暖房、照明、調理、保温と1台で4役をこなすアイロンストーブだが、VASTLANDの「アイロンストーブ」は、オールブラックの無骨な見た目ながら使い勝手にもこだわった構造。この冬にはぜひ、キャンプの相棒にしたい逸品だ。
「暖かみと懐かしさを感じてほしい」
もともと「アイロンストーブ」は、歴史を遡ると100年以上前の西部開拓時代、アイロンを温める目的のほか、馬車のヒーターとしても使用されていたという。ここ最近はビンテージ好きキャンパーを中心に人気急上昇中のギアだ。
アイロンストーブはそもそも実用的な4つの機能を持つ。
1、 暖房:アイロンを効果的に温められるよう熱量が確保された構造のため、効率よく暖を取ることができる。
2、 照明:一般的なオイルランタンよりも灯芯が大きいため、明るいのが特徴。また、約10cm×7.7cmの大型ガラス窓を採用しているため、広がる炎のゆらめきを楽しむことができる。
3、 調理:アイロンストーブの本体にはステンレス、天板には鉄が使用されている。そのため、天板は熱伝導率が高く、煮る・焼くなどの簡単な調理が可能。また、天板があるため調理器具に炎が直接あたることもなく、煤汚れが器具に付くのを軽減してくれる。
4、 保温:オイル満タン時の燃焼時間は約6時間。長時間熱を保ち、安定した火力を持続するため、保温力に優れている。
VASTLANDでは、古き良き時代の雰囲気を残しつつ、アイアンならではの重厚感を最大限にいかすため、細かなパーツもすべてブラックを採用。
ブランドロゴはデザインの邪魔にならないように、土台に彫り込まれている。
「無骨さの中にゆらめくオレンジ色の炎に、暖かみと懐かしさを感じてもらえたら」と開発者はその思いについてコメントしている。
VASTLANDがこだわった使い勝手
人気急上昇中のアイロンストーブだが、今回VASTLANDから登場した「アイロンストーブ」にはこだわりの構造がある。そのうち4つを紹介しよう。
1、 簡単3ステップ
点火は以下の3ステップでとっても簡単。
(1)オイルを注ぐ→(2)本体を開き、灯芯に火をつける→(3)本体上部にあるレバーで炎の大きさを調整する
2、 給油口は口径15mm
給油口は、注ぎやすい口径15mm。
中を覗き込むこともできるので、オイルの残量を目視確認することができる。
3、 落ちた灯芯が取り出せる
本体分離構造で、落ちた灯芯が取り出すことができる。
長く使用してもらいたいとの思いから、メンテナンスもしやすい仕様にしたという。
4、 クッション性に優れた専用ケース付き
付属の専用ケースは、持ち運びに便利。また、クッション搭載なので大型ガラス窓を守ってくれる。
本体
価格:17,980円(税込)
材質:本体;ステンレス鋼、耐熱ガラス、天板;スチール、つまみ・開閉ロック・給油キャップ;アルミニウム、収納袋;ポリエステル、灯芯;綿、漏斗;シリコンゴム
サイズ:使用時;約)幅17.5cm(天板装着時/20cm)×奥行12cm×高さ24cm、収納時;約)幅23cm×奥行16cm×高さ25cm
重量:約2.5kg
耐荷重:2kg
付属品:収納袋、漏斗、替え芯(予備1枚)、六角レンチ
適正容量:約300㎖ ※引火や燃料漏れを防ぐことを考慮した容量を記載(燃料タンク約4分の3)。
燃焼時間:約6時間(燃焼条件によって異なる)
アイロンストーブ替え芯 2枚セット
価格:980円(税込)
材質:綿
サイズ:約)幅10cm×長さ14.5cm×厚み3m
重量:約18g(1枚)