タクティカルライトはどんな場面で使える?
タクティカルライトとは、もともと軍や警察向けに製造されたライトです。一般では主にサバゲーを楽しむ方に愛用されています。
防水性・耐衝撃性・耐候性が高く、タフに扱え、警察官が犯罪者を照らして目くらましするのにも使用されるため、光量が強いのも特徴です。ただ、純粋なタクティカルライトはさほど多く販売されていないため、本記事では特徴の似ているタクティカルライト風のミリタリーライトも含めてご紹介します。
タクティカルライトはサバゲー(サバイバルゲーム)で使用する場合、銃に取り付け出来るタイプがおすすめです。銃を向けるだけで相手を照らせるからです。
また、タフに使えるため、アウトドアユースにもぴったり。ランタンとは違って、周囲を照らすよりもスポットを照らすのに適したライトです。
そのため、キャンプではサイトからトイレへ行く際の移動用ライトとして重宝します。また、壊れにくく、SOS点灯やストロボ機能を備えているものがあるため、災害時の使用もおすすめです。
タクティカルライトのおすすめ7選!
【MAG-LITE】 マグタック LED クラウンベゼル
米国マグライト社の上位機種モデルです。光量は320lm(ルーメン)。スイッチを押している間だけの高出力常時点灯は、瞬間的にスポットを照らすのに向いています。
強烈なストロボ発光モードを備えているため、遭難などの緊急時に、居場所を伝える用途にも使用できます。先端の部分の形状は、ガラスを割るなどの用途を考えてデザインされています。万が一車中に閉じ込められてしまった場合も頼りになる製品です。
【OLIGHT】 Warrior X 4 タクティカルライト
最大光量2,600lm。630m先まで照射ができます。本体は航空機グレードの高強度アルミニウム合金で、2mの高さからの落下耐久があり、非常に頑丈です。防水規格の中で最も高いIPX8等級を誇り、水中での使用が可能です。
MCC充電とType-C充電の両方に対応。MCC充電はマグネット式なので、ライトに吸着するだけでスムーズに充電ができます。ホルスター付きなので、ベルトのバックルやバックパックに取り付けて、容易に着脱できます。
【OLIGHT】 Seeker 4 Pro
最大光量4,600lmの驚異的なスペックを誇るライトです。最大照射距離は260m。本体サイドにある回転式のダイヤルスイッチにより、ワンタッチで無段階の調光ができます。
付属のホルスターに収納すれば、ロックされ、光量をを600lm未満に抑える機能付き。5lmのムーンモードでは、なんと15日間も充電することなく使用ができます。強い光から弱い光まで、光量の調節が自在にできるライトをお探しならば、ぴったりな商品です。
【GENTOS】 MG-843D
最大光量は240lm。IP66等級の防塵防水仕様で、風による粉塵が内部に入らず、豪雨でも浸水の恐れがないほどのスペック。2mからの落下耐久もあり、衝撃や水濡れに強いライトです。
ヘッド部分をスライドさせるだけで、簡単に照射角をコントロールできる機能がある点が、扱いやすいポイント。本体の一部分が角ばっているため、机などに直置きする際にも、転がることなく、わずらわしい思いをしない形状です。
【SUREFIRE】G2X TACTICAL
最大光量は600lm。ヘッド以外の本体部分に特殊ポリマー素材「Nitrolon」を採用し、124.7gと軽量ながら、頑強で金属製のものよりも心地よいグリップ感を実現しています。
光量の切り替えなどの余分な機能がないため、シンプルで高出力なライトをお探しならばイチオシの商品です。
【Ledlenser】 P6R Signature
最大光量1,400lm。240m先まで照射できます。防塵防水等級では最大のIP68で、過酷な環境での使用に耐えるタフなライトです。明るさは4段階に調節ができ、ストロボ点灯やSOS点灯機能があるため、緊急時にも活躍します。
マグネット式の充電器付きで、ワンタッチで充電できる点がうれしいポイントです。
【Energizer】ハイブリッド タクティカルライト YMHT61
最大光量1,200lm。200m先まで照射できます。あらゆる方向からの水の飛まつを受けても影響を受けない、IPX4の防水等級です。
リチウムイオン電池が内蔵されており、基本的にはUSB充電で使用し、コスパを抑えられますが、単三型乾電池6本でも使用ができます。万が一屋外で充電が切れてしまった場合も、単三電池に取り換えて、継続使用できるのはメリットです。
Energizer
ハイブリッド タクティカルライト YMHT61
本体サイズ(mm):高さ49×幅49×奥行198 重量:約267g(電池含まず)
タクティカルライトを使用する上での注意点
タクティカルライトは光量が多く、長距離を照らせるのがメリット。ただし、そのぶん思いもよらないほど先まで光が届いてしまうため、キャンプサイトで使用する場合は誤ってほかのサイトや人を照らさないように配慮しましょう。
また、商品にもよりますが光量が高いモードで運用すると、バッテリーの消費が激しくなります。一般的なLEDランタンの感覚で使用すると、すぐにバッテリー切れをおこしてしまう点は注意が必要です。
用途に合わせたタクティカルライトを選ぼう!
防水機能が高く、頑丈で、長距離のスポットを高出力で照らせるのがタクティカルライト。
アウトドアでは夜間の散策や、キャンプサイトからの移動の際に重宝します。災害時にはフラッシュ機能や、SOS点滅機能があるものがおすすめです。サバゲー・キャンプ・登山などのシーンはもとより、日常でも役に立ちます。用途に合わせた光量や防水防塵機能のあるものを選び、ぜひ活用してください。