こんにちは、子連れライター渡部郁子です。5歳の息子を連れて、山やフェスや温泉を巡っています。たまには日本を飛び出して、今回の旅行先は、グアム。目的はマラソンレースへの出場です。ユナイテッド・グアムマラソン2018にエントリーして、ベビーカーに子どもを乗せて、ハーフマラソンに出場。はじめてのハーフマラソンを、みごと完走することができました。私の身体を機能面で支えてくれたウェアとシューズをご紹介します。
スポーツタイツCW-Xの出番
ユナイテッド・グアムマラソン2018のハーフマラソンにエントリーしたときに、今回はCW-Xを装着する、と心に決めていました。ハーフマラソンを走るのは初めてですが、20kを歩いた経験はあり、アスファルトの上を20kランニングシューズで歩くのは、登山靴で山道を1日歩くよりも足が疲れるということに気づきました。40k歩くつもりでいたのに、20k歩いたところで、足が痛くてそれ以上は歩けない、という情けない事態になってしまったのです。ハーフマラソンは21k。歩くことはできたとしても、果たして走って21kをクリアできるのか。今の自分の体力から考えて、成功確率は五分五分。そう考えたとき、少しでも完走の確立を上げるためには、機能性ウェアに頼るべきだ、と考えて真っ先に浮かんだのが、CW-Xでした。
ワコールから1991年に発売されたCW-Xは、今やマラソンや登山愛好家には定番となり、多くの方が愛用しているのを見てきました。たくさんの知人から「本当にすごいよ」と聞いてはいたものの、今まで私には縁がなく、ずっと憧れのタイツでした。でも、もしかしたら限界へのチャレンジになるかもしれない今、いよいよCW-Xを試すとき!
ジェネレーターモデルで下半身をサポート
タイツにテーピング原理を組み込んで、スポーツする際の身体をサポートしてくれるスポーツタイツCW-Xには4種類のグレードがあり、デザインや機能が異なります。どれを選ぶのか迷ったので、担当者の方にお話をお聞きして、「ジェネレーターモデル」を試してみることに。
ひざの部分のサポートや、太ももの筋肉のサポートは、装着したとたんに、足の動きで実感することができました。しかも驚いたことに、なんとなく感じていた腰の痛みが、CW-Xの装着で、すっかり消えてしまいました。これは心強い!
シューズはアキレスのMEDIFOAM
シューズはさらに重要だ、と思っていろいろ調べていたら、アキレスのランニング専用シューズ「MEDIFOAM」を発見。「無理せず楽に足ることができる、市民ランナー向けシューズ」というコンセプトで2017年3月に発売開始となった、比較的新しいシリーズで、デザインもカッコイイのです。
普段はいつも登山靴を履いているため、MEDIFOAM は一段と軽く感じましたが、実際に走っているときに驚いたのは、足が勝手に前に出る感覚。地面を蹴ると、その力で自然と足が前に出る。足慣らしで歩いているときも軽さに驚きはありましたが、走ってみると、とにかく足が軽い。実際走っているときに、このシューズならきっと完走できる!大丈夫!そんな風に自信を持たせてくれる力強い存在でした。
ただし、残念なことに私が足の爪を切り忘れたせいで、後半から左足親指の爪が気になり、少しずつ痛みが増して、最後はかなり痛みました。普段少し歩いているぐらいだと感じない爪の違和感が、20k走るとなると大きな痛みに変わるということに驚きつつ、次はきっと、もっと準備を万全に、という反省につなげ、また次にハーフマラソンに挑戦するときの糧にするぞ、と心に誓ったのでした。