ベーコンと卵とオリーブオイルを用意してベーコンエッグにとりかかろうとしているアナタ。ちょっとお待ちを。それで朝のこわばった体が動きだすだろうか。
「冬の朝は汁物で温まりたいですよね。朝食に使う材料で作れて、パンに合うみそ汁……ということで考えてみました」と蓮池陽子さん。
ベーコンとピーマンをオリーブオイルで炒めて、水を加えて煮立ててみそを溶く。「みそは米と麦の合わせみそを使います。寒い時季はちょっと甘いほうがおいしく感じられるから、麦みその甘みを借りました。ベーコンに塩分があるのでみその量は調整していれてください」。
料理はここからが肝心で、牛乳を足して溶き卵を回し入れ、仕上げにオリーブオイルと胡椒をひと垂らし。
オリーブオイルの香りをかぎながら、炭火であぶったパンをかじり、牛乳入りのなめらかなみそ汁で流し込んでください。ふた口目はトロトロ卵の甘みを感じながら、3口目はピーマンの清新な苦みを感じながら。4口目はベーコンのうまみと塩気を感じながら。ほら、いい朝食でしょ。
みそ大好き、アウトドア大好きの蓮池陽子さんによる「ソトみそスープ」は、Facebookの「みそパル」でも月に2回公開中です。その中から厳選したメニューを『BE-PAL』本誌奇数月発売号(次回は1月9日発売の2月号)でも紹介しています。こちらもお楽しみください。
【ソトみそスープ第32回 ベーコン、卵、ピーマンのみそ汁】
●材料(1~2人分)
ピーマン…2個
卵…1個
ベーコン…2枚
米麦合わせみそ…大さじ1〜
牛乳…大さじ2
オリーブオイル…適量
粗びき黒胡椒…適量
●作り方
1.ピーマンは縦半分に切って種を除き、細切りに切る。ベーコンは2〜3mm幅に切る。
2.鍋またはフライパンにオリーブオイル少々を熱し、1を入れて油が馴染むまで1〜2分炒める。
3.水350ml(分量外)を加えてひと煮立ちしたら、みそを溶き入れて牛乳を加え、溶き卵を回し入れる。一煮立ちさせてから火を止める。仕上げにオリーブオイル、胡椒を振る。
協力:みそ健康づくり委員会