冬釣りの魅力とは?
冬釣りは寒さとの戦いというイメージを持つ人も少なくありませんが、それが一層の魅力を生む要因にもなっています。どのような魅力があるのか、詳しく解説します。
穴場スポットで脂の乗った魚を釣る
冬の時期は気温が下がり、人出が少なくなるため、普段は混雑している釣り場も独り占めしやすくなります。のんびりと釣りを楽しむには、絶好のチャンスです。
釣りたい魚をピンポイントで狙うテクニックも必要なので、上級者ほどはまりやすいといえるでしょう。
また、寒い冬を乗り越えるために、脂をたっぷりと蓄えた魚はまさに絶品です。普段はよい顔をしない家族も、「おいしい魚が釣れるなら」と快く送り出してくれるかもしれません。
冬釣りを楽しむ3つのポイント
寒さが厳しい季節に釣りを楽しむためには、いくつかの重要なポイントを押さえておくことが大切です。ここでは、忘れてはいけない冬釣りの三カ条を紹介します。
何をおいても防寒が重要!
冬の釣りで最も重要なことは、寒さから身を守るための防寒対策です。冬の釣りスポットはとても厳しい環境で、冷たい風と水に長時間さらされます。
十分な準備のないままでは、寒さのあまり釣りを楽しむどころではありません。集中力も切れやすく、手がかじかめば細かい作業ができなくなります。
そのため、防寒アイテムをフル活用して体温低下を防ぐことが大切です。保温性の高い服や靴、カイロや温かい飲み物を準備して、快適な釣り時間を過ごす準備を整えましょう。
水温が高い場所を選ぶ
冬釣りでは、効率的に成果を上げるためにも、水温の高い場所を見つけることが重要です。水温の高いエリアは、魚の活動が活発になりやすく、釣りの効率がアップします。
おすすめは、河口付近や温排水の流入ポイント、水草の茂る場所です。また、堤防や護岸など風の影響を受けにくい場所も、魚が集まる傾向にあります。
場所だけではなく、時間帯も考慮するとさらに効率的です。特に、魚がエサを求めて動き回る、朝夕のマズメの時間帯が狙い目です。しっかりと調査して、ベストスポットを選定しましょう。
冬が旬の魚を狙う
冬は、旬の魚に脂が乗っているため、釣った後の食事も楽しみの一つといえます。この季節ならではのおいしい魚を狙うことで、釣りの楽しさも倍増するでしょう。冬が旬となるのは、以下のような魚です。
- カサゴ
- アイナメ
- ヒラメ
- ブリ
- サワラ
消波ブロックや岩の隙間に生息する、カサゴ・アイナメなどの根魚は、冬の代表的なターゲットです。また、ヒラメ・ブリ・サワラといった大物も釣れるチャンスがあります。
冬釣りにおすすめの防寒着4選
冬の釣りは、寒さとの戦いでもあります。適切な防寒着を選ぶことで、釣りをより快適に楽しめるでしょう。この季節におすすめの防寒着を、四つ紹介します。
ロゴス「LOGOS by LIPNER 防水防寒スーツ シーレーン」
上下セットの、高機能レインスーツです。約1万mmという高い耐水圧で、強い雨や水しぶきから身を守ります。シームテープ処理が施されており、縫い目やファスナー部分からの浸水もありません。
冬釣りで特にこたえるのが吹きすさぶ風ですが、こちらは口元まで覆うハイネックと二重袖が、冷気をシャットアウトしてくれます。立体裁断により、しっかりと防寒しながら、動きやすい点もおすすめのポイントです。
街中でも浮かないデザインなので、自転車・バイクで通勤をしている人なら、釣りに限らず冬場はたびたび出番がやってくるでしょう。
- 商品名:ロゴス「LOGOS by LIPNER 防水防寒スーツ シーレーン」
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モンベル「ウエイディング ジャケット」
防水透湿素材を使用した、高機能シェルジャケットです。水気をしっかり防ぎつつ、余分な湿気を外に逃がしてくれるので、海辺で1日過ごすのに適しています。
アウターの上からも羽織れるよう脇にマチを設けており、重ね着しても動きやすさを損なわないのが特徴です。日中は収納しておき、寒くなったら羽織れる使い勝手のよさで人気を博しています。
着心地のよさを重視した作りでストレッチ性があり、長時間釣りをしていてもストレスを感じさせません。寒い冬の日に頼れる相棒となるでしょう。
- 商品名:モンベル「ウエイディング ジャケット」
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ザ・ノース・フェイス「オルタレーションバフズジャケット」
厳しい寒さから、体を保護するためにデザインされたジャケットです。2層構造のGORE-TEX WINDSTOPPER素材を採用しており、冷たい潮風の侵入を許しません。
フード部分までたっぷりのダウンが封入されており、首元から頭の保温性もしっかりと確保しています。冷気で耳がツーンと痛むときは、ドローコードでフードをぴったりとフィットさせましょう。
落ち着いたシンプルなデザインなので、タウンユースにも向いています。釣りを楽しんだ後、そのまま街に出ても違和感なく着こなせるでしょう。
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- 商品名:ザ・ノース・フェイス「オルタレーションバフズジャケット」
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フォックスファイヤー「GORE-TEXハイドロマスタージャケット Limited Model」
過酷な環境で頼りになる、釣りに特化したハードシェルジャケットです。首周りは2層でカバーできるようになっており、水の浸入を徹底的に防ぎます。
注目すべきポイントは、フードの設計です。折り畳んで収納可能な大きなチンガードが付いており、顔を雨・風からしっかり保護してくれます。ドローコードを絞ればフィット感の調整も可能で、フードがずれる心配もありません。
高機能なGORE-TEX素材を使用しているため、防水性・防風性に優れており、極寒のフィールドでも安定したパフォーマンスを発揮します。
- 商品名:フォックスファイヤー「GORE-TEXハイドロマスタージャケット Limited Model」
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冬釣りに必須のあったかアイテム3選
防寒対策グッズは、衣類だけではありません。冬釣りに没頭するために必要な、あったかアイテムを三つ紹介します。
コロンビア「エクスペディショニスト エクストリーム」
『オムニグリップアイス』という、コロンビア独自のテクノロジーを導入したシューズです。グリップ力が優れており、ぬれた岩場でも滑りにくく、安全に釣りを楽しめます。
また、体温を利用して温める『熱反射保温機能』を備えており、足元からの冷えに効果的です。効率的に保温できるので、長時間の釣りでも快適さを維持できます。寒さが厳しい日も、釣りに没頭できるでしょう。
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- 商品名:コロンビア「エクスペディショニスト エクストリーム」
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ジャクソン「アングラーズ防寒グローブ」
手の動きを考慮した、2層構造のカイロポケット付きグローブです。ゴム素材を使用しているため、ロッドをしっかりと握ることができます。
親指と人さし指の先を、素早く出せる設計も特徴の一つです。グローブを脱ぐことなく、手先の器用さが求められる作業を行えます。
手袋を付けるだけでは指先が温まらないという人や、着脱の手間を省きたいという人におすすめです。
- 商品名:ジャクソン「アングラーズ防寒グローブ」
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ブレイン「シームレス ヒーターベスト」
背中に当たる部分に電熱パッドが付いた、電気毛布のようなベストです。胸元のスイッチで温度を3段階に調節できるので、快適な暖かさをキープできます。
約1万mAhのバッテリーも付属しており、長時間の使用でも安心です。薄手ながらも中には中綿が封入され、裏地にアルミコーティングが施されているため、断熱パッドをオフにした状態でも十分に保温されるでしょう。
使用後はスイッチを切るだけでよく、カイロのように不燃物で廃棄する必要もありません。手軽にいつでも使える防寒着として、一着持っておいて損はないでしょう。
- 商品名:ブレイン「シームレス ヒーターベスト」
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まとめ
冬釣りは、寒さを味方に変える、チャレンジ精神あふれるアクティビティです。人混みが少なくなるこのシーズンは、静けさの中で、自分だけの釣り時間を楽しむ絶好の機会といえます。
冬釣りを成功させるには、水温の高い場所を選び、朝夕のよい時間帯を狙うことが重要です。さらに、釣りに集中するためにも、適切な防寒対策は不可欠です。
準備に慣れてくれば、冬釣りも恐れることはありません。旬の魚を釣り上げて、釣りの成果を存分に楽しみましょう。