
「マグロ」の町の朝は熱かった

毎週日曜に開催される「三崎朝市」。
神奈川県三浦半島の南端に位置する三崎。古くから遠洋漁業の基地として栄えてきた「マグロ」の町です。港の周りにはマグロを食べさせてくれる店が何軒もあり、毎週日曜の朝は港の目の前で「三崎朝市」が開催されます。
朝5時前に市場へ行ってみると、あたりはまだ真っ暗ですが、港の前の一角は大賑わい。店々から聞こえてくる威勢のよい店主の声。裸電球がぶら下がるテントの下には続々と買い物客が訪れてきました。独特な雰囲気に興奮しながら、市場をひやかします。

マグロ以外にもいろんな魚介が特価で売られていました。
三崎のマグロ、地魚、地元野菜、地玉子など、ここでは三浦半島の「海の幸」「山の幸」を買うことができます。

三浦野菜も安い! 一袋だいたい100円。5種類の野菜を購入して500円也。
あたりが明るくなるにつれてさらに買い物客が増えてきます。観光客だけでなく地元の方々も買い物に来ているそうです。

くるぶしを骨折中の長男。
余談ですが、じつはこの旅のちょっと前、小5長男が学校で友だちと鬼ごっこをしていたら転倒、くるぶしにヒビが入るという大けがをしました。「ゆっくりなら歩ける」と本人談。ギプスで固定しながらの旅となりました。
そんな彼を連れてどこに行く? と考えたとき、当初予定していたトレッキングや歩き回る旅は当然無理として、ドライブがメインの三浦半島旅となったのでした。男の子ってあり得ないところで大けがする生き物…。今後もこのようなことが、何度もあるんでしょうね。その都度行き先や、やることが変更できるキャンピングカーは、「臨機応変」なよい乗り物だと今回改めて思ったのでした。

食べ物が買えたり、イートインスペースもある「三崎朝市メシ」。
朝市で骨折長男とマグロ丼をゲット。キャンピングカーに持ち帰って家族みんなの朝ごはんにしましょう。

三崎朝市メシで買った私たちの朝食。このあとも食べ歩きしようと思っていたので軽めに。
マグロ丼2個、五目いなり、マグロのさんが焼きを購入しました。このとき豚汁も、と思ったのですが、私たちの前で売り切れ。時刻はまだ朝6時前でした。大人気ですね。ほかのお店も朝7時ごろに完売したり、片付けを始めます。三崎朝市には、できるだけ早く訪れることをオススメします。

キャンピングカーに戻って朝からマグロをいただきました。
三崎朝市
- 営業時間:午前5時~午前8時30分(毎週日曜開催)
- 所在地:神奈川県三浦市三崎5-3806
- ホームページ:https://misaki-asaichi.com
三浦の”うまい”が揃う「うらりマルシェ」

三崎港のランドマーク的存在の「うらりマルシェ」で買い物。
朝食後、散歩がてら「うらりマルシェ」にお邪魔しました。三崎のいいところはクルマを停めて歩いて回れるコンパクトなところですね。

1階はマグロを中心とした「さかな館」。

マグロのデパートといった感じです。

店先で作っていた「マグロ角煮」。
1階の「さかな館」にはマグロや地魚をはじめ水産加工品、惣菜などを売るお店がひしめきます。

いい香りに引き寄せられ「とろまん」を購入。食べ歩きが楽しい。
「みさきまぐろ倶楽部」で売られていた「とろまん」は、肉の代わりにマグロの尾の身と新鮮な野菜を使用した三崎名物。とてもジューシー。ほのかに感じるマグロの風味が楽しめます。

2階の「やさい館」で購入した三浦野菜。数日間は三浦のご馳走がわが家の食卓を彩りました。
「やさい館」には、青々した葉っぱ付きの大根など、新鮮な朝獲れ野菜が毎日並んでいるそう。お得な値段の数々に大興奮です。
うらりマルシェ「さかな館」「やさい館」
- 所在地:神奈川県三浦市三崎5-3-1
- 営業時間:【さかな館】午前9時~午後5時(日曜は午前7時開店)、【野菜館】午前10時~午後5時(土曜・休日は午前9時開店)
- 電話番号:046-881-6721
- ホームページ:https://www.umigyo.co.jp/
「三崎港町まつり2024」に遭遇

2024年10月20日、長男の骨折によりたまたま訪れた三崎。ラッキーなことにお祭りをやっていました。
この日は、「うらり」の1階に出店がいくつも出ていました。
おいしい出店アレコレ

いい匂い。さっきマグロの朝ごはん、食べたばかりなのに(笑)。
朝市そばやうどん、マグロ頬肉唐揚げ、マグロ鮨、マグロトロちまき、マグロ丼や串カツなど、マグロの町三崎ならではの出店の数々。税関のブースでは「違反品」の展示もしていて、私はこちらが気になりました。
魚のタッチングプール

子どもたちは大喜び。
年長の次男は最近「危険生物」マニアで、サメに興味津々。まさかここでネコザメに会えるとは。しかも触れちゃう。「ホントに鮫肌だー!」とビビリながらも大興奮していました。タコ、ヒラメ、カレイ、ヒトデ、ヤドカリ、伊勢エビ、セミエビなど、いろいろいて楽しかったねー。海の生き物に触れあいながら学べる貴重な機会でした。
城ヶ島渡船

城ヶ島渡船「さんしろ」はこの日限り、うらり―城ヶ島間が無料でした。
通常、片道大人(中学生以上)500円、小学生300円かかるところ、お祭りのこの日に限って無料で乗船できました。太っ腹企画ですね。

じつは城ヶ島へ渡るのは、初めてだったのです。うれしかった!

すごい地形。天気は残念でしたが、初の城ヶ島は魅力的な場所でした。
神奈川県最大の島、城ヶ島。ふだんの私たちなら、島一周歩いているところですが、骨折長男がいるので港から外海に向かってちょろっと歩いただけ。長男の足が治ったらトレッキングがてらゆっくり訪れてみたいと思いました。

城ヶ島はネコの島でもあります。
いたるところにネコがいました。捨てられてしまったり、島で生まれたり、現在50匹以上いるそう。島で大事に育てられています。

1時間ほど散策してふたたび「うらり」に戻りました。
三崎港町まつりは、ほかにも多彩な「ステージ」、集めて楽しい「スタンプラリー」、「サンセットクルーズ」、大きな「デカ・スマートボール」、着物リメイク服などが買える「ハンドメイドマーケット」、レジンアート色塗り体験ができたりレザー小物などが作れる「ワークショップ」などプログラムたくさん。さらに夜には「花火大会」もあったそうです。1日通して楽しめるお祭りでした。
三崎を訪れた一番の目的はチュンチュンのカフェ

アウトドアコーディネーターとして活躍中の小雀陣二さんのカフェ「雀家 suzumeya」は港の目の前にあります。
マグロやお祭りや三浦野菜の買い物など大変満喫しましたが、じつは三崎を訪れた一番の目的はここ。「チュンチュン」の愛称で親しまれているアウトドアコーディネーターの小雀陣二さんが営むカフェ。
彼は雑誌、広告、イベント、テレビやラジオなど、アウトドア関連のメディアで活躍しています。お互いの趣味であるサーフィンでご一緒させていただいたことも。チュンチュンといえば、おいしいアウトドア料理の作り手でもあります。
とくに彼の作るパスタが大好きで、20代前半の若かりし頃はチュンチュンがロケの担当だと知ると、「やったーおいしいもの食べられる」 と小躍りしたものです。

2階席からは三崎港が見えます。昭和の面影を感じる、なんだか懐かしい気持ちになる風景。
すっかりチュンチュンに胃袋をつかまれた私。2013年春、彼が三崎にカフェをオープンと聞き、「これは食べに行かねば」 とお邪魔しようと試みましたが、お互いの都合が合わず断念。このたびやっとお店にお邪魔できました。
以前の記事で紹介した神奈川県葉山にある桐島ローランドさんが営むカフェ「フェリシティ」もそうですが、今回の三浦半島旅のテーマは「会いたい人に会いに行く旅」。 「損して得取れ」じゃないけれど、このうれしい時間は骨折長男のおかげかも知れません(笑)。

小物の飾り方・陳列の仕方がおしゃれで、チュンチュン「ワールド」が炸裂していました。

家族から一番人気のカルボナーラ。久しぶりのチュンチュンディッシュ。そうこの味! と思い出しました。
チュンチュンといえばパスタ。家族で3種類をオーダーしました。洋食より和食を好む夫ですが、「おいしい。 隙がない!」と感動していました。家族みんなが取り憑かれたように黙々とたいらげて、みんなでチュンチュンの料理の大ファンになったのでした。また来ます。ごちそうさま。

具だくさんで、ふわふわのフォカッチャも美味。背景の港も絵になる。
パスタ以外にもハンバーグなどの、ごはんメニューもありました。平日はアウトドアコーディネーターとして活躍中の彼のお店は土、日、月曜と祝日のみの営業です。
雀家 suzumeya
- 所在地:神奈川県三浦市三崎3-6-11
- 営業時間:【土曜】13時~夕暮れ、【日、月曜、祝日】12時~夕暮れ
- 定休日:火~金曜
- ホームページ:https://www.instagram.com/_suzumeya/
出張のためお休みしたり臨時営業することもあるので、事前にお店のインスタで営業日をチェックしてくださいね。

お店のノートについ本音を記す(笑)。
