「ディストリクト 18」を推す3つのポイント
今回紹介するデイパックは、15インチのラップトップパソコンがすっきり入るサイズ。この上のサイズに「ディストリクト 24」があるが、筆者はそこまでのサイズは必要がないと判断してこちらを買った。
ここからは、個人的に気に入っているポイントを3つ紹介しよう。
① ガバッと開けるフロントポケット
1つ目は、出し入れしやすいフロントポケット。開口部はベルクロで開閉する形で、わざわざ右へ左へと動かすファスナーより、ペラッとめくるだけで開けられる楽チンなところが魅力。片側には縦に開くファスナーがあり、すぐに中のものを取り出したいときには瞬時にピックアップできる。
ちなみに、筆者はここに名刺入れや財布などを入れており、会計や打ち合わせですぐに取り出したい際に重宝する。
② 中のものが見やすいメインコンパートメント
2つ目は、ファスナーを下までおろすと、メインコンパートメントの中が見えやすく、出し入れしやすいこと。仕切りも多く、パソコンからタブレット、カメラといった大きいものから、メモ帳やモバイルバッテリーといった小さいものまで収納できる。
また、ミステリーランチのブランドカラーのひとつであるオレンジ生地が視認性を高め、少し暗い場所でも中が見やすくなっているのもいい。
③ 自立するほどしっかりしたショルダー構造
3つ目は、内臓プレートと固定式ショルダーハーネスがしっかりとしていて安定感があること。家でも仕事場でもバッグを寝かせずに済むので、置き場に困らず、荷物の出し入れが楽チン。
ちなみに内蔵プレートがあることで、バッグに入れている固いものから背中を守る役割もあるため、これがあるなしでは背負い心地もおおいに変わる。
ここからは、それ以外のバッグの特徴を写真とともに紹介しよう。
実際に「ディストリクト 18」を背負ってみた
ディストリクト 18を背負うと、ほかのデイパックとは違う心地を覚えた。背中に当たる感触はデイパックだが、肩回りはザックのような安定感。ショルダースタビライザーを絞ることで、バッグと肩とが密着しザックと同じような構造になっている。
横から見ると、こちらもまたちょっとほかとは違う。通常のデイパックは開口部(上部)より底部が広いので、荷物を入れると底部にボリュームが出る。だが、こちらは底部より上部のほうがボリュームが出ている。
通常のバッグは重力が下に向き肩への負担がかかる一方で、ディストリクト 18は斜め後ろに重力が向き、肩の負担はほどほどで、少し後ろへ引っ張られる感覚で姿勢が良くなったように感じる。
また、メインコンパートメントにもフロントポケットにも収納ポケットが多くあり、細かい収納ができるのが優秀。「このポケットにはこの小物を収納したい」と、道具の位置を固定したい人には便利だ。
使っていて気になったところ
これは人によるのかもしれないが、筆者は編集部だけでなく出張先やカフェなどで仕事をする関係上、コードや充電器、モバイルバッテリーなどさまざまな機材を持ち歩いている。そのせいか、斜め後ろへいく重力が強すぎて、たまに巻き肩状態になる。
巻き肩が長時間続くと、疲れが溜まりやすくなるため、ディストリクト18を使う際は荷物をできるだけ少なめにすることをおすすめしたい。
ディストリクト 18はきれいに収納したい人におすすめ!
デイパック選びを定期的に考える筆者にとって、ミステリーランチのディストリクト 18は新しい視点を持つことができた逸品。新しいバッグをお探しの人は、ぜひ候補に入れてほしい。
商品紹介
ミステリーランチ「ディストリクト 18」
価格:¥25,300
重量:1.2kg
容量:19L
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