2日目は、上流のさくらの里公園へと車で移動し、さらに上流部へSUPで遡ることに。
ここはキャンプ指定地ではなく、トイレと駐車場を併設した乗艇ポイントだ。
上流へ漕ぎ進めるたびに、透明度がどんどん高くなっていくのがわかる。
見よ、この透明度! 湖底に影が写り、SUPが空中に浮いているみたいだ。
さくらの里公園から上流部は、たびたび上陸できる砂岸があり、絶好の休憩ポイントに。カヤックだと上陸するのがやや難しいところも、SUPならスムーズに乗り降りができる。
4月は水温がまだ低いので、泳ぐまではいかなかったが、真夏ならスノーケリングも楽しめる岩場が両岸から迫る。コイ、カメ、ブラックバスなどが湖上から見えた。
SUPの艇先に立って、コイを探すモリコ。
湖底が見渡せるエリアに入ると、遊ぶ世界が広がった。視界に入る人工物は橋くらいなもので、大自然に包まれている気分に。
SUPで遡れる最上流ポイント、萩原橋。ここから先は浅くなり、岩が迫って流れがでてくる。さくらの里公園からここまでは約1時間のパドリング。(休憩時間含まず)
上流から流れ着いたブナの実が、湖岸でここまで成長していた。
まさかブナの森をSUPで楽しめるとは! 美しい森に感動しっぱなし。
奥伊勢湖はSUPをやってみたい!と思っている人にとって、心をオープンにして水遊びを楽しめる格好のフィールドだ。
今回のようにせわしなく移動しなくても、湖上のSUPでコーヒーを飲んだり、ヨガをしたり、風に吹かれて昼寝をしたり、楽しみ方は十人十色。
春の新緑を味わうもよし、夏の酷暑から逃れるもよし、秋の紅葉を愛でるもよし。
3シーズンを通して、湖上のアクティビティーを楽しめる稀有なフィールドといえるだろう。でも夏はちょっと混み合うこともあるとのことなので、春と秋のシーズンがオススメだ!大阪、名古屋から車でわずか150分というアクセスのよさ!
今シーズンの初漕ぎは、三重県大台町の奥伊勢湖からはじめてはいかが?