北海道といえば、食!フェス飯というと、お祭りの屋台のイメージを持っている人もいるかもしれませんが、RISING SUN ROCK FESTIVAL inEZOは、違います。会場内には、約60店鋪のレストランブースが登場。北海道の新鮮な食材を活かした個性あふれるメニューが並んでおりました。
BE-PAL取材班が実際に試食した激ウマ北海道メニューをご紹介します!
まず到着して昼食に選んだのは、BOHEMIAN GARDENにある「石狩市場」。こちらでは、石狩鍋をはじめ、石狩の海、山、川からかき集めてきた食材を使ったメニューが食べられます。我々が選んだのは藤女子大の「食と農のサークルagrimeal」とNPO法人ezorockが共同で出店の「いしかりポテト ~バター・石狩産 鮭のチャンチャン焼き(みそ焼き)をのせて」です。
収穫したてのホクホクじゃがいもとバター、石狩産鮭のチャンチャン焼き(みそ焼き)が夢の共演!甘さが強いじゃがいもにみそと鮭の塩気、さらにとろけ出したバターがそのふたつをいい具合に調整してくれます。
それといっしょに食べたのが「はるきちオーガニックファームの「採れたての有機野菜のラタトゥイユ」。
とにかく野菜が甘い!!オリーブオイルと塩の味付けのみなのに、とっても濃厚。トマトの酸味がきいていて、暑い日でもパクパク食べられました。
そして1日目の夜は「らぁめん銀波露×麺ぬうぼう」で1番人気の「とんみそ」を。
じっくり煮込んだとんこつスープに、3種類の味噌が混ぜ、味に深みを。更にトッピングのパルメザンチーズを溶かしてあり、濃厚でまろやかな味の『新時代個性派拉麺』です。もちろん、スープまで飲み干しました!
もうひとつオススメしたいのが「布袋のザンギ」。
ひとくち食べると溢れ出てくる肉汁がもうたまらないおいしさ!ビールにも白飯にも合う極上の唐揚げです!
2日目。朝食代わりに食べたのが「桑田屋」の「ぱんじゅう」。
庶民の味(日常のおやつ)として明治時代から慣れ親しまれてきたタコ焼きサイズのお菓子。あんことクリームがたっぷり入っているのに、甘すぎず、あっさり食べられちゃいます。1個100円の安さもうれしい。
軽食には「憩いの茸」の焼きしいたけを。
大判椎茸にたっぷりのチーズと塩レモンをのせ、炭火で焼きあげたひと品。肉厚ジューシーなしいたけは、まさに北の味!
RISING SUNは、キャンプサイトで火が使ってOKなので、みなさんBBQを楽しんでいたのですが東京から参加組の我々は、道具を持って行くこともできず、隣のテントサイトの香りを楽しむだけ…。そんなさみしい気持ちを解消してくれるのが「オフィシャルダイニングチュプ」です。
メインステージの「SUN STAGE」の横にあり、ライブを楽しみながら炭焼きの生ラムジンギスカンが食べられるお店!しかもBBQのセットは準備されているので、手ブラで参加OK。
お肉も野菜もどれを食べてもおいしすぎる!これぞ、野外フェスの楽しみですよね!
紹介した以外にも、花畑牧場のメンチカツや(売り切れでした…)毛ガニのぶつ切りなど豪華な屋台が並び、お腹がいくつあっても足りない状況でした。出店される屋台は年ごとに違うそうですが、どこのお店も外れなし。音楽だけでなく、ぜひ、北の味覚を楽しんでみてください!
写真=高橋郁子