
「キャンプでもおしゃれで華やかな料理を作りたい!」と考えている方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、クリスマスとの相性が良い「ワイン」を、飲み物ではなく調味料として活用したレシピをご紹介。
赤・白でそれぞれ違ったメニューを作るので、ぜひキャンプ飯のレパートリーに取り入れてみてください。
赤ワインで作るビーフシチューのレシピ

こちらが赤ワインで作るビーフシチューの材料です。
材料(2人分)
- 牛肉(シチュー用) 約180g
- 玉ねぎ 1/2個(約200g)
- にんじん 1/2本(約80g)
- ブラウンマッシュルーム 5個(約90g)
- 無塩バター 10g
- 塩コショウ 少々
- コーヒーフレッシュ お好み
- 乾燥パセリ 適量
- 赤ワイン 100ml
- 水 200ml
- コンソメキューブ 1/2個
- デミグラスソース缶 1個(290g)
赤ワインで作るのは、クリスマスにピッタリなビーフシチュー。
味付けはデミグラスソース缶とコンソメで、簡単調理ながらも本格的な品のある味わいに仕上げます。
赤ワインで作るビーフシチューの作り方

野菜は自宅で切っておけば調理が楽です。
まずは、玉ねぎを6等分のくし切りにしましょう。

じっくり煮込むのでサイズは大きめでも大丈夫です。
続いて、にんじんは乱切りにします。

香りの強いブラウンは肉料理との相性バツグンです。
さらに、ブラウンマッシュルームは食べやすい大きさに切りましょう。
ちないに、今回はサイズがバラバラだったので、大きいものは6等分、中くらいのものは4等分、小さいものは2等分に切って大体のサイズを揃えています。

焼き色を付けてうま味を閉じ込めます。
下ごしらえが済んだらクッカーに無塩バターを入れて中火で熱し、牛肉に焼き色が付くまで焼きましょう。

炒めて野菜のうま味を引き立てましょう。
さらに、玉ねぎ、にんじん、マッシュルームを加えて油がなじむまで炒めます。

ときどき水分が減りすぎていないか様子を見ましょう。
赤ワイン、水、コンソメキューブを加えて混ぜ、煮立たせたらフタをして弱火で1時間ほど煮ましょう。
じっくり煮込むことで、赤ワインのコクと具材のうま味を凝縮させます。
ちなみに、煮込み時間を短くしたい場合は、薄切り肉で作るのがおすすめですよ。

ここからはフタはしなくてもオーケーです。
フタを取ったらデミグラスソース缶を加えて混ぜ、ときどき混ぜながら15分ほど煮ます。

ごちそう感が溢れ出ています!
塩コショウで味を調えたら火から下ろしてお皿に盛り付け、お好みでコーヒーフレッシュを垂らし、乾燥パセリをちらして完成です!

品のある後味でスプーンが止まりません。
一口食べてみると、牛肉は表面ジューシーながらも噛めばホロッと柔らかく、ソースのコクと具材のうま味が良く絡みます。
さらに、後味にほんのりと赤ワインの芳醇な香りが感じられてちょっぴり大人の味わい。
ゴロッと大きめの具材のおかげで食べごたえもバツグンで、体の芯から温まれる一品に仕上がりました。
白ワインのオイルサーディンパスタのレシピ

こちらが白ワインで作るオイルサーディンパスタの材料です。
材料(2人分)
- スパゲッティ 180g
- オイルサーディン缶 1個(110g)
- ホワイトマッシュルーム 4個(約50g)
- おろしにんにく 小さじ1
- 輪切り唐辛子 小さじ1
- 白ワイン 50ml
- 塩コショウ 少々
- 乾燥パセリ 適量
白ワインで作るのは、オイルサーディンのうま味が生きるパスタ。
シチューの方は煮込みに時間がかかった分、こちらはパパッと15分ほどで作れるレシピに。
調味料は少なめながらも、奥深い味わいが楽しめる一皿に仕上げます。
白ワインのオイルサーディンパスタの作り方

スパゲッティは7分茹でのものを使用しています。
まずは、フライパンに湯を沸かし、塩(分量外:小さじ1.5ほど)を入れてスパゲッティを表記時間より1分短めに茹でましょう。

まろやかな香りのホワイトマッシュルームは白ワインとの相性バツグン。
スパゲッティを茹でている間に、ホワイトマッシュルームは薄切りにします。

油に香りを移します。
茹で汁を大さじ2~3ほど取ったらスパゲッティは湯切りし、フライパンの水気をキッチンペーパーで拭き取りましょう。
続けて、フライパンにオイルサーディンの油、おろしにんにく、輪切り唐辛子を入れて弱火で熱します。

マッシュルームは油がなじむと一層香りが引き立ちます。
香りが立ってきたら、ホワイトマッシュルームを加えてしんなりするまで炒めましょう。

アルコールはしっかり飛ばしましょう。
スパゲッティ、茹で汁、白ワインを加えて混ぜてひと煮立ちさせたら…

オイルサーディンの塩気とうま味をしっかり絡めます。
オイルサーディンを加えて混ぜ炒め、塩コショウで味を調えて火から下ろします。

シンプルなのに華やか!
お皿に盛り付け、乾燥パセリをちらして完成です!

パンチが効いていますが上品な味わいです。
一口食べてみると、もちもちとしたスパゲッティに白ワインの甘酸っぱい香りといわしのうま味が絡んで絶品。
さらに、にんにくと唐辛子のおかげでパンチが効いた後味で、まさにやみつきの味わい。
さっぱりとしていながらも深みのあるコクが感じられて、キャンプ飯にもってこいの一品に仕上がりました。
ワインレシピをレパートリーに加えてクリスマスキャンプを華やかに!
赤白ワインそれぞれが持つ香りや風味は料理にコクや深みをプラスしてくれるので、さまざまなメニューに活躍します。
また、当然ながらワインはメーカーや使っているぶどうの品種によっても味が違うので、使うワインによっては料理の表情がガラッと変化することも。
ぜひクリスマスキャンプではワインを使ったキャンプ飯を作り、自然とのマリアージュを楽しんでみてください!