世界初!Weber Park(ウェーバーパーク)の誕生
2018年6月16日土曜、BBQグリルの老舗メーカーweber(ウェーバー)がお台場に「Weber Park(以下、ウェーバーパーク)」をオープンする。ウェーバーが直接プロデュースするBBQパークは世界初だという。
入梅の候、、とはいえ外で過ごすには気持ちの良い季節になってきた。晴れた日は真夏のようになることも多く、青空の下みんなでバーベキュー(BBQ)!などしたくなるもの。
昨今は都心部でも気軽にBBQができる場所が増えてきている。BBQはとても人気がある。BBQそのものが体験できる店、BBQ料理がいただける店、さまざま形態はあるが、外で食事をするのは文句なしにウマい・・・・・・。
さてさて、オープン直前のウェーバーパークをひと足先に内覧会で体験してきたのでレポートしたいと思う。
世界初のオープンということもあり、ウェーバー アジアパシフィック地域バイスプレジデントのブライアン・ヘンドリックス氏の姿も。
「世界初のウェーバーパークへお越しいただきありがとうございます。おいしい食事、楽しい時間、そしてここはグリルを体験していただく場所になっています。ウェーバーパークはおいしい食事はもちろんのこと、そこから得られる体験が他のレストランとは明らかに違います。ウェーバーグリルの特徴であるフタ付きグリルを体験してください」
スタイリッシュな空間へ手ぶらで行こう
黒を基調にしたデザインは、ウェーバーの黒い丸型ケトルを彷彿とさせる。洒落た大人な雰囲気!最大で174名が一度にBBQが楽しめる。各テーブルには炭で焼くオリジナルプレミアムのケトルと、ガスで焼くウェーバーQ3200が鎮座。調理に必要な器具や調味料の類は備え付けてある。ガスのグリルはあまり馴染みがないかもしれないが、扱い方はグリルテンダーと呼ばれるスタッフが教えてくれるのでご安心あれ。
カンタンおいしい!ホンモノのBBQ体験
もちろんグリルはすべてウェーバー社のもの。炭、ガス、本格的なグリルを実際に試せるのは嬉しい。焼肉とBBQは何が違うのか?とつねづね思っていたが、「ながら食べ」をしないのがBBQのよう。
みんなで仕込んで、焼く、焼き上げたらみんなで食べる。「焼けてるよ〜」「焦げうちゃうよ〜」と、采配ならぬトングをもった焼肉指揮官の出番はここではなさそう。焼けたら皿に取り座ってゆっくりみんなでいただくのだ。お肉の表面にオリーブオイルを塗っておくと、外はカリッ!中はジューシーに焼き上がる。
ウェーバーパーク流の楽しみ方とは、オーダーした食材をウェーバーグリルで焼いていく。下味を付けたらグリルの中へ、フタをしてタイマー(時間はグリルテンダーが教えてくれる!)をセット!焼き上がるのを待つだけ。待っている間は・・・・・・飲んでいればいいという。なんて楽ちん。
炭が片側にしかないのは、焼けたら炭なしゾーンへお肉を避難させるためだという。なるほど!
こちらはステーキ。時間になったらタイマーがピピピ!とお知らせ。どれどれ・・・・・・とフタを開け、焼き具合を確かめるのは勘ではなく、温度計。これがスグレモノ。食材の中心温度を即座に測れるので、BBQ素人でもおいしく焼けるのだ。なによりウェーバーのグリルはフタがあるので、熱がしっかりまわる。煙たさもゼロ。
ちなみにチョコバナナは時間差で投入。肉の香りなどは一切付いていなかった!
お台場の景色がいいでしょう
ウェーバーパーク最大の魅力と言ってもいいのが、景色!レインボーブリッジを一望しながらいただけるのだ。お台場アクアシティの7階という立地なだけに、高度感もあり気持ちが良い。パーク自体は半屋外のような形で、各テーブルには屋根が付いているので小雨程度なら問題なさそう。
取材は昼間だったが、日没後は夜景がきっとキレイなはず!家族、友だち、恋人、どんなグループでも良さそうだ。
なんと!BBQの学び舎がある
BBQはいわずもがな、とにかく奥が深い・・・・・・。もっと楽しみ方を知りたい、突き詰めたい!マスターになりたい!なんて人もきっといることだろう。そこで完備されたのが「グリルアカデミー」だ。いわば料理教室なのだが、エンタメ要素たっぷりの内容で楽しくおいしく学べるそう。ウェーバー社は「教室」ではなく「劇場」といっている!劇場ってどんな!?気になる人はぜひ体験してみよう。
博物館のようなショップ
BBQ博物館をコンセプトにしたウェーバーの公式ストアもある。やってみたら欲しくなった人はここでお買い物も可能というわけだ。グリルだけでなく、アクセサリー類も揃っている。
来店の際は予約を忘れずに!
予約しなくても空きがあれば利用できるが、保証はないので事前に予約することをおすすめする。だって人気が出そうだから!
メニューは肉をメインに数種類のコースに分かれている。写真は、焼き上がったイメージ!例えばヨーロピアンリゾートのコース。ハニーマスタードポーク、イカとチョリソーのサラダ、マリネードチキン、ビーフステーキといった数種類の肉がメインになっている。メインサイドディッシュやデザート付く。
ドリンクは、カウンターで注文してもらうスタイル。ドリンクメニューは豊富な品揃えが嬉しい。飲み放題プラン(2時間制)だ。ソフトドリンクのみの飲み放題もある(←※これ、意外とない!)のでお酒が飲めない人にも。
Werber Park
場所:アクアシティお台場7階屋上(東京都港区台場1-7-1)
オープン:2018年6月16日(土)
営業時間:11:00〜15:00、17:00〜22:00(※最終受付19:00)
予約:WEBサイトから。http://www.weberpark.com/
席数:174
メニュー:ジャパニーズトラディショナルなど各プラン5,400円、キッズプラン1,600円(※小学生以下対象)。1プレート焼く4名分のアラカルトは3,780円から(※要事前予約)。ドリンクは、アルコールドリンク飲み放題プラン2,200円、ソフトドリンク1,600円。
※価格はすべて税込です。
◎取材/須藤ナオミ