めるようになる。
だれもがスポーツを楽しめる、また助け合えるような環境づくりの一助となるスマートウォッチだ。