ロープは編むことで帯状にもできます。編むのは難しそうですが、パターンを覚えれば単純。いろいろなアレンジができるのも魅力です。肩当てに革を組み合わせてもいいし、ロープを追加して太く編んだりすることも可能。平編をマスターしてストラップを作ってみましょう。
平編みの基本
平網みは２本の紐の中央を折って４本にして編むのが基本。起点は取り付け金具に写真のように固定する。
〈編み方〉
真ん中の２本を軸にし、まずは右側の紐を軸の上から左に渡す。
左の紐を右の紐の上に通し、軸をくぐらせて右の輪へ通し締める。
次は左側を軸の上、右側を下にして締めるこれを交互に繰り返す。
〈末端の処理〉
末端はもうひとつの金具に通し、もときた編み目へまた通す。
両側の編み材も、それぞれ戻るように編み目のなかに通して固定。
余った紐をカット。端はライターで炙ってほつれ防止の処理を。
【マルチストラップ】
道具
革の穴開け用木槌＆目打ち4.5㎜、なめし革、パラコード7m×２本、はさみ、ライター、カラビナ＆丸環金具各２。
肩当て用の革の周囲に、約1㎝間隔で穴をあける。
30㎝ほど平編みしたら、まず軸の２本を革端の穴に通す。
軸を左右に分け、革の縁をかがるように、穴に通していく。
左右の編み材も同様に分け、軸とは逆方向から同じ穴に通す。
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