この「スリーパーエクストリーム マミー」は、人気の秋冬2シーズン対応の寝袋「スリーパーエクストリーム」を全面的に改良した新モデル。日本の寝袋では標準的に採用されているライトジップタイプやセンタージップ構造タイプ、従来のものより15cm短くしたタイプという計3タイプがラインナップされた。
新モデルの2つの改良点
イギリス発のアウトドアブランド「Snugpak(スナグパック)」から発売されたのは、秋冬2シーズン対応の寝袋「スリーパーエクストリーム」を全面的に改良したモデル「スリーパーエクストリーム マミー」。
改良点はおもに以下の2点。
1、身体にフィットするマミー型デザイン
デザインはスクエア型からマミー型に変更。従来のスクエア型に比べ、より身体にフィットし、コールドスポットが少なくなった。
包み込まれるような安心感で、快適な眠りを実現。冷え込む夜でもしっかりとした保温性能を提供してくれる。
2、ニーズに応じて、選べる3タイプ
それぞれ利用者や環境に応じて、3タイプが選べるようになった。
1つは、日本の寝袋で最も一般的なライトジップを採用したスタンダードなモデル。
そして新たに追加されたのは、身体にフィットしたマミー型でもファスナーの上げ下げがしやすく出入りが容易なセンタージップモデルと、要望が多かったという日本人の体格にあわせたショートサイズのモデル。
好みやニーズにあわせ、ぴったりな寝袋を選べる。
3タイプの詳細をチェック!
新たに2タイプを追加した「スリーパーエクストリーム マミー」の3タイプの詳細を詳しくチェックしていこう。
スリーパーエクストリーム マミー ライトジップ
日本の寝袋で最も採用されているライトジップは、慣れ親しんだジッパータイプなので、眠りにつく前や眠りから覚めたばかりで意識や感覚がぼんやりしているときでも迷わず操作することができる。
今まで使用していた寝袋、春夏に使用している寝袋とジッパーの向きを揃えられるのはうれしい。
また、ブラックはイギリス警察に人気のあるカラー。イギリスでは権力を連想させ、都市環境では目立つにくいという利点もある。
価格:12,980円(税込)
カラー:ブラック
サイズ:収納時;直径26×長さ43cm、展開時;縦(長さ)220×横(周囲)160cm
重量:2,100g
快適使用温度:-7℃
下限使用温度:-12℃
生産国:中国
商品ページ
スリーパーエクストリーム マミー センタージップ
センタージップは、世界各国の軍隊で制式採用されている寝袋をつくってきたSnugpakを象徴するタイプ。
スムーズで迅速に出入りが行えるセンタージップは、いついかなるときでもすぐに飛び出せることが要求される軍隊で多く採用。銃剣を持って寝袋に入って休んでいても、緊急時に素早く寝袋から出て、次の行動に移ることができる。
寒い環境下、いち早く睡眠の体勢につけるということは、何よりも快適な眠りの手助けとなりそう。
また、ネイビーは、1748年よりイギリス海軍の将校らの軍服として着用を始めた色で、イギリス海軍の進軍成功で、強い海軍の勝利のカラーとして世界中に広まった。
イギリスにおいてネイビーは忠誠、信望、謙譲を象徴とする権威あるカラー。
価格:12,980円(税込)
カラー:ネイビー
サイズ:収納時;直径26×長さ43cm、展開時;縦(長さ)220×横(周囲)160cm
重量:2,100g
快適使用温度:-7℃
下限使用温度:-12℃
生産国:中国
商品ページ
スリーパーエクストリーム マミー ショート ライトジップ
日本人の体格にあわせた、Snugpak初のショートモデル。従来モデルより15cm短い設計で、身長170cmまでの方に最適なサイズ感となっている。
今まで足元のコールドスポットによる冷えに悩まされていた人には特におすすめだ。
また、Snugpakのカラーの多くは周囲の環境に溶け込むようにデザインされているが、時には目立つことも必要。イエローは視認性が高い安全色で、極限の状況で助けを求める際に役立つ。
そもそもイエローは古くから「身を守る色」「魔除けの色」として使われていた歴史がある。
価格:12,980円(税込)
カラー:イエロー
サイズ:収納時:直径26×長さ43cm、展開時:縦(長さ)205×横(周囲)160cm
重量:2,000g
快適使用温度:-7℃
下限使用温度:-12℃
生産国:中国
商品ページ
「寝袋エリアガイド」が公開中
日本でSnugpakを展開しているビッグウイングの公式オンラインストアでは、国内47都道府県各地の月ごとの最低気温をまとめた「寝袋エリアガイド」が公開されている。
このサイトでは気温をタップすると対応するSnugpakの寝袋が表示されるので、どのぐらいの装備を揃えたらいいかの参考となりそうだ(気温データは気象庁の過去の気象データを使用)。
また、Snugpakの寝袋は洗濯機で洗うことが可能。特殊なクリーニングは必要なく、手入れはとても簡単だ。
もともと人気のある寝袋がさらに扱いやすくなったので、ぜひ早めにチェックをしてほしい。