塩で味わう!素材の旨味が引き立つ”秋の贅沢アウトドアごはん”
キャンプ場までの道すがら、道の駅や地元のスーパーなどにふらりと立ち寄り、さんまやさつまいも、きのこに栗、地酒に地元銘菓などをちょこちょこと購入しました。
今宵のキャンプは、秋の味覚満載の贅沢なごはんになりそうです。
【さんまの炭火焼き】
【材料】2人分
- さんま 2尾
- 塩 適量
- 大根おろし 適量
- すだち 1個
- 醤油(好みで)
<下準備>
- すだちは半分にカットします。
- 包丁でさんまの汚れを取り、水分を取り除きます。
- さんまに塩をふり10分ほどおきます。塩をすることで臭みと余分な水分を取り除くことができます。余分な水けをふき取ります。
- 焼き網に薄く油を塗っておきます。
- 炭を起こします。火起こし器で炭を真っ赤になるまで燃やします。
- 大根は焼きあがる直前におろします。
【スキレットで焼き栗】
【材料】
- 栗(鍋に入りきる量) 適量
- 塩(好みで)
<作り方>
(1)栗はきれいに洗います。浮いてきた栗は取り除きます。
(2)栗に切れ目を入れます。切れ目は丸みをおびている方に包丁で一文字、または十文字を入れます。
(3)栗に入れた切れ目を下向きにしてスキレットに並べ、蓋をして弱火で焼きます。20~30分を目安にしてください。
【秋の炮烙焼き】
焙烙焼き(ほうらくやき、ほうろくやき)は日本料理のひとつ。焙烙(素焼きの土器)に塩を敷き、松葉を敷き詰めたら食材(魚介類や野菜)をのせて、蓋をして蒸し焼きにする料理です。
素材本来の味を堪能できるシンプルな料理なので、秋の味覚を楽しむにはぴったりの調理法です。ここでは、タジン鍋に松の葉を使って蒸し焼きにしていますが、タジン鍋がない場合は、蓋つきの平たい鍋などで代用可能です。
【材料】2人分
- エビ 4尾程度
- 栗(事前に焼いたもの) 適量
- さつまいも 小1本
- きのこ(しめじ、マイタケ、エリンギ、ひらたけ、松茸など)
- ししとう(好みで)
- すだち 1個分
- 松の葉や笹の葉
- 塩 適量
- 酒 少々
- ポン酢(好みで)
<下準備>
- エビはきれいに洗い、背ワタを取り除き、軽く酒と塩をまぶします。
- きのこは食べやすく、小房に分けます。
- さつまいもはきれいに洗い、輪切りにし5分ほど水につけます。
<作り方>
(1)土鍋に適量の塩を敷き、その上に松葉を置きます。
(2)松葉の上に食材を並べます。
(3)蓋をして蒸し焼きにします。
(4)火加減は中火で、10分ほど蒸し焼きにします。途中、焼き栗とししとうを加え、さつまいもが食べごろになったら火を止め、蓋をしてさらに5分ほど蒸らせば完成です。
キャンプで味わったご当地の美味たち
秋キャンプ&観光で心身ともにリフレッシュ
ようやく暑さが和らぎ、カラダもほっとひと息つける季節がやってきました。自然の中でゆったりと秋の味覚を楽しみ、夏の疲れや日々の疲れをリセットしにキャンプに出かけてみませんか?
今回紹介したメニューのひとつ、『炮烙焼き』は、旬の素材を組み合わせることで風味がさらに引き立ちます。秋の味覚を存分に味わうために、味付けは控えめにして、素材そのもの旨味を楽しんでください。
サムネイル画像の奥に写っているのは、『姫きゅうりと青唐辛子の味噌漬け』。箸休めとして添えた一品です。青唐辛子の味噌漬けの作り方については、下部の「あわせて読みたい」からぜひご覧ください。