イヤーマフラーの選び方
イヤーマフラーは、寒い季節に大活躍するアイテムです。近年はさまざまなタイプのイヤーマフラーが販売されているので、まずは失敗しない選び方のポイントを見ていきましょう。
利用シーンに応じた形状
イヤーマフラーの形状は、主に次の4タイプです。それぞれの使用感や、フィット感を考慮して選びましょう。
- カチューシャ
- バックアーム
- フレームレス
- ヘアバンド
カチューシャは頭の上に乗せるようにして使うタイプで、しっかり装着しやすい点がメリットです。髪型を崩したくない場合は、アームが頭頂部に触れないフレームレスやバックアームを選ぶとよいでしょう。
また、ウィンタースポーツやアウトドアには、ずれ落ちにくいヘアバンド付きのデザインが適しています。
肌触りや季節感に合った素材
素材によっても、使い心地が大きく変わります。毛足の長いボアやファーは、肌触りが柔らかく暖かいため、保温性を重視する人におすすめです。
ニットも、冬の定番素材の一つです。中でも、裏起毛加工のイヤーマフラーはしっかり冷気を防いでくれます。
なめらかなフリース素材は、薄手で音の聴こえ方に影響を与えにくいのが特徴です。ビジネスシーンにも使える、すっきりしたデザインも見つかります。
また、イヤーマフラーは肌に直接触れるため、肌が弱い人は注意が必要です。過去に肌荒れした経験がある場合は、刺激の少ないコットン素材を選ぶとよいでしょう。
防音性やサイズ調節などの機能
イヤーマフラーは耳を温めるだけではなく、さまざまな機能が搭載されたものもあります。
音楽を聴きながらソロキャンプや通勤・通学したい場合には、ステレオサウンド機能付きが便利です。ヘッドホン代わりに使えるため、真冬でも快適に音楽を楽しめます。
音を遮断したい場合は、防音性の高いイヤーマフラーを選びましょう。サイズ調節機能があると、頭にしっかりフィットさせられます。
バックアーム型やヘッドホン型を選ぶなら、アームの長さをアジャスターで調節できるものがおすすめです。ヘアバンドタイプは、伸縮性のある素材だと自在にフィットします。
デザイン重視!おしゃれなイヤーマフラー3選
冬場になると、毎日といってよいほどイヤーマフラーの出番があるので、ファッション性も重視したいところです。そこで、デザインと機能性を兼ね備えた、おしゃれなイヤーマフラーを3点紹介します。
ニューエラ「ニット イヤーウォーマー」
表面にはスタイリッシュなリブニット、内側には肌触りのよいフリース素材を使用した、ヘアバンドタイプのイヤーマフラーです。気軽に洗濯できて、いつも清潔にしておけるので、きれい好きな人にもぴったりです。
リブ編みなので伸縮性があり、細かいサイズ調整は必要ありません。頭にぴったりとフィットするので、思い切り走っても外れることはないでしょう。
黒一色にワンポイントが付いたごくシンプルなデザインで、スポーティーなコーディネートによく似合います。
- 商品名:ニューエラ「ニット イヤーウォーマー」
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CA4LA「BACK ARM」
おしゃれ上級者におすすめなのが、CA4LAの『BACK ARM』です。黒・ベージュのベーシックタイプのほか、ネイビーチェック、ホワイト×ブラックのミックス柄が選べます。
形状はバックアームタイプで、ヘアアレンジの邪魔になりません。帽子とダブル使いしてもかっこよく決まるので、キャップスタイルが好きな人にもおすすめです。
毛足は短めですが、表地にはウールが使用され、温かみのあるデザインになっているのが特徴です。折り畳んでコンパクトに持ち運べるため、バッグのちょっとしたスペースに収納しておけます。
- 商品名:CA4LA「BACK ARM」
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アディダス「イヤーウォーマー」
暖かくて、スタイリッシュなイヤーウォーマーを探している人におすすめの一品です。表地がスムースなジャージー素材になっており、全体的にすっきりとしています。
屋外で行うゴルフ用のイヤーウォーマーなので、保温性は抜群です。耳当て部分には中綿が入っており、キンと冷える空気の中でも顔周りを暖めてくれます。
バックアーム部分に施されているのは、アディダスの象徴・スリーストライプスです。のっぺりしがちなモノクロのデザインを、スリーストライプスが引き締めています。
リサイクル素材を40%以上使用した、地球環境にも優しいアイテムです。
- 商品名:アディダス「イヤーウォーマー」
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ほっこり感がかわいいイヤーマフラー3選
「どんなに寒いアウトドアでも、かわいいファッションは譲れない」と思っている人もいるでしょう。『ふわふわ』『もふもふ』そんなアイテムに弱い人にイチ押しの、ほっこりイヤーマフラーを3点ピックアップしました。
UGG「Sheepskin Embroidery Earmuff」
『UGG』の刺繍ロゴがアクセントになった、ムートン生地のイヤーマフラーです。シープスキンのムートンブーツで有名になった同ブランドのイメージに劣らない暖かさがあります。
定番カラーのキャメル×ホワイト・ブラック・ブラウンのほか、モーヴピンクを合わせた4色が展開されています。
カラーによってガラっと印象が変わるので、ファッションのテイストに合わせて選ぶとよいでしょう。
- 商品名:UGG「Sheepskin Embroidery Earmuff」
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PAUL & JOE「チャーム付フェイクファーイヤマフラー」
ふんわりと優しいファッションアイテムを好む人には、PAUL & JOEの『チャーム付フェイクファーイヤマフラー』がおすすめです。
細いアームにふわふわファーの耳当て部分が特徴で、かわいらしくフェミニンな印象を与えます。アームの根元を飾る、ロゴ入りの猫型チャームがポイントです。
毛足が長くふかふかしているので、まさに猫のおなかに頬ずりしているときのような着け心地です。アクセサリー感覚でおしゃれを楽しめるため、コーディネートの幅を広げてくれるでしょう。
- 商品名:PAUL&JOE「チャーム付フェイクファーイヤマフラー」
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EMU Australia「Angahook Earmuff」
シープスキン素材で作られた、ふっくらしたカチューシャタイプのイヤーマフラーです。「デザインはシンプルに、でもボリューム感が欲しい」という願いをかなえてくれます。
カジュアルからシックなスタイルまで幅広く対応できるデザインになっているため、普段使いにもぴったりです。ボリューム感はありますが、ワントーンなのでごちゃごちゃした印象はなく、大人の落ち着いたコーディネートにもしっくりきます。
カラーは、チェスナット・キャメル・ダークグレー・ブラックの4色展開です。
- 商品名:EMU Australia「Angahook Earmuff」
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暖かさ抜群!帽子一体型イヤーマフラー4選
本格的に寒くなってくると、耳だけではなく頭からしっかり保温したくなるものです。そこで、帽子とイヤーマフラーが一体になった防寒アイテムを4点紹介します。
コロンビア「ケンドリックパークファーフラップキャップ」
冬の定番素材であるコーデュロイを使用した、優れた保温性と快適な触り心地のキャップです。イヤーフラップには、モコモコの暖かいボアフリース素材が使われていて、冷たい風からしっかりと耳を保護してくれます。
イヤーフラップは、気温や気分に合わせて自由に上げ下げできるので、ファッションに合わせてアレンジが可能です。バックルで簡単にサイズ調整ができるため、どんな人の頭にもぴったりフィットし、長時間着用していてもストレスフリーで過ごせるでしょう。
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- 商品名:コロンビア「ケンドリックパークファーフラップキャップ」
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ナンガ「ヒノックリップストップ ダウンイヤーフラップキャップ」
難燃性が特徴の新素材『ヒノックリップストップ』を採用した、保温性の高いダウン入りのキャップです。火が燃え移りにくいため、何かと火を扱うことの多いアウトドアで重宝するでしょう。
フラップを下ろすと、耳だけでなく顔周りも覆うことができるので、真冬の寒い環境下でもしっかり防寒効果を発揮します。アウトドアはもちろん、日常生活でも活用できるデザインで、カジュアルスタイルが好きな人におすすめです。
- 商品名:ナンガ「ヒノックリップストップ ダウンイヤーフラップキャップ」
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フォックスファイヤー「イヤーフラップキャップ」
中綿が詰め込まれた、寒い季節にぜひとも手に入れたいキャップです。内側にはふわふわのボア素材を使用することで、厳しい冬を耐え抜く保温性を実現しています。
頭のサイズに合わせて調節可能なドローコードが付いているため、簡単に理想的なフィット感を得られるでしょう。
3色展開のうち、カーキとブラックはモノトーンですが、ネイビーのみ内側がベージュのボアを使用したツートンカラーとなっています。イヤーフラップを上げたときのフォルムがかわいらしく、年齢・性別を問わず重宝するアイテムです。
- 商品名:フォックスファイヤー「イヤーフラップキャップ」
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パタゴニア「ウィンター・ダックビル・キャップ」
「暖かくしたいけれど、熱気がこもるのが苦手…」という人におすすめなのが、パタゴニアの『ウィンター・ダックビル・キャップ』です。保温性がありながらも、頭頂部には通気性のある素材が使用されているため、スムーズに湿気を逃がします。
激しい運動中でも、常に快適な状態をキープできるのが魅力です。ポニーテール用の穴があるので、運動中は髪をまとめておきたい人も便利に使えるでしょう。
小さく丸められるデザインで、携帯性も抜群です。電車に乗るときや屋内にいるときは脱ぐなど、シーンに合わせて着脱できます。
- 商品名:パタゴニア「ウィンター・ダックビル・キャップ」
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アウトドア向け!イヤーマフラー2選
秋冬のアウトドアでは、夜間や気温が低い日の防寒対策が欠かせません。そこで、持ち運びやすさとデザイン性を兼ね備えたイヤーマフラーを2点紹介します。
モンベル「コンパクト イヤーウォーマー」
その名の通り、簡単に折り畳むことができ、非常にコンパクトにまとまるアイテムです。
ポケットや小さなカバンにすっぽりと収納できるため、寒さが気になるときにすぐに取り出して使えます。常に携帯していても邪魔にならず、急に気温が下がったときにも安心です。
肌に触れる部分はフリース素材で柔らかく、保温性に優れています。品質・価格・デザイン全てがバランスの取れた、使い勝手のよいイヤーマフラーといえるでしょう。
- 商品名:モンベル「コンパクト イヤーウォーマー」
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コロンビア「ニューファウンドダッシュイヤーウォーマー」
センス抜群な配色と優れた機能性を持っているのが、『ニューファウンドダッシュイヤーウォーマー』です。アーム部分を好みに合わせて調整できるため、まるで自分の一部のようなフィット感を得られます。
内側には毛足が長く、保温性の高いボアフリース素材を使用しているため、寒い日でも耳周りをしっかり暖かく保てます。
コンパクトに折り畳めるので、バッグにすっぽり収まり持ち運びも簡単です。アウトドアをはじめ、ちょっとしたお出かけでも、いざというときの防寒対策に役立ってくれるでしょう。
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- 商品名:コロンビア「ニューファウンドダッシュイヤーウォーマー」
- 公式オンラインストア:商品はこちら
まとめ
イヤーマフラーを選ぶ際には、形状・素材・機能の三つがポイントとなります。形状については、通勤やスポーツなど、使用シーンに合わせてフィット感を重視するとよいでしょう。
また、季節や肌触りに合った素材を選ぶことで、暖かさやデザイン性を楽しめます。サウンド機能やサイズ調整など、機能面のチェックも必須です。
目的やスタイルに合ったイヤーマフラーを見つけて、夏とは違う秋冬キャンプの魅力を心ゆくまで堪能しましょう。