弱点が見当たらないサコッシュ!ロウロウマウンテンワークスのタビチビトートを徹底レビュー
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    2024.12.29

    弱点が見当たらないサコッシュ!ロウロウマウンテンワークスのタビチビトートを徹底レビュー

    弱点が見当たらないサコッシュ!ロウロウマウンテンワークスのタビチビトートを徹底レビュー
    入荷次第すぐに完売してしまうロウロウマウンテンワークスのタビチビトート。

    ほかにはない独創的なデザインと機能性が魅力のサコッシュで、日常からアウトドアまでボーダレスに活躍するアイテムです。

    新しいサコッシュやバッグをお探しの方は、ぜひご一読ください。

    ロウロウマウンテンワークスとは?

    ローローマウンテンワークスのロゴのアップ画像。

    ロウロウマウンテンワークスのロゴ。

    RawLow Mountain Works(以下ロウロウマウンテンワークス)は、2015年にバッグデザイナーとして20年以上のキャリアを持つ2人のデザイナーが立ち上げた、バックパックを中心とするアイテムをリリースしているブランドです。

    ロウロウマウンテンワークスの製品は、非常に実用性が高い点が評価されています。

    ハイカー・サイクリストでもあるデザイナー自らがフィールドで実際にテストを繰り返して、実用性や耐久性をチェックしているからです。また、アルパインクライマーにもサンプルテストを依頼し、高度な耐久性が求められる製品のブラッシュアップをしています。

    製品は実用性が高いだけでなく、デザイン性も抜群なのが特徴。一見してほかのアウトドアブランドとは異なるルックスで、アウトドアフィールドだけでなく、デイリーユースにもマッチします。

    ものづくりの根底には「創りたいものだけ創る」というコンセプトがあり、作り手の思いが伝わってくる独創的な製品が魅力です。

    大人気のタビチビトートとは?

    肩からかけたタビチビトートの様子。

    タビチビトート。

    TABITIBI TOTE(以下タビチビトート)は、入荷次第即完売の大人気サコッシュ。斜め掛けしておけば、登山中にバックパックを下ろさずに、すぐに取り出したいこまごまとしたものを取り出せます。十分な容量があるため、ちょっとしたお出かけの際も便利。

    デザイン性の高さも魅力で、特にカラーリングが絶妙。アウトドアファッションだけでなく、カジュアルファッションにもマッチするため、出番が多く、ファッションアイテムとしても重宝します。

    一般的なサコッシュとは違った魅力がまだまだあるので、詳しくお伝えしていきます。

    タビチビトートの4つの魅力

    容量が変化する

    本体の下部の様子。

    本体の下部の様子。開くための持ち手があるのがうれしい。

    タビチビトートは容量を2段階に調整できるサコッシュです。本体の下部には面ファスナーがあり、ガバッと開けば、横にマチが広がります。さらに、内側から天マチを引き出して容量が拡張できます。

    閉じた状態では容量が約1L。スマホや鍵の束、折りたたみ式のエコバッグ、文庫本など、デイリーユースの荷物を入れておくには十分な容量があります。

    開いた状態で天マチを引き出せば、さらに多くのものが収納できます。開いた状態の容量は約5L。小型のガスバーナーやOD(アウトドア缶)、小型のクッカー、カトラリー、コーヒーセット、ナッツやチョコレートなどの行動食を入れてもまだまだ余裕があります。

    登山中に、テン場や山小屋にメインのバックパックを置いておき、タビチビトートのみで山頂を目指したり、自転車で少しお出かけしたりするのにもちょうどよいサイズ感です。

    自立する

    机の上に置かれたタビチビトート。

    マチを広げれば机の上にポンと置いても倒れません!

    横マチを広げれば、サコッシュから小型のトートバックのような形状になるため、机の上にポンとおいても倒れません。

    自立した状態ならば、出先でひと休憩する際などに、中身へのアクセスがしやすいため、便利に活用できます。

    アウトドア過ぎない見た目がよい

    タビチビトートの主な素材は1000Dナイロンに撥水加工を施した素材。質感がテカテカとしたナイロンではなく、どちらかというとコットンライクな素材。ブランドのメイン素材でもあり、ほかのバックパックなどにも多用されています。

    この素材がよいのは、いい意味でアウトドア過ぎない点。質感が一見すると帆布のようで、普段着とマッチします。また、オリーブ・コヨーテ・スレートグレー・ブラックのすべてのカラーが抑え目で落ち着いた印象をあたえます。

    加えて、頑丈でハリとコシがある素材なので、型崩れしにくく、タフに毎日使用しても壊れにくい点も魅力です。

    天マチの部分には、アウトドアギアではおなじみの素材、「ダイニーマグリッドストップ」を使用しています。こちらは本体の内側に収納できるため、雰囲気を壊しません。むしろ上に引き出してツートーンカラーで使用するのもおしゃれです。

    細かなこだわりが凄い

    タビチビトートは細かな部分にこだわりが多いのも魅力。

    ボトルが天マチの上に収まっている様子。

    500ml程度の小型のボトルならば、上部に収納できます。

    夏場などにペットボトルを持ち運びたい場合、バッグの中に入れておくと結露でほかの荷物まで濡れてしまうことがありますよね?

    タビチビトートならばそんな心配は無用。天マチ部分を本体の中に入れれば、上部に500mlのペットボトルがぴったりと収納できるのです。濡れたハンドタオルなどを収納するのにも便利です。

    タビチビトートの持ち手を持っ持ち上げている様子。

    持ち手を掴めばミニトートバッグに!

    また、一般的なサコッシュとは違い、上部に持ち手があるため、机の上に置いた際の移動もらくらく。超小型なトートバックとしても使用できます。

    サイドのループにLEDランタンがかかっている。

    サイドのループ部分。両端にあるので便利です。

    さらに、正面やサイドのループ部分にはカラビナなどを使って、アイテムがひっかけられます。小型のLEDライトなどをひっかけておくのに便利です。

    うれしいことに、ジッパーの持ち手部分は小型のホイッスルになっているため、緊急時に助けを呼ぶのにも使用できます!

    タビチビトート使用の際の注意点

    タビチビトートは細部まで作りこまれた弱点が見つからないサコッシュです。ただ、完全防水ではないため、アウトドアで使用する際には注意が必要です。

    上部は止水ジッパーで、素材には撥水加工が施されているため、多少の雨ならば平気ですが、長時間雨に打たれた場合、浸水する可能性があります。

    ハイキングや登山に使用する場合は、念のためライナーを中に入れ込んだり、内側に防水性の高いスタッフサックを仕込むのがおすすめです。また、メイン素材が水に強い「X-PAC」を使用した別バージョンも販売されています。防水性にこだわりたい方はチェックしてみてください。

    どれくらいの荷物が入るのか検証してみた

    タビチビトートにどれくらいの荷物が入るのか検証してみました。公園でのんびりとコーヒーを入れて、くつろぐシチュエーションを想定。

    道具は以下のものです。

    机の上に道具が並んでいる。

    普段使用するものと、コーヒーセット。

    • 鍵の束
    • スマホ
    • 財布
    • 小さなクッカーセット
    • OD缶
    • シングルバーナー
    • コーヒー豆
    • コーヒーフィルター
    • ライター
    道具がタビチビトートに収まっている様子。

    全ての道具が入りました!まだまだ余裕があります。

    なるべくミニマルな道具を用意したものの、ご覧の通り余裕で入りました!

    日常的に使用するものだけなら、まだまだたくさんのものが入るため、ちょっとした買い物にも使えそうですね。実際に野外フェスに出かけた際に、物販で購入したTシャツを2枚入れても、ゆとりがありました。

    タビチビトートでお出かけが楽しくなる

    おしゃれで実用性抜群なのがタビチビトート。日常はもちろんのこと、コンビニへちょっとした買い物に出かける時、山登り、キャンプ、野外フェスなど、筆者にとってどこに出かけるにも手放せないアイテムになっています。

    アウトドア好きでなくても注目すべき商品です。ぜひこの使いやすさを体感してくださいね!

    のまどうさん

    アウトドアライター

    行く先のあてもないバックパッキング、ソロキャンプ、登山が大好物です。とはいえフラフラは出来ず、最近は子供とのキャンプと自宅に並べたギアを眺めての想像の旅に夢中です。千葉の最南端在住。田舎暮らし満喫中。

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