家庭用包丁だと大きくて鞘(さや)がないから持ち運びが面倒だ。折りたたみナイフだと刀身が細すぎて使いにくい。ブッシュクラフトナイフだとゴツすぎて扱いにくく、焚き火と併用すると汚れてしまう。
『BE-PAL』のオリジナルブランド「BE-PAL OUTDOOR PRODUCTS」は、それらの難点をクリアした刃物を開発した。その名も「ハンディ―CAMP包丁」だ。
「ハンディーCAMP包丁」の5つのメリットとは
「ハンディーCAMP包丁」は、中華包丁や菜切包丁に似た「角型」と、出刃包丁に似た「剣型」の2種類がある。どちらも開発コンセプトは同じ。さっそく特徴を見ていこう。
1、コンパクトだけど刃は長い。しかも頑丈
全長は約15㎝と短いが、ハンドルを短めにして刃長をできるかぎり長くとっている。また、刃とハンドルを一体型(フルタング)とし、しかも包丁より厚め(0.4cm)にしているので、とても頑丈にできている。ハンドルには木や樹脂のグリップを取り付けず、パラコードナイフを巻いただけなので、刃物全体が薄い。
2、鞘(さや)は薄くてかさばらない
ブッシュクラフトナイフのケースは、腰に下げられるように大振りなものが多いが、料理に使うだけなら安全に持ち運べさえすればよい。そう考えて薄く小さな鞘とした。本革ではなく合成皮革なので、水はけがよく、錆び防止にも役立つ。
3、幅が広いから「つぶす」「運ぶ」が得意
コンパクトなわりに刃幅が広いのも特徴(角型は3.8cm、剣型は3.3cm)。広い平(ひら)を生かして、ニンニクやキュウリをつぶすことができるほか、切った食材を載せてクッカーに運ぶことができる。
4、とにかく切れがよい
製造は、高知県南国市のトヨクニが手がけている。トヨクニは1946年に創業し、伝統的な和式刃物の鍛造を得意とする。この包丁も土佐オリジナル白鋼という良質な鋼を用いて鍛造しており、すこぶる切れがよい。
5、9,000円を切る低価格
鍛冶師が鍛えた鍛造品でアンダー9,000円。ステンレスではなく鋼なので研ぐのが簡単、切れが落ちても研げばすぐに復活する。お得でしょ。
※この商品は[通販サイト]「小学館百貨店」から購入できます。
ハンディ―CAMP包丁/BE-PAL OUTDOOR PRODUCTS
角型:8,910円
剣型:8,800円