リッチな移動式別荘!フォレストリバーのアメリカントレーラー「ウルフパップ14CCW リミテッド」がいいぞ
  • OUTDOOR
  • NEWS
  • SUSTAINABLE
  • CAR
  • CAMP
  • GEAR
  • COOKING
  • OUTDOOR
  • NEWS
  • SUSTAINABLE
  • CAR
  • CAMP
  • GEAR
  • COOKING
  • キャンピングカー・車中泊

    2024.09.21

    リッチな移動式別荘!フォレストリバーのアメリカントレーラー「ウルフパップ14CCW リミテッド」がいいぞ

    リッチな移動式別荘!フォレストリバーのアメリカントレーラー「ウルフパップ14CCW リミテッド」がいいぞ
    キャンピングカーの達人、伴 隆之が最新モデルをレビュー。今回はアメリカを代表するRVメーカーのひとつ、フォレストリバー社の最新キャンピングトレーラーを紹介する。

    室内広々なキャンピングトレーラー

    Forest River Wolf Pup 14CCW LIMITED。全長×全幅×全高:5900×2480×3200mm。就寝定員:3人。

    キャンピングトレーラーは北米やヨーロッパ、オセアニア、中国、日本などでも製造されており、作られる国の文化や気候・環境によりデザインや機能面なども大きく異なります。

    とはいってもキャンピングトレーラー自体の魅力である、同サイズの自走式キャンピングカーに比べて室内が広いのに維持費が安く、メンテナンスもしやすいことなどは変わりありません。使わないときも子供の遊び部屋や書斎、防災シェルターに利用できるなど、便利な面があるのもトレーラーの魅力と言えます。

    今回は前回に続き、アメリカを代表するメーカーのひとつであるフォレストリバー社の最新モデル「ウルフパップ14CCWリミテッド」を紹介します。

    アメリカンモデルながらもコンパクトでけん引もしやすい

    14CCWリミテッドは全長6mを切る5.9m。本国アメリカではコンパクトモデルの扱いになるのですが、6m前後のモデルは各メーカーからさまざまなレイアウトが用意されており、日本ではとても人気のあるサイズ感となっています。このクラスだとけん引免許は必要になりますが、いろいろなヘッド車に対応できるのも見逃せません。

    2人がゆったり過ごせるぜいたくな作り

    バックドアを開けるとラダーが出せる仕様で、乗り降りもしやすい。

    このモデルの最大の特徴はエントランスを後部に設けている点で、中央には動線が延びており移動がとても楽にでき、長尺物も通路に置くこともできます。車内に入るとすぐ右手にトイレルーム、左手にシャワールームがあります。そして中央に右側に対座のソファを配したリビング、左にキッチンユニット。最前方には横向きのクイーンサイズベッドというレイアウト。

    「2人に向けた優雅な旅」というコンセプトにぴったりの作りで、ウッディで重厚な質感やベッドとソファのゆとりあるサイズ、キッチン天板の大理石調など、アメリカンテイストも加わってまるでカントリー調の別荘みたいな印象。アメリカらしさといえば給水タンクが98L、排水タンクがグレー・ブラックともに87Lもあるというのも安心です。

    おまけに彼の地との体格差かトイレとシャワーも広く、室内高もあるので日本の狭小住宅とはまるで別次元。ちなみにトイレとシャワーがエントランスから近いのは、外遊びやキャンプサイトからのアクセス性を重視しているから。シャワールームの横にあるタワー式大容量冷蔵庫についても両開き扉を採用しています。

    中央に動線があり移動も楽々。リビングには大型の窓を採用し、ミラータイプのため外から室内が見えない。左右の壁に窓が多く通気性もいい。

    トイレは高さ長さ含め驚くほど広く、着替えができるほど。

    ドアの近くにシャワールームがあるので、濡れたものを入れたり洗濯物を干したりするのにも便利。

    リビングの対座ソファは幅75cmとゆとりたっぷり。テーブルも73×65cmと大きめ。

    リビング上部には棚に加えbluetoothオーディオを内蔵。

    キッチンはガラストップ付き2口コンロを採用。シンクにもフタがあり、調理時は132×60cmの天板として本格調理もできる。

    キッチンには上部棚と電子レンジを搭載。

    常設のクイーンサイズベッドは長さ185×150cmと広々。上部にはカウンターも備わっているほか、寝心地も上々。

    ベッド下は広大な収納スペース。外部からのアクセス扉も装備。

    リビングはベッド展開すれば180×75cmと大人1人の就寝が可能。

    装備面では電動サイドオーニングをはじめ、ソーラーパネルに外部シャワーなどが標準装備されており、13BCWリミテッド同様にオプション装備を購入しなくてもほとんどの装備が最初から備わっているのでそのまま旅に出かけられる仕様なのもうれしいポイントです。

    プライベート感が高く、独立してシャワーやトイレも備わったウルフパップ14CCW リミテッド。価格は602万8000円〜(取材時の価格で為替により変動する可能性があります)。

    問)プラチナムインターナショナル

    伴 隆之さん

    編集者・ライター

    大学卒業後、自動車専門誌の編集者として勤務し、その後独立。1999年から2年ほどカリフォルニアに住んでいたこともあり、アウトドアと旅が趣味。ニュージーランドでのキャンピングカー旅が特に好きで南北計4回ほど走破。現在は旅やキャンピングカーを中心にアウトドアやオートバイなどの誌面や動画を製作。愛車は1967年式イノチェンティ・ランブレッタと日産エルグランドをベースに自身で製作した車中泊カー。他誌にて全国のRVパークを巡り、その魅力を紹介中。

    NEW ARTICLES

    『 キャンピングカー・車中泊 』新着編集部記事

    松本明子さんの軽キャンレンタカー業は、インバウンド需要でウハウハ?

    2024.09.20

    長期間の車中泊旅で電源を確保するための電気製品3選!防災用としても役に立つものばかり

    2024.09.17

    キャンピングカーで行く5つのメリットを紹介!混雑必至の日本三大花火「大曲の花火」へ行ってみた

    2024.09.17

    アメリカのキャンピングトレーラーには夢がある!とっても広~い室内をチェックしてみた

    2024.09.16

    車中泊の残暑対策にも!ハイエースに簡単に後付けできる車用の網戸「ロールインバグネット」レビュー

    2024.09.15

    バンコンおすすめ16選|キャンピングカーの定番ハイエースからコンパクト・軽モデルまで紹介

    2024.09.08

    トイレの処理は?シャワーはどうしてる?ちょっと大きなヨーロッパ製キャンピングカーの水回りと給排水事情

    2024.09.03

    ハイエースをアウトドア仕様にカスタム!注目のキット&モデルを紹介

    2024.09.03