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高コスパなダウンジャケット選びのコツ
コスパが気になるときは、安さを重視しがちです。しかし、ダウンジャケットを選ぶ際に値段だけを見ていると、結果的にコスパがよくないものを選んでしまう場合があります。
高コスパなダウンジャケットを探す際、どのような点に注目すればよいのかを見ていきましょう。
ダウンのフィルパワーをチェック
ダウンジャケットを選ぶ際は、羽毛がどれくらい入っているかに注目して選びましょう。良質な羽毛が多く詰まっているダウンジャケットの方が、保温性が高くなります。アウトドアでは、屋外で長時間過ごすので、日常使いよりも保温性を重視して選ぶことが大切です。
フィルパワー(FP)をチェックすると、より暖かいダウンジャケットを選べます。フィルパワーとは、ダウンの膨らみ具合を数値化したもので、数値が高いものほど保温性に優れています。
屋外で着用するなら、650フィルパワー以上の良質なものがおすすめです。フィルパワーが高く、価格が安ければ、コスパが高いと判断する材料の一つにできます。
はっ水性・耐風性といった機能性も重要
コスパが高いダウンジャケットを探しているなら、ダウンの量だけでなく、生地の機能性にも注目しましょう。機能性が低いものだと、使いにくく出番が少なくなります。安価で入手できても、着用頻度が低いとコスパが高いとはいえません。
ダウンジャケットの中には、生地にはっ水機能を持たせたものや、帯電防止加工・抗菌加工を施したものなどがあります。生地の表面がはっ水加工されたものは、水分をはじいてくれます。雨や泥はねなどに強くなるので、アウトドアシーンで気兼ねなく使えるでしょう。
また、水分に弱いダウンを水ぬれから守り、長持ちさせる効果も期待できます。買い替えの頻度を減らせるものを選んだ方が、コスパが高いといえます。
【メンズ】1万円台の高コスパダウンジャケット
ダウンジャケットを購入するに当たり、1万円台なら無理なく購入できると感じる人は多いでしょう。1万円台のメンズダウンジャケットの中から、おすすめの商品を紹介します。
※本記事の価格は2024年12月現在の情報です。
モンベル「スペリオダウン ラウンドネックジャケット Men’s」
重ね着してもごわつきにくい、スナップボタン仕様のダウンジャケットです。アウターとしても、ミドルレイヤー(中間着)としても使用でき、長く出番があります。
800フィルパワーのダウンで、十分な暖かさを確保しています。保温性と軽量性を両立する『シングルキルト構造』となっていて、効率よく保温するための工夫がされている点にも注目です。
はっ水加工・帯電防止加工も施されており、ストレスなく着用できます。スタッフバッグ付きなので、コンパクトに収納でき、持ち運びも楽です。
- 商品名:モンベル「スペリオダウン ラウンドネックジャケット Men’s」
- モンベル公式サイト:商品はこちら
- 公式サイト価格:1万4,080円(税込)
コロンビア「ウエストリッジダウンジャケット」
650フィルパワーの保温性と、軽量性を兼ね備えたダウンジャケットです。ライトアウターや、厳冬期のミドルレイヤーとして活躍します。
ブランド独自のはっ水加工『オムニシールド』により、小雨程度の水ぬれに対応できるようになっています。動きやすさが考えられた適度なフィット感で、登山やキャンプなどにおすすめです。
パッカブル仕様なので、持ち歩きにも適しています。肌寒い季節のアウトドアや旅行などで、一枚羽織れるものを持っていきたいときに便利です。
- 商品名:コロンビア「ウエストリッジダウンジャケット」
- コロンビア公式サイト:商品はこちら
- 公式サイト価格:1万9,800円(税込)
【メンズ】2万円台の高コスパダウンジャケット
予算にゆとりがある場合は、2万円台のダウンジャケットにも目を向けると選択肢が広がります。暖かく機能性も高い、おすすめのダウンジャケットを見ていきましょう。
※本記事の価格は2024年12月現在の情報です。
スノーピーク「Land lightweght down jacket」
アジアの一部地域でしか手に入らなかった、海外限定コレクションのアイテムです。アウトドアだけでなく、シティファッションとしても通用するデザイン性の高さが魅力です。
インナーダウンとしても使えるよう、ラウンドネックを採用しています。屋外での着用はもちろん、室内での着用や日常使いもしやすい適度な厚みです。
従来のダックダウンに比べて綿毛が長いものを使用しており、フィルパワーは700以上と保温性も申し分ありません。
- 商品名:スノーピーク「Land lightweght down jacket」
- スノーピーク公式サイト:商品はこちら
- 公式サイト価格:2万3,100円(税込)
モンベル「アルパイン ダウンパーカ Men’s」
3万円以下で買える、本格的なアルパインダウンパーカです。800フィルパワーのダウンを使用し、厳冬期の登山やアウトドアの防寒着として活躍します。
表地と裏地の間に区切りを設けた『ボックス構造』にすることで、保温性と着心地のよさを両立しています。
ツートンカラーを使用した、スポーティーなデザインもポイントです。ポケットの裏地に起毛素材が使われ、ハンドウォーマーの役割も備えています。
- 商品名:モンベル「アルパイン ダウンパーカ Men’s」
- モンベル公式サイト:商品はこちら
- 公式サイト価格:2万5,850円(税込)
マムート「クラッグ インサレーション ジャケット」
氷点下での着用を想定して作られた、ダウンジャケットです。耐風性・はっ水性を備えており、真冬の屋外での活動をサポートしてくれます。重量は約452gと軽量性にも優れ、冬季のイベントやレジャーにぴったりです。
手首から冷気が侵入するのを防ぐために、裾と袖に伸縮性を持たせ、フィット感を高めています。右胸のブランドロゴと、左腕のロゴマークが程よいアクセントになっていて、シンプルながらもおしゃれな仕上がりです。
- 商品名:マムート「クラッグ インサレーション ジャケット」
- 公式サイト:商品はこちら
- 公式サイト価格:2万2,000円~2万7,500円(税込)
【レディース】1万円台の高コスパダウンジャケット
レディースのダウンジャケットは、さまざまなアウトドアブランドやアパレルブランドから展開されています。
豊富な種類が見つかるだけに、選ぶのが難しいと感じる人も多いのではないでしょうか。暖かさと機能性に優れた、1万円台の高コスパな商品を紹介します。
※本記事の価格は2024年12月現在の情報です。
ユニクロ「シームレスダウンパーカ」
フィルパワー750以上のプレミアムなダウンを使用し、暖かさにこだわったダウンジャケットです。
防風性・はっ水性を備え、アウトドアシーンにも対応しています。クッション襟とフードがあるため、首回りまで暖かく過ごせるでしょう。ポケットの内側にフリース生地を使うことで、指先を温めてくれるところもポイントです。
トレンド感のあるコクーンシルエットと、縫い目のないシンプルなデザインにより、暖かさとファッション性を両立しています。
フロントの開閉部に止水ファスナーを使用し、雨水が侵入しにくい作りです。XSから3XLまで豊富なサイズが展開されているので、自分の体形に合ったものを選べます。
- 商品名:ユニクロ「シームレスダウンパーカ」
- ユニクロ公式サイト:商品はこちら
- 公式サイト価格:1万2,900円(税込)
モンベル「スペリオダウン ジャケット Women’s」
キルティングパターンが印象的な、800フィルパワーのダウンジャケットです。暖かい空気が逃げにくいように、あえて縫い目を減らした独自のパターンを採用しています。
春秋はライトアウターとして、真冬はミドルレイヤーとして使える設計です。また、帯電防止加工が施されており、静電気による不快な痛みを軽減しています。洗濯後も、帯電防止加工が持続するので安心です。
- 商品名:モンベル「スペリオダウン ジャケット Women’s」
- モンベル公式サイト:商品はこちら
- 公式サイト価格:1万7,050円(税込)
コロンビア「ウィメンズウエストリッジフルジップダウンジャケット」
ブランド独自のはっ水加工が施され、小雨の中でも使えるダウンジャケットです。中綿には、650フィルパワーのダウンを使用しています。
腰部両脇のポケット以外に、内側にもポケットが設けられ、収納力が高い点も魅力です。パッカブル仕様なので、持ち運びにも適しています。
また、後ろ身頃が長く、腰回りをカバーできるデザインなのもうれしいポイントです。袖口もやや長めにデザインされ、裾はドローコードを引っ張ることにより冷気を遮断できます。
- 商品名:コロンビア「ウィメンズウエストリッジフルジップダウンジャケット」
- コロンビア公式サイト:商品はこちら
- 公式サイト価格:1万9,800円(税込)
【レディース】2万円台の高コスパダウンジャケット
2万円台のダウンジャケットの中には、ファッション性が高く、暖かさや機能性にもこだわったものが多く見つかります。アウトドアでも街中でも活躍してくれる、高コスパなレディースダウンジャケットを見ていきましょう。
※本記事の価格は2024年12月現在の情報です。
スノーピーク「Stand Neck Women’s Lightweight Down」
ソフトタッチな素材を採用し、ファッション性の高いダウンジャケットです。アウトドアユースはもちろん、タウンユースにも適したデザインです。
フィルパワーは700以上あり、軽量で着心地にもこだわっています。裏地には、抗菌加工が施されているため清潔感を維持しやすく、長い期間にわたって着用できるでしょう。
サイドポケットは、スナップボタンで開閉できるようになっており、小物類を落としにくくなっています。
- 商品名:スノーピーク「Stand Neck Women’s Lightweight Down」
- スノーピーク公式サイト:商品はこちら
- 公式サイト価格:2万5,080円(税込)
エルエルビーン「ウィメンズ ポッパム・パファー・ジャケット」
650フィルパワーのダウンを使用し、耐水性・耐風性に優れたダウンジャケットです。洗濯機で洗えるので手入れが簡単で、長く着用できるところもコスパが高いポイントです。
表地にマットな素材を使用し、きれいめカジュアルなコーデにも合わせやすいでしょう。ハイウエストのボトムスに合わせやすいやや短めの丈で、脚を長く見せてくれる効果も期待できます。
XXSから3Xまでと豊富なサイズ展開で、好みのサイズ感や体形に合わせて選べるところも魅力です。
- 商品名:エルエルビーン「ウィメンズ ポッパム・パファー・ジャケット」
- エルエルビーン公式サイト:商品はこちら
- 公式サイト価格:2万6,400円(税込)
ザ・ノース・フェイス「ライトヒートジャケット レディース」
中綿にリサイクルダウンを使用した、軽量なダウンジャケットです。あえて薄手の生地を採用することで、空気を羽織るような軽さを実現しています。
少しの雨や雪にも対応できるはっ水性を備え、パッカブル仕様で持ち運びにも便利です。キャンプ・旅行で荷物を減らしたいときや、朝夕の寒暖差が激しい時期には特に重宝します。
やや光沢のある生地がアウトドアにマッチし、スポーティーなアイテムを組み合わせた、スポーツミックスコーデも楽しめるでしょう。
- 商品名:ザ・ノース・フェイス「ライトヒートジャケット レディース」
- ザ・ノース・フェイス公式サイト:商品はこちら
- 公式サイト価格:2万8,600円(税込)
まとめ
コスパが高いダウンジャケットを探す際は、ダウンのかさを表すフィルパワーや、機能性に注目してみましょう。屋外で長時間を過ごすアウトドアシーンでは、暖かさはもちろん、はっ水性などもチェックすると、より使いやすいものを選べます。
1万円台のダウンジャケットの中にも、高機能なものがたくさんあります。予算を3万円以内にすると、いっそう機能性・ファッション性に優れたものが見つかるでしょう。
ダウンジャケットの出番を増やしたい場合は、気に入ったデザインのものを選ぶことが大切です。普段のファッションに合わせやすいものを選ぶと、着用頻度が高くなり、よりコスパが高いと感じられるでしょう。