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パッカブルの魅力
パッカブルとは、本体のポケットなどに本体全部を小さく折りたためるタイプのアイテムのこと(別にスタッフサックなどの収納袋が付属する場合は、パッカブルとは呼ばない)。英語で「パックができる」という意味の「Packable」が由来といわれている。
パッカブルの魅力は、かさばらず荷物を少なくでき、急な雨などでサッと取り出せるところだ。アイテム自体に収納袋が付いているため、使わないときは手のひらサイズなどへとコンパクトに収納できる。使う確率の低い万が一のためのアイテムや、かさばりやすいアイテムをパッカブルにすると便利だ。
アウトドアシーンだけでなく、ビジネスシーンでも十分活躍してくれるだろう。急な雨天時に着られるレインウェアは、いざというときの備えとしても重宝する。
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パタゴニア(Patagonia)
Patagonia(パタゴニア) フーディニ・ジャケット
向こう側が透けるほど薄いこのシェルを初めて見たときの衝撃を僕は忘れない。当時の商品名は『ドラゴンフライ』つまり「トンボ」といった。その名のとおり生地はトンボの羽のように薄く、いまにもスイスイと空中を飛び回りそうだった。
その後トンボは2004年に透湿性と収納性を改善し『フーディニ』と名前を変えた。以来パタゴニアの大定番製品として多くのアウトドアズパーソンに愛され続けている。
最大の魅力は着ていることを忘れてしまうほどの軽さだ。重量はわずか105gしかなく、収納すると掌にのるほど小さくなる。そして着心地がとてもいい。肌ざわりがサラサラしていてナイロン製シェルにありがちな、ペタペタと肌に張り付く気持ち悪さがないのだ。この20年間にはもっと高密度でもっと軽いライバル製品もたくさん登場したが、軽さと着心地のバランスでフーディニを上回る製品はなかなかないと思う。
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Patagonia(パタゴニア) マイクロ・パフ・フーディ
ダウンに負けない軽さ
初めてマイクロ・パフ・フーディを手にして驚いたのは、その軽さ。 ダウンジャケットと比べて重いとされる化繊綿ジャケットだが、筆者私物のマイクロ・パフ・フーディ(メンズXS)は実測で252gだった(HP公式では298g)。ある国内メーカーの軽量ダウンジャケットが約240gなので、それに引けを取らない軽さだ。
ダウンのような暖かさ
中綿のプルマフィルは、軽量かつ保温性が高い特徴を持つパタゴニア独自の素材。この中綿のおかげでマイクロ・パフはパタゴニアの製造史上、重量に対して最も優れた保温性を達成している。
さらにその保温性能をあげているのが、ウェア内の空気を循環させる独特のキルトパターン。マイクロ・パフ・フーディの暖かさはダウンジャケット同等、もしくは超えていると言っても過言ではないレベルだ。
コンパクトにパッキング可能
マイクロ・パフ・フーディは左のポケットに本体を収納することで、非常にコンパクトに持ち運ぶことができる。パッキングした大きさは、実測で横25cm×縦15cm×厚さ7cmと、500mlのペットボトル2本分程度。バックパックに入れてもさほど邪魔にはならないサイズだ。
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Patagonia(パタゴニア) トレントシェル3L・レイン・ジャケット
シンプルなデザイン、独自の防水透湿素材の快適性、手の届きやすい価格などから複数着所有という人も。100%リサイクル素材で作られ、環境負荷軽減で業界を牽引している。製造段階から環境負荷を考えた一枚。
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エル・エル・ビーン(L.L.Bean)
L.L.Bean(エル・エル・ビーン) マウンテン・クラシック・アノラック
優れた耐水性能
ナイロン糸は非常に高密度な為、水分や風を通しにくいという特徴があり、耐水性能に優れている。マウンテン・クラシック・アノラックを着用していれば、1mm程度の降雨量ならしばらく傘を差さずにいても、問題ない。
筆者の場合、設営・撤収時の小雨や、キャンプサイトとトイレなど短距離の往復などのシチュエーションでも、インナーウェアが濡れることはなかった。
小さくまとめて、持ち運びにも便利
本体腹部にはカンガルーポケットがデザインされている。当然ポケットとして小物を入れる事もできるが、このカンガルーポケットを利用して、ウェア自体を小さくたたむことができる。
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L.L.Bean(エル・エル・ビーン) ウルトラライト 850 ダウン
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ロゴス(LOGOS)
LOGOS(ロゴス) アネモスシェル
カラフルでおしゃれなジャケット「アネモスシェル」最大の特徴は、日本製高機能素材「メイプルクロス」を採用した点だ。
メイプルクロスは、国内トップレベルの技術を持つテキスタイルメーカー「丸井織物」との共同開発により誕生、LOGOSが誇るハイスペックテント「LOGOSプレミアムライン」と同等の防汚・超撥水加工で雨水を弾くことができる。
ジュースやケチャップをこぼしてもサッと拭き取れるほどの高い防汚・撥水性能で、お手入れが簡単。50回の洗濯後も撥水度3級以上の撥水力をキープするというから、撥水力の持続力もなかなかのものだ。
軽量コンパクトな素材ながら、シレー加工による防風効果がある点も見逃せない。
「アネモスシェル」は家族で楽しめるジャケットとして、おとなと子どもの使い勝手の違いにも配慮して設計されている。
大人用は襟ぐり部分に縫い付け、キッズ用は単体で平ゴムが付いており、小さく畳めるポケッタブル仕様で、気温差のある日や急な雨などに備えて持ち運ぶときに便利だ。
大人用の裾とフードにはドローコードが、袖口には面ファスナーがついており調節も可能。キッズサイズは、安全面を考慮してフードは着脱式になっているほか、袖口の面ファスナーやフードのドローコードも付いていない。
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マウンテンハードウェア(Mountain Hardwear)
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ブラックダイヤモンド(Black Diamond)
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アウトドアリサーチ(Outdoor Research)
Outdoor Research(アウトドアリサーチ) フォーレイ2ジャケット
同社のベストセラーがマイナーチェンジ。左胸のジップが斜めになることで開け閉めがしやすくなったり、以前はダブルジッパーだった中央のジッパーがシングルに変更になるなど、機能性がアップした。さらに肩回りのデザインや前面の身ごろ部分の生地をそれぞれ見直すことで、よりスッキリとしたデザインになっている。
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フーディニ(HOUDINI)
HOUDINI(フーディニ) メンズ カム アロングジャケット
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