さんまのアヒージョのレシピ
材料(2人分)
- さんま 2尾(約200g)
- ホワイトマッシュルーム 10個(約100g)
- にんにく 1かけ
- 鷹の爪 2本
- 塩 適量
- オリーブオイル 150ml
- 粗挽き黒こしょう 適量
- 乾燥パセリ 適量
1品目にご紹介するのは、キャンプ飯の定番アヒージョ。具材にはホワイトマッシュルームをあわせて、シンプルながらも香り高い一品に仕上げます。ちなみに、調理には8インチ(直径約20.2cm)のスキレットを使用しているので、作るときの参考にしてください。
さんまのアヒージョの作り方
まずは、さんまの頭と内臓を取り除き、3cm幅に切りましょう。さらに、水洗いして水気を切ったらキッチンペーパーで水分を拭き取り、塩を振って10分ほど置きます。出てきた水分をしっかり拭き取ったら、さんまの下ごしらえは完了です。
続いて、マッシュルームは半分に切りましょう。
さらに、にんにくは芯を取り除いてみじん切りにし、鷹の爪はヘタを切り落として種を取り除きます。
続いて、スキレットにオリーブオイルとにんにくを入れ、弱火で加熱しましょう。
香りが立ってきたらさんま、ホワイトマッシュルーム、鷹の爪を加え、5分ほど煮ます。
ときどき、さんまとマッシュルームをひっくり返し、全体に油がなじんだら火から下ろしましょう。
仕上げに粗挽き黒こしょう、乾燥パセリをちらして完成です!
具材とオイルを絡めて頬張ってみると、さんまの身にマッシュルームのうま味、にんにくと唐辛子の相性バツグンでやみつきに。さらに、仕上げの粗挽き黒こしょうのおかげで味が引き締まり、最後のひと口まで重たくなりません。アヒージョらしい香ばしさはありながらも優しい味わいで、バゲットはもちろん、炊きたてのごはんとも合いそうなアヒージョに仕上がりました。
さんまの和風パエリアのレシピ
材料(2人分)
- 無洗米 1.5合
- さんま 2尾(約200g)
- しめじ 1株(約140g)
- にんじん 1/3本(約50g)
- 塩 適量
- サラダ油 大さじ1
- (A)水 300ml
- (A)しょうゆ 大さじ1
- (A)和風顆粒だし 小さじ1
- 刻みネギ 適量
2品目にご紹介するのはパエリアのレシピ。アヒージョににんにくや唐辛子などの香りが強い食材を使用した分、こちらはしょうゆベースのやさしい風味に仕上げます。ちなみに、調理には直径約22cmのアルミニウム合金製フライパンを使用しているので、作るときの参考にしてください。
さんまの和風パエリアの作り方
まずは、さんまを4等分に切って内臓を取り除き水洗いしましょう。しっかり水気を切ったら、塩を振って10分ほど置いておき、出てきた水分をキッチンペーパーで拭き取ります。アヒージョと同じく、ここまでは自宅で済ませておくと現地での調理が楽になりますよ。
続けて、にんじんは短冊切りにし、しめじは手でほぐしましょう。
さらに、さんまの表面をバーナーで炙って焼き目を付けましょう。フライパンで焼いても良いのですが、さんまは皮が脆く、表面に張り付いてボロボロになってしまうことも。クッキングシートやアルミホイルを利用する手もありますが、バーナーの方が手間がかかりませんし、キレイに焼けて焼き加減の調節も簡単です。
さんまに程よく焼き目が付いたら、下ごしらえは完了です。
フライパンにサラダ油を引いて弱めの中火で熱し、しめじとにんじんを加えてしんなりするまで炒めましょう。
さらに、無洗米を加えて炒めます。
無洗米が半透明になったら(A)を加えて混ぜ、表面を平らにならしましょう。
続けて、さんまを並べて煮立たせたら、フタをして弱火で10分ほど煮ます。
火を止めて10分ほど蒸らしたら食卓に出し、刻みネギをちらして完成です!
ひと口食べてみると、ホロホロとしたさんまの身と、スープが染み込んだごはんの相性がバツグン。さらに、噛むほどにしめじのうま味、にんじんの甘みが広がって、まさにやさしい和の味わい。炙ったさんま、炒めた米と具材のおかげで、炊き込みごはんとは一味違った香ばしさが楽しめるパエリアに仕上がりました。
アレンジしやすいさんまで秋のキャンプ飯を楽しもう!
じつは、さんまクセが少なく、意外と味付けの調味料や調理法を選ばない魚です。そのため、塩焼きだけでなく、パスタの具材として利用したりトマト缶で煮込むのもおすすめ。紹介したレシピ以外にも、いろいろなアレンジでさんまを堪能し、秋のキャンプを楽しんでください!