アウトドアスタイルの部屋とはどんな部屋?
アウトドアスタイルの部屋とは、日常でもキャンプやアウトドア感を感じられる部屋のこと。たとえば、キャンプギアを見せる収納にしたり、家具にチェアやコットを取り入れたりと、インドアとアウトドアの垣根をなくしたスタイルです。
アウトドアスタイルを取り入れれば、おしゃれでワクワクする空間づくりができますよ。スタイルやアイテムを使った部屋づくりの例をご紹介します。ぜひ参考にしてくださいね!
アウトドアスタイルの部屋作りのアイデア例
ナチュラルカラーの使用(グリーン、ブラウン、ベージュ)
室内のベースカラーをブラウンやベージュなどの、目に優しいナチュラルカラーにすると、雰囲気がグッと落ち着き、リラックス感が高まります。
また、ナチュラルカラーには「部屋が広く見える」というメリットもあります。カーテンやラグ、壁紙など、部屋のメインの雰囲気を左右する部分に取り入れるとよいでしょう。
木材やリネンなどの自然素材を取り入れる
木材やリネンなどの自然素材を効果的に取り入れるのは、アウトドアインテリアの定番です!
チェアやテーブルなどの大型家具は木製に、ソファの本体部分や、クッション、ラグなどはリネン・コットン・ウールなどの自然素材にすると、アウトドア感のあるおちついた空間を演出できます。
ただし、ナチュラルなインテリアだけでまとめると、全体的にぼんやりとした印象になりがちです。
クッションやラグに差し色を入れたり、小物や家具の一部にブラウン系の濃い目の木カラーを入れたりしてメリハリをつけるとGOOD。観葉植物などを各所に配置するのも、よいアクセントになるでしょう。
キャンプギアやアウトドアアイテムをインテリアに
キャンプ用のチェアやコット、テーブルなどを、自宅の家具として使用したり、LEDランタンやオイルランタンなどを間接照明として使ったりと、キャンプギアは日常でも活用でき、それ自体がおしゃれなインテリアになります。
また、キャンプギアを倉庫や押し入れなどの見えない場所に収納するのは宝の持ち腐れ。有孔ボードやコンテナ、棚などを使用して、部屋の一角に収納個所をつくれば、自宅にいながらもキャンプ気分を味わえますよ。
アウトドアアイテムを使った部屋作りの例
ベットをコットにする
1人暮らしの方に特におすすめしたいのが、コットの活用。寝床をコットにしてしまえば、ベッドに比べて省スペースに収まり、部屋を有効活用できますよ。
コットは急な来客時のサブベッドとしても活用できるため、ひとつ持っておいて損はないアイテムです。
アウトドアテーブルをサブテーブルにする
折りたたみ式のアウトドアテーブルはサブテーブルとして使い勝手抜群、椅子の横に設置して、スマホや飲み物などをおいておくのにぴったりです。
使わないときは畳んで収納できるので、スペースの節約になり機能的。ベランダなどにも持ち出しやすい軽さも魅力です。
キッチンにアウトドアアイテムを取り入れる
最も日常に取り入れやすいのが、キッチン周りのアウトドアアイテムです。自宅でも兼用できるものが多く、キッチンに置いておくだけでもおしゃれでサマになります。
一例ですが、何枚もスタッキングできるシェラカップなどは、スタイリッシュに収納しつつ、小皿として活用できます。
ホットサンドメーカーやスキレットは、自宅でも一軍として使用できる調理器具。朝食にホットサンドを楽しんだり、ワンプレートの焼き物を調理したりできます。
キャンプ用のシングルバーナーなどは、いちどにたくさんの料理をする際や、卓上で鍋を囲む際に活用できます。
民族調の小物はアウトドアアイテムとマッチする
意外とアウトドアアイテムと親和性が高いのが、民族調の小物。オルテガ柄のラグや織物、ラタンの照明や籠などはアウトドアギアとの相性が抜群です。
要所要所に取り入れれば、アウトドアアイテムだけ並べるより、あたたかみのある空間が演出できます。
ハンモックでリラックススペースを作る
ハンモックを使えば室内に手軽にリラックススペースができます。取り付け場所となる柱や壁に穴を開け、フックなどを固定すれば設置できます。
賃貸でもハンモックスタンドがあれば設置できますよ。
間接照明としてランタンを使う
アウトドア用のLEDランタンは、光量の無段階調節ができるものが多く、間接照明として最適。テーブルの上や部屋の隅などに設置して間接照明として活用できます。
また、オイルランタンなどは、室内にいながら揺らめく炎を眺めて、アウトドア感を感じられます。ただ、LEDランタンとは違い、本物の火を扱うため、室内では十分に注意したうえで使用しましょう。
キャンプ用のギアコンテナを活用する
キャンプ用のギアコンテナは、自宅での荷物の収納にも便利。おしゃれなデザインのものが多いので、あえて積み重ね、見せる収納に活用するのもGOODです。
拾い物で自然コーナーを作る
部屋の中に自然コーナーを作るのもおすすめです。木の実や貝殻など、自然の中で拾ってきたものを飾ればミニ博物館の出来上がり。眺めれば屋内にいながら自然を感じられます。
散歩やキャンプへ出かける際に、拾い物が楽しくなり、お出かけのモチベーションもアップするのもグッドポイントです。
遊べるスペースを作る
クライミングウォールやスラックラインなどを設置して、部屋の一角に子どもがぶら下がったり、よじ登ったり、跳ねたりできる、遊びスペースを作るのもおすすめ。子どもが大喜びすること間違いなしです。見た目もアウトドア感がグッと高まります。
家でもアウトドア気分を楽しもう!
部屋のベースカラーをナチュラルカラーにし、木材やリネンなどの自然素材を取り入れれば、落ち着いた空間が演出できます。さらに、アウトドアギアや観葉植物などを生活に取り入れれば、部屋にいながらもアウトドアを感じられますよ。
キャンプ好きの方には、キャンプギアの「見せる収納」もおすすめです。ギアを眺めて、次のキャンプへのイマジネーションを膨らませるのもよいでしょう。部屋づくりの例を参考にして、ぜひお気に入りの空間を作ってください!