カセットこんろの国内最大手メーカー「イワタニ」
現在、ガスや水素関連の事業を数多く展開する岩谷産業株式会社(イワタニ)。
1930年の創業後、90年以上に渡り、家庭用から工業用まで多くの商品を販売してきた。その実績から、1960年の東京オリンピックの聖火へのガス提供、宇宙ロケットへの液体水素提供なども行なっている。
カセットこんろ・カセットボンベの国内シェアではトップを誇り、アウトドアユースに適したカセットガス式こんろを販売している。
▼参考記事
焼き鳥をするなら「炙りや」におまかせ!
「炙りや」は、イワタニ発の1~2人用の炉端焼き機。焼き鳥をするならイチ推しのガスコンロだ。
炙りやの愛用者に、商品の特徴と魅力を聞いてみよう。
「炙りや」とは?
炉ばた焼き 炙りやⅡの特徴
「炙りや」は、セルフ炉端焼きを自宅やアウトドアで気軽におこなえるのがコンセプトのガスコンロ。
本体のサイズは横幅が40.9cm、縦幅が21.4cm、高さが13.4cm。パーツは大きく分けて、本体、水皿、輻射板(ふくしゃいた)、網の4つ。本体のバーナーから出る火の熱で、網に乗せた食材を焼く調理器具となっている。
炉ばた焼き 炙りやⅡの魅力
【1】カセットボンベが使えて準備が楽
バーベキューで障害になりがちなのが、火の用意。薪を集めたり火を起こしたりはキャンプの醍醐味ではあるが、初心者にはやっぱりハードルが高い。
炙りやⅡは、燃料にカセットボンベを装着してつまみをひねるだけで、着火が可能。面倒な火の準備を大幅に省略できる。とにかくバーベキューを楽しみたい人にぴったりだ。なお、カセットボンベは別売りなのでご注意を。
【2】輻射熱の力でムラなく美味しく焼きあがる
輻射熱(ふくしゃねつ)とは、遠赤外線で伝わる熱のこと。
たとえば炭火焼きでは、炭そのものに食材を直接当てない。炭火から少し離して食材を置いておくと、炭から出る遠赤外線で食材がじんわりと加熱されていく。この時の熱が、輻射熱なのだ。
炙りやⅡには、この輻射熱を効率よく伝えるための輻射板が付属している。本体のバーナーから発する火で輻射板を暖めることで、輻射熱を放出。その熱で、網の上のお肉や野菜を焼きあげる寸法。
なぜ、直火ではなく輻射熱を使うのだろうか。それは、輻射熱が食材をおいしく焼きあげてくれるから。
輻射熱による加熱は直火と比べて均一に進むため、ムラなく炙ることができる。また、表面を万遍なくすばやく加熱するので、旨味を逃さず閉じこめる効果も期待できるのだ。
例えば輻射熱で仕上げた焼肉は、肉汁たっぷりでジューシー。このように、お店の味をアウトドアで贅沢に堪能できる。
【3】串焼き、網焼きどちらもできてレパートリーが広い
炙りやⅡは網焼き・串焼きの両方に対応。焼き鳥だけではなく、その日の気分によって海鮮串焼きや網でバーベキューにチャレンジするのもいいだろう。
串焼きへの切り替えはとても簡単で、輻射板についている串焼きステーを網の代わりにセットするだけ。「前半は焼肉で、後半は串焼きにしよう」なんて使いわけも面白い。
▼参考記事
BE-PAL読者も愛用!使用シーンを見てみよう
教えてくれた人:BunTgwさん
炭火で焼くのと同じくらいの火力がありすごく便利。
ワンデイキャンプでも行ってすぐ豪快に肉が焼けるし、撤収もラク!
ラムチョップも肉のかたまりだって!
スペアリブも!
ホルモンだって!
ちびパンでアヒージョをあっためながらの焼肉!
▼参考記事
一家に一台備えたい「炙りや」
串焼き・網焼きどちらも楽しめる炙りや。焼き鳥はもちろん、バリエーション豊富に焼き料理を堪能してほしい。
イワタニ ガス炉ばた焼器 炙りやII ホームメイドシリーズ CB-ABR-2
▼参考記事