初回生産分は500本限定。その500本には、モーラナイフの歴史あるエンブレムなどが刻印されている。
スウェーデン王室御用達のナイフブランド「モーラナイフ」
スウェーデン中部のモーラ地方で生まれた「モーラナイフ」は130年以上の歴史を誇るナイフブランド。スウェーデンを代表する企業のみに与えられる、王室御用達の認定を受けている。
スウェーデン鋼による切れ味鋭いブレードや握りやすいグリップなど、良質な素材と高い技術力によって高品質なものづくりを続けながら、機械化による大量生産を行うことで、リーズナブルな価格帯を実現している。
アウトドア用ナイフはもちろん、DIYなどのクラフト向けのナイフやウッドカービング用、キッチン用など、あらゆる用途に適したナイフがラインナップされている。
日本先行上陸のガーバーグの新色は「ミリタリーグリーン」
2023年9月にUPI 表参道にて期間限定でオープンし、大きな盛り上がりを見せたモーラナイフのブランドストア「MORAKNIV TOKYO」。
この期間限定ストアが2024年も開催されたことに合わせ、モーラナイフがUPIのリクエストに応える形で開発した新プロダクトが、モーラナイフでも人気の高いミリタリーグリーン (MG)のカラーを纏った「ガーバーグ スタンダード (S)」。
世界に先駆けた日本先行発売で、今回入荷する500本には、「初回生産分」を意味する「First production run」と「Made in Mora Sweden」の文字、モーラナイフの歴史あるエンブレムが刻印されている。
「ガーバーグ スタンダード (S)」の実力をおさらい
新色が登場した「ガーバーグ スタンダード (S)」は、モーラナイフのアウトドアナイフ全ラインナップのなかで、最も強靱で重量感のあるハイエンドモデル。
その実力を今一度、おさらいしよう。
(1) 頑丈な構造と丈夫な刃
ブレードは刃厚3.2mmのフルタング(鋼材がグリップエンドまで通っている)と構造になっていて耐久性が高く、スウェーデン Alleima(旧Sandvik)製のステンレス鋼を採用。
このステンレス鋼は、モーラナイフ自社工場でこだわりの製法で製造、80%以上がリサイクルされたスウェーデン鋼からなる合金で作られているのだそう。
切れ味の鋭い刃はスカンジナビアンスタイルの特徴的な形状だ。
(2)「バトニング」から「着火」まで1本でこなす
厚みのあるブレードで、バトニング(ナイフで薪を割る技術)やチョッピング(ナイフを木に叩きつけて切り込みを入れる技術)に威力を発揮するだけでなく、グリップエンド側から叩き込めば、太い枝や丸太の切断などもできる。
スカンジナビアングラインドに形成された刃は木を削るのに適していて、ガーバーグ本体の重量を利用しながらあまり力を入れずにフェザースティックなどを作ることもできる。
ブレードのスパイン(背)とグリップエンドに出ている金属部分はエッジ加工してあるので、ファイヤースターターでの着火も可能。
まさに、バトニング→フェザーリング→着火までをこの1本でこなすことができる。
※調理ではスライスのような繊細な作業は難しいので注意。
(3)寒い土地の北欧ならではのハンドルデザイン
カーバーグはブレードをポリマーとラバーで覆ったデザインで、冷たくなったブレードの金属が手のひらに触れないよう考えられた北欧ならではのナイフ。
また、ハンドルはバレル型になっているので、握りやすく滑りにくい。
(4)シンプルで使いやすいシース
ガーバーグのシース(ケース)は左右対称となっていて、右利き・左利きのどちらにも対応。
また、モーラナイフで使われている多くのシースのように、ガーバーグのシースナイフを収納したときにシースとナイフブレードが干渉することがないように設計されている。
取り外しの可能なベルトループも付属。
価格:12,650円(税込)
刃素材:ステンレススチール
柄素材:ポリアミド
サイズ:刃長;約109mm、全長;約229mm、刃厚;約3.2mm
重量:約170g(ナイフのみの重量)
付属品:ベルトループ
生産国:スウェーデン
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垂涎の限定500本!早めのチェックを
先述のとおり、日本先行販売の500本は特別な刻印入り。コレクターズアイテムとしても人気のギアとなりそう。気になる人は早めにチェックを。