青く深き湖で過ごす、まったり時間
富士五湖は、864-866年に発生した「貞観(じょうがん)の噴火」の際に大量の溶岩が“せのうみ”に流れ込んで分断され、西湖と精進湖、本栖湖ができたと考えられています。
西湖は透明度が高く、深いところでは水深70mあり、本栖湖に次いで深い湖です。湖水のほとんどは富士山から湧き出したものだとか。
今回湖上を案内してくれたのは、PICA富士西湖のカヌーインストラクター、中嶋武司さん。まずは水の上に出る前に、陸でパドリングの練習。
「西湖は静水なので、カヌーやカヤック、SUPなど、はじめての人にもおすすめです。ただし5、6月は風が強いので、転覆防止のためにも強風時は避けましょう」
と、中嶋さん。水をいっぱいつかむためにストロークは大きく、パドルを目で追わず、進行方向を見るのが上手に漕ぐコツだとか。
水分補給のためのケータイマグを携えたら、カヌーに乗り込み、湖に漕ぎ出します。カヌーはオープンデッキになっていて、ブレードが一方にしかないシングルブレードパドルを使います。
操舵に多少コツが必要ですが、ゆったり気分が味わえるうえ、3人で乗ることもできるので、小さいお子さん連れの家族でも挑戦できます。
西湖は、2010年に約70年前に絶滅したとされていた魚「クニマス」が発見されたことでも有名です。このキラキラとした水の下で、悠々と泳いでいるのかもしれません。
「カヌーの上から釣りをするのもいいですよね」と、釣りが趣味の森さん。西湖ではヒメマスやニジマス、ワカサギ、ヘラブナなどが釣れるそうです。「北海道の屈斜路湖でカヌーをしながらコーヒーを飲める場所があって。そんなところにもいつか行ってみたいです」
「僕のおすすめは……何もしないことかな。参加者の皆さん漕ぎたがるんですが、漕がないでただ浮くだけ。その浮遊感を味わうのがいちばん気持ちいい。スピード感を味わいたいならモーターボートでいいわけだし。自然に身を任せている感覚がなんともいえないんです」と、中嶋さん。のんびりと話しながら、ケータイマグに入れた冷たいお茶をゴクリと飲み干します。
「たしかに、この揺れ心地いいですよね。私も、スキルを競うようなテクニック系は苦手なので、釣りして、焚き火して、みんなで寝る。ときには地場の野菜を買って料理したりして。そんなまったりした時間の使い方が好きです。今度はどんちゃんと一緒に乗りたいなぁ」
自然体のふたりの間に、なんだかほんわかした空気が漂います。
旅のお供に!
今回のハイキング&カヌーで活躍したのが、サーモスの「真空断熱ケータイマグ」。2012年に軽量コンパクトに特化した「JNL」シリーズが登場し、累計販売数は3000万本超え。サーモス史上最も売れたJNLシリーズをリニューアルした「JNL-S」シリーズは、ユーザーの要望を受け、食洗機対応に。洗いやすさと飲みやすさが進化し、飲み口が改良されています。ステンレス製魔法びんと同じ真空断熱構造で、冷たい飲み物も、温かい飲み物も、飲みごろ温度をキープします。
最新モデルでは、飲み口がより丸くなって、唇にフィットするようになりました。飲みやすさがさらに向上しています。全パーツが食器洗浄機に対応するので、お手入れも楽ちんです!
淡色パーツの飲み口を押すだけで簡単につけ外しができ、洗いやすい。すみずみまで丁寧に洗えるから、いつでも清潔!
※取材協力/PICA富士西湖 https://www.pica-resort.jp/saiko/
アウトドアカルチャーの発展を支えてきたサーモス120年の歩みもこの連載「サーモスと楽しむ心地よい時間ーTHERMOS 120th Anniversaryー」で紹介予定です。次回もお楽しみに!
サーモス120周年サイト https://www.thermos.jp/thermos120thanniversary/
提供/サーモス https://www.thermos.jp/
- 真空断熱ケータイマグ/JNL-S500 https://www.thermos.jp/product/detail/jnl-s500.html
- 真空断熱ケータイマグ/JNL-S350 https://www.thermos.jp/product/detail/jnl-s350.html
- 真空断熱ケータイマグ/JNL-S600 https://www.thermos.jp/product/detail/jnl-s600.html
- 真空断熱ケータイマグ/JNL-S750 https://www.thermos.jp/product/detail/jnl-s750.html