丸鶏1羽を豪快に使ったローストチキンの材料(2~3人分)
- 丸鶏 1羽(1kg)
- じゃがいも 4~5個
- にんじん 4~5本
- 玉ねぎ 3個
- オリーブオイル ※丸鶏の表面に塗る用
- (A)バジル 適量
- (A)塩こしょう 少々
- お米 2合 ※ガーリックバターライス用
- オリーブオイル 大さじ3
- (B)しょうゆ 大さじ1
- (B)バター 10g
- (B)にんにく 1片
まず必要なのは、この料理の主役となる丸鶏です。
丸鶏を買うのは肉専門店がおすすめですが、実は普通のスーパーでも売られています。
鶏肉は痛みやすいため、暑い時期は冷凍のものを買うと鮮度を保つことができます。
丸鶏の付け合わせとして入れる、カレーでもおなじみのお野菜です。
ダッチオーブンで煮ることで芯まで柔らかくなり、普通の鍋で煮るのとは全く違った食感を味わえます。
そのほかには、「しめじ」などのきのこ類や「なす」もおすすめです。
作り方
丸鶏を水洗いしてキッチンペーパーで水分を拭き取ったら、全体に塩を摺り込んでいきます。
冷凍されている場合、冷蔵庫で自然解凍されることを待ってから調理します。
常温での解凍は避けましょう。サルモネラ菌などに感染し、食中毒を起こす危険が高まります。
野菜も少し大きめにカットしていきます。
皮は剥いても剥かなくても大丈夫ですが、ダッチオーブンと接触する部分が焦げやすくなります。
多少焦げたとしても味には影響ありませんが、気になる方は皮付きのままでOKです。
丸鶏のお腹に詰めるガーリックバターライスを事前に作っておきます。
作り方は簡単。フライパンにオリーブオイルをしき、(A)をフライパンで炒めます。
にんにくの色が変わってきたら、ご飯2合を混ぜ合わせて完成です。
もちろん、このままでも美味しく召し上がれますよ。
ガーリックバターライスが完成したら、丸鶏のお腹の中に詰めていきます。
写真のサイズの丸鶏の場合、お腹に入るのは1合程度です。
余った分は別々に食べると味の違いを楽しめますよ。
竹串でお尻の皮に刺しておくと、中身がこぼれずに綺麗に焼き上がります。
串が長い場合、写真のように半分に折って刺しましょう。
仕上げに丸鶏の表面、底面にオリーブオイルを塗ったら、これで下準備は完了です。
あらかじめオリーブオイルを塗っておくことで、香ばしい焼き色を付けることができます。
ほとんどのメーカーでは、ダッチオーブンとセットで底に敷くための網が付属しています。
直接ダッチオーブンに丸鶏を入れてしまうと、火が強すぎて底面だけ焦げてしまいます。
置く際は足側を上にして、網の上に載せて焼くのがおすすめです。
丸鶏を中心に置いたら、その周りに野菜を配置していきます。
切った野菜はすべて中に入れたくなりますが、火の通りが悪くなるため入れすぎに注意しましょう。
焼け具合を見ながら中~弱火で1時間ほど加熱します。
加熱中のダッチオーブンは超高温なので、くれぐれも素手では触らないように。
1時間ほどじっくり加熱したら、(B)で味をととのえて完成です。
なお、丸鶏が生焼けの場合、食中毒の危険があります。
表面に竹串を刺して、透き通った汁が出たら火が通った目安となります。
丸鶏は自宅で作ったと思えないほどジューシーで、野菜も甘みが増して美味しい仕上がりになりました。
あまりのボリュームに2人で3日間かけて完食。冷蔵庫で保管すれば、翌日以降も美味しく召し上がれます。
今回は妻の誕生日に作りましたが、見た目のインパクトと食材本来の美味しさに妻も大喜びでした。
特別感のある見た目と味が、記念日やクリスマスにぴったり
工程を見ると大変そうに思えますが、下準備さえできれば意外にも簡単に作れてしまうこの料理。
普段、何気なく食べているもも肉や胸肉、手羽先がどの部分かを再確認できる良い機会にもなりました。
記念日やクリスマスなど、特別な1日のごちそうとしてぜひ作ってみてください。