材料(4個分)
- 薄力粉 100g
- お湯 約50ml(生地の固さを見ながら調整)
- 砂糖 小さじ2
- 塩 少々
- ベーキングパウダー 小さじ1
- サラダ油
- 中の具材(市販のお惣菜や夕飯の残り物) 例:きんぴらごぼう、切り干し大根など
作り方
おやきは、手軽に楽しめる和風の軽食として日本の家庭で広く親しまれています。キャンプ飯でも市販の冷凍おやきは便利で人気がありますが、自家製のおやきもおすすめです。
まず、必要な道具を揃えます。おやきを作るには、ジップロックなどの厚手の袋、フライパン、フライ返しが必要です。水をうっかり入れすぎてしまった場合に追加する薄力粉も余分があると、安心です。
生地を作る
最初に厚手の袋に薄力粉を入れ、砂糖、ベーキングパウダー、塩を少々加えます。そこに少しずつ水を加えながら、全体を混ぜていきます。
水は一度に全て入れるのではなく、少しずつ加えながら、生地の固さを見て調整しましょう。生地が手にくっつかない程度の固さになるまでこねます。
生地がまとまったら、袋のまま室温で30分ほど休ませます。これにより生地が落ち着き、伸ばしやすくなります。
具材の準備
続いて、具材を準備します。市販のお惣菜や残り物をおやきに包みやすい大きさに切りましょう。
例えば、きんぴらごぼうや切り干し大根などは細かく刻むと包みやすくなり、食べた時に一気に全部出てこないので、細かく刻んでおくのがおすすめです。具材に水分が多い場合は、水分を切りましょう。
具材は好みや季節によって自由に変えて、楽しんでみてください。ひじきの煮物やそぼろなども美味しい具材になります。きんぴらごぼうにチーズを加えたおやきも絶品です。
味付けが必要な場合は、この段階で具材に味を整えておきます。おやきの具材は濃いめの味付けが適しており、生地と一緒に食べたときにバランスが良くなります。
おやきの成形と調理
休ませた生地を適当な大きさに分け、手のひらで丸く伸ばします。伸ばす際は、生地が薄くならないよう注意しながら、中央に具材を包み込むためのスペースを確保します。
今回は、高菜を使用。
生地の中央に具材を乗せ、周囲の生地を中央に集めて包み込みます。このとき、しっかりと閉じることで、焼いている最中に具材が漏れ出るのを防ぎます。包んだおやきは、手のひらで軽く押さえて平らに整えます。
しっかり熱した鉄フライパンに少量の油を敷き、おやきを並べます。片面に焼き色がついたら裏返し、両面をこんがりと焼き上げます。フライパンの蓋がなければ、アルミホイルで代用できます。
焚き火の場合は、赤い炎が出ている状態で焼きます。ガスコンロでは、中火〜弱火で調整します。
焼き時間は、片面約5分ずつが目安。
蓋をして蒸し焼きにすると、中までしっかりと火が通り完成です。
上手に作るためのポイント
おやきは生地を休ませる時間がパンのように長くないので、時間がないときでも手軽に作れます。生地を伸ばすときには、均一な厚さにすることがポイントです。薄すぎると焼いたときに破れてしまう可能性があるので、適度な厚さを保ちましょう。 また、具材の水分をしっかり切っておくと、包むときに漏れ出さずに済みます。
「市販のおやきよりも中の具材がたっぷりでおいしい」と、家族にも大好評。具材を自由に選べるので、食べる人の好みに合わせたアレンジができる点がいいですね。また、子どもたちも手伝いながら作ったので、家族でおやき作りを楽しむことができました。
失敗しやすいポイント
初めて作る場合、包み方が甘くて具材がはみ出してしまったりします。また、焼き加減が難しいと感じることがあるかもしれません。生地をしっかり閉じることと、焼き加減を均一にするために中火を保つことが大切です。
焦げやすい具材を使用する場合は、焼く前に生地に少し小麦粉を振ると防げます。
自分だけの好きな具材を詰めて、手作りおやきを楽しもう
自家製おやきは、なんといっても簡単にできるのが魅力です。具材を変えることでバリエーションも楽しめ、季節ごとに違った味わいを楽しむことができます。
市販の冷凍おやきとは違い、自分で作ることで味付けや具材を自由にカスタマイズできるのも魅力です。手作りのおやきを、家族や友人と一緒にぜひ楽しんでください。