ママキャンプの達人に教わるお役立ち情報満載の、BE-PAL×CAMP HACK連携企画。
最終回は、「もしものときのお助けグッズ」を紹介。エマージェンシーグッズからスキンケア用品など、キャンプの不安を解消するアイテムをご紹介します!
【菅谷由理子さんファミリー編】
キャンプ歴15年以上の大ベテラン。家族3人で年間8回、20泊程度しているそう。長年の経験から、キャンプに持参しておくと安心かつ役に立つアイテムを熟知。どんなアイテムが重宝するのか、一挙に公開しちゃいます!
オリジナルエマージェンシーBOX
菅谷家では、コンテナにエマージェンシーアイテムをひとまとめにしている。「うちでは宝箱と呼んでいるんですよ(笑)」と菅谷さん。さて、その中身とは?
予備のガスカートリッジ、アリやクモの殺虫剤、乾電池、五徳、針金、着火マン、シングルバーナー、ランタン、ウインドスクリーン、ホワイトガソリン、燃料用じょうご、電源ケーブルなどなど。こまごましたものが多いので、バラバラにならないようコンテナに収納することにしたそう。かゆいところに手が届くラインアップはさすが!
「長年の蓄積から、生まれたラインアップなんです。テントがアリだらけで困った、なんて経験もありましたからね……」(苦笑)。いつも使う一軍アイテムではないけれど、キャンプ場の状況やその日の天候などで、必要に応じて取り出して使っているそう。「あれを持っていっておけばなぁ」というアイテムをすかさずメモし、買いそろえておくとよさそうですね。
【飯田みどりさんファミリー編】
6歳の男の子と3歳の女の子がキャンプを楽しめる年齢になったのを機に、2年ほど前から、ママ主導でファミリーキャンプ・デビュー。薬を持っていくのはもちろん、子供たちの安全面に気を配りつつ、道具選びも行なっている。
キャンプ用救急箱を作る
体温計、熱を冷ますためのシート、うがい薬、湿疹用軟膏、包帯、カットバンなど、おもに子供が熱を出したときやケガをしたときを想定してアイテムをそろえている。
スキンケアはは簡単! がキーワード
キャンプではメイク落としシートを愛用。「日焼け止めも子供用の、石鹸で落とせるものを使っています。キャンプではメイクにはあまり時間がかけられないので、シンプルにしています」とか。子供たちが小さいうちは、バッチリメイクはがまん!?
安全性を重視して道具を選ぶ
もしもの事態が起こらないように、飯田さんは道具を選ぶ際に、安全性を最優先している。
「ガソリンランタンは雰囲気はステキだけど、子供たちが倒すと怖いので、灯りのたぐいは、すべてLEDに。チェアも転倒しづらいローチェアにしています」。
子供の服選びも大切
水遊びで濡れたり、急に寒くなったりする場合を考えて、3~4パターンの着替えを用意。また、迷子になったときも目立ちやすいように、兄妹おそろいのものを着せることも多いとか。条件をクリアするためには、アイテムの選択の範囲は狭まるが、LEDでもウッディな雰囲気なものや、キャンパー注目のアイテムなど、お気に入りのものを探して購入。それを探すのもまた、楽しみなのだとか。その気持ち、わかります(笑)
BE-PAL×CAMP HACK連携企画【ママキャンパーに聞け!】は今回で終了です。
取材協力/キャンピカ富士ぐりんぱ
https://www.pica-resort.jp/campica-fuji/
文=松村由美子 撮影=はぎひさこ