関西の子ども向けアスレチック
小さな子どもを持つ家庭におすすめのアスレチックを、3スポット紹介します。ゲーム・アニメとコラボレーションしているところや、攻略しやすい難易度のアスレチックもあるので、幼稚園生や小学生の子どもも楽しめるでしょう。
ニジゲンノモリ(兵庫県)
兵庫県淡路市にあるニジゲンノモリでは、ドラゴンクエストやNARUTO、クレヨンしんちゃんなど、さまざまなゲーム・アニメのアトラクションを楽しめます。
例えば『NARUTO&BORUTO 忍里』では、高さ約11mの立体迷路『天の巻』と、里を周りながらミッションクリアを目指す『地の巻』のアトラクションが体験できます。天の巻と地の巻は、原作の中忍選抜試験に出てきた巻物であり、NARUTOの世界観に入り込みたい人にはたまらないでしょう。
『クレヨンしんちゃんアドベンチャーパーク』では、四つの難易度に分かれているアスレチックや、約225mと約140mの往復ジップラインを体験できます。ジップラインとは、ワイヤーを滑車で滑り降りる遊具で、空を飛ぶような浮遊感とスピード感を味わえます。
他にも、モンスターハンターやBLEACHなどのアトラクションがあり、ゲーム・アニメファンの大人にもおすすめです。
PANZAてんしばイーナ(大阪府)
大阪市の天王寺公園内にあるアスレチックで、大きく『noborun!(ノボルン)』と『sorarun!(ソラルン)』の二つに分かれています。
noborun!は、本格的なクライミングに挑戦できるコースで、世界有数のクライミングメーカーが開発しました。登りきるには戦略も必要で、頭と体を同時に鍛えられます。
sorarun!は、高さ最大約8mの空中アスレチック『アドベンチャーコース』と、丸太やジャングルジムを攻略する『プレイフルコース』の2コースです。アドベンチャーコースでは、自分でコースを決めながら毎回違ったルートを楽しめます。
プレイフルコースは、飛び跳ねたりよじ登ったりと、3歳以上・30㎏未満の子どもなら誰でも挑戦できます。休日は混雑が予想されるため、予約してから行くのがおすすめです。
【公式】PANZAてんしばイーナ 大阪市内のクライミング、アスレチック施設!お出かけや観光に最適!最高の遊び場
LOGOS LAND(京都府)
京都府城陽市にあるLOGOS LANDは、アウトドアブランドLOGOSとコラボレーションしたアスレチックです。約1万3,000平方mにも及ぶ広大な敷地で、自然を感じながら思いきりアスレチックで遊べます。
大型アスレチックの『バンクーバー砦』は、その名の通りバンクーバー砦をモチーフとしており、7種類の遊具があります。攻略難易度は高くないため、小さな子どもでも遊びがいがあるでしょう。
他にも、最長約140mの『ローラースライダー』や、飛んだり跳ねたりして遊べる『ふわふわドーム』も人気があります。ロゴスアイテムを借りて、園内でピクニックも可能です。
関西の大人も楽しめるアスレチック
せっかく親子で出かけるなら、自分も楽しみたいと思う保護者は多いかもしれません。大人でも遊びごたえのある、おすすめアスレチックを4スポット紹介します。
六甲山アスレチックパークGREENIA(兵庫県)
兵庫県にあるGREENIA(グリーニア)は、日本最大級ともいわれる巨大なアスレチックです。陸上・水上・空中などジャンル別に七つのエリアに分かれており、1日いても飽きない広さです。
陸上アスレチックには、スタンダードな『ワンダー ヤマンボー』や、大きなパワーがいる『デ カイリキ』が用意されています。水上アスレチック『ワンダー アメンボー』は、34のポイントを擁し、難易度の高いコースもあるため大人でも苦戦するかもしれません。
森アスレチック『メチャ フォレスト』は、樹上最大約15mとスリル満点です。さらに、200m以上をロープと滑車で滑空する『ジップスライド』も体験できます。
日本最大級アスレチックパーク|六甲山アスレチックパークGREENIA|陸上・水上・空中・森・フィールドアスレチックが楽しめる!
万博BEAST(大阪府)
万博記念公園内にある万博BEASTは、世界最大級といわれるアスレチックタワーです。4階層と屋上からなるタワー状のアスレチックに、121種類ものアクティビティが用意されています。
コースは決まっておらず、多くのアクティビティがあるため、混雑による待ち時間が少ないのもポイントです。遊ぶ際は常に体をワイヤーとつないで、安全を守ります。
新しくできた『カリヨン』は、地上約24mにせり出した鉄骨を渡り、鐘を鳴らすスリル満点のアクティビティです。
【公式】万博BEAST(ビースト)|BAMPAKU BEAST
冒険の森おうじ(奈良県)
奈良県王子町にある冒険の森おうじは、菩提キャンプ場にオープンしたアスレチックです。『アドベンチャーコース』と『ディスカバリーコース』の二つは、大人でもやりがいがあります。
アドベンチャーコースでは、地上約10m以上の樹上アスレチックで、各コースの終わりにはジップラインがあるため爽快感は抜群です。ディスカバリーコースは、身長110cm以上の小学生から挑戦できる、初心者にもおすすめのコースです。
大阪府との県境付近に位置するため大阪からも訪れやすく、また公共交通機関でもアクセスできます。
ネスタリゾート神戸(兵庫県)
兵庫県三木市にあるネスタリゾート神戸は、約230万平方mもの広さを誇る、大自然を冒険できるテーマパークです。1Dayパスを使えば、30以上のアトラクションが遊び放題です。テーマパークではプールや温泉、レストランでの食事も楽しめます。
日本最長最速をうたうジップライン『スカイ・イーグル』は、うつ伏せ状態で滑空し、まるで鷲のような気分を味わえる目玉アトラクションです。
他にも、難易度別の4コースに分かれているアスレチック『スカイジャングル』や、『キッズ・アドベンチャータワー(10月オープン予定)』も用意されています。大人はもちろん、子どもも満足できるでしょう。
関西の室内アスレチック
室内アスレチックは、天候に左右されずに遊べるのが魅力です。週末の予定を崩さずに訪れられる、おすすめの室内アスレチックを紹介します。
VS PARK ららぽーとEXPOCITY店(大阪府)
VS PARKは、『足つぼPK』や『にんげんカーリング』など、バラエティ番組のようなアトラクションが楽しめるスポットです。ららぽーとEXPOCITY店では、2フロアに計29個のアクティビティがあり、1日いられるボリュームがあります。
回転する障害物をよける『Jump×Jump』や、ミニラケット・巨大ラケットで勝負する『ユーモア卓球』など、体を動かしながら笑いもある新感覚の施設です。
ららぽーと併設なので、ショッピングできるのもポイントです。VS PARKは、イオンモールKYOTOやセブンパーク天美店などにもあります。
VS PARK ららぽーとEXPOCITY店 | VS PARK | その他の施設 | バンダイナムコアミューズメント
トンデミ枚方(大阪府)
トンデミ枚方は、枚方モールに2024年9月6日にオープンしたばかりの屋内アスレチックです。トランポリンやクライミング、映像を使ったコンテンツなど、幅広い種類のアクティビティを集めています。
中でも、トランポリンが目玉です。自由に遊べるフリーゾーンや、ダンクシュートを打てるダンクゾーン、飛び込みができるジャンプピットなどのエリアが用意されています。
小さな子どもが遊べるキッズエリアもあるため、年齢に関係なく楽しめるでしょう。
トンデミ枚方 | トンデミ | その他の施設 | バンダイナムコアミューズメント
てんとう虫パーク河内長野店(大阪府)
大阪府河内長野市にあるてんとう虫パーク河内長野店は、大型トランポリンや、ロッククライミングの1種であるボルダリングなど、さまざまな屋内アミューズメントが体験できる施設です。
3on3バスケットやバドミントン、テニスコート(予約可)など本格的なスポーツを楽しめます。カラオケルームも34室あるので、運動に疲れたら体を休めながら歌えます。
途中退室可の『まるまる1日券』も用意されており、価格もリーズナブルなので遊び尽くしたい人におすすめです。
関西の穴場アスレチック
知る人ぞ知る、関西の穴場アスレチックを紹介します。混雑を避けたい人や、定番を少し外したスポットを探している人におすすめです。
フォレストアドベンチャー・栗東(滋賀県)
フォレストアドベンチャー・栗東(りっとう)は、馬の町として有名な滋賀県栗東市にあるアスレチックです。難易度別に『アドベンチャーコース』と『キャノピーコース』が用意されており、後者は身長110cm以上の子どもなら誰でも挑戦できます。
ハーネス着用のもと、控えめの難易度のアスレチックに挑戦できます。ジップスライドも体験できるため、アスレチックデビューにもおすすめです。
アドベンチャーコースは、大人同伴で、小学4年生以上または身長140cm以上から参加できます。攻略しがいのある樹上アスレチックと、約100mのジップラインが楽しめます。
フォレストアドベンチャー・栗東 | フォレストアドベンチャー
ソラカケル(兵庫県)
神戸市北区にあるソラカケルは、地上約7m・全長約200m・全18エレメントの空中アスレチックです。スタート時に、ゴールするまで外せない命綱を装着することで安全を守ります。
空中アスレチックの他に、小さな子どもも遊べるサイコロ型のアスレチックも用意されています。料金プランは各アスレチックの組み合わせで細かく展開されているので、遊び方に合わせてお得なプラン選択が可能です。
子どもにとって高所は怖いものかもしれませんが、大人と一緒にクリアすることで成長できるでしょう。
神戸-地上7メートのアトラクション・アクティビティ|天空×大冒険 ソラカケル【公式】-ホームページ
滋賀農業公園ブルーメの丘(滋賀県)
蒲生郡日野町にある滋賀農業公園ブルーメの丘は、中世ドイツの農村をイメージした公園です。園内には、72のクライミングアトラクションが入った『アルプスジム』があり、高さ約17mのスリルを体験できます。
難易度別にキッズコースとアルプスコース、72コースチャレンジプランが分けられていますが、順路は決まっていないため混雑を気にせず遊べるでしょう。キッズコースは、身長100~125cm未満、体重40㎏未満までの子どもが挑戦できます。
キッズコースと難易度高めの72コースを使い分けるなど、家族みんなが楽しめるスポットです。
滋賀農業公園ブルーメの丘【公式】-大人も子供も楽しめるアウトドア・アクティビティ-|
関西の格安で遊べるアスレチック
お財布に優しい料金で遊べるアスレチックを三つ紹介します。大人でも1,000円以下で遊べるスポットをピックアップしました。
滋賀県希望が丘文化公園(滋賀県)
滋賀県野洲市にある滋賀県希望が丘文化公園は、無料で入園できます。フィールドアスレチックの入場料は、大人700円・小中学生350円で、ファミリー割引もあります(税込価格、2024年9月現在)。
コースは、約1,000年前に活躍した俵藤太(たわらとうた)が大百足(おおむかで)を退治する、日本の伝説がテーマです。崖登りやアリジゴク脱出など、数々の障害物をクリアすることで、俵藤太の百足退治ストーリーを追体験できます。
滋賀県希望が丘文化公園 – 自然と人とが”共生”し調和した文化公園の醸成
生駒山麓公園(奈良県)
奈良県生駒市にある生駒山麓公園には、格安ながら本格的なアスレチックが用意されています。市民以外は大人500円、中学・高校生400円、4歳~小学生300円で利用可能です(2024年9月現在)。
約800mのコースに30の遊具があり、大人もしっかりと楽しめます。遊具は、生駒の歴史や伝説をモチーフにしており、運動能力や体力年齢、消費カロリーなどを算出できるスコアカードも用意されています。運動不足を解消したい大人にもおすすめです。
生駒山麓公園 公式サイト / 生駒山の中腹に広がる公園、多種多様なアクティビティで大人も子供もめいっぱい楽しむことができます
迷宮の砦(大阪府)
大阪府吹田市の万博記念公園内にある迷宮の砦は、西日本初をうたう立体迷路です。体力コースと知力コースの、2種類のコースが用意されています。
体力コースでは、足元が不安定なロープつり橋や、ボルダリングなどスリルのある遊具を楽しめます。知力コースは、多数のからくりが仕掛けられた迷路で、道を間違えるとなかなかゴールにたどり着けない知力が試されるコースです。
3歳以上は一人500円(入園料を除く、2024年9月現在)で遊べるため、万博記念公園を訪れた際は寄ってみるチャンスです。
まとめ
『アスレチックは子どもが遊ぶもの』というイメージを覆す、親子で一緒に楽しめるスポットを紹介しました。
ゲーム・アニメをモチーフにしたものから、天候関係なく遊べる室内アスレチック、格安で遊べるところなど、関西には大人も遊べるスポットが満載です。
10m以上の高さをハラハラしながら歩いたり、ロープで思いきり滑空したり、日常のストレスを忘れるような冒険ができます。この週末は、子ども連れでアスレチックスポーツを楽しんでみてはいかがでしょうか。