冷たくならず使いやすい!ポリプロピレン製食器の魅力を語らせてほしい
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    2024.12.25

    冷たくならず使いやすい!ポリプロピレン製食器の魅力を語らせてほしい

    冷たくならず使いやすい!ポリプロピレン製食器の魅力を語らせてほしい
    冬場に金属製の食器を使うと、雪が張り付いたり氷のように冷たくなって使いづらいことがあります。

    そこで今回は、冬場で真価を発揮するポリプロピレン製食器の魅力をご紹介します。

    ポリプロピレンとは

    カトラリー

    形状からカラーまで多彩なポリプロピレン。

    プラスチックの一種で、軽くて耐摩耗性に優れた素材がポリプロピレンです。

    アウトドアでは今回ご紹介する食器類のほか、ウェアにも使われています。

    疎水性があるため高い防水性を持ち、また100度C以上も耐える高い耐熱性に加え、成形しやすくコストパフォーマンスが高いことから、アウトドアでは非常に重宝されている素材です。

    ポリプロピレン製食器の魅力

    冷えにくい:冬でも触れやすく扱いやすい

    チタン製食器

    金属製の食器は、冬は素手で触りにくい…。

    冬の登山やキャンプでの食事は食器に気をつかいます。

    秋ごろまで使っていた金属製の食器は、冬になると触るのをためらうほど冷え、水滴が凍って張り付いていることも珍しくありません。

    ポリプロピレン製は熱を伝えにくい性質があるので、外が寒くても食器が触れないということはありません。

    筆者が冬場に好んでポリプロピレン製食器を使う一番の理由で、キャンプから登山まで重宝しています。

    軽量コンパクト:荷物が増える冬のキャンプ・ハイキングにも◎

    ポリプロピレン食器

    平らにして収納可能なモデルも。

    冬のアウトドアは夏と比較して荷物が増え、重たくなります。

    登山では防寒着がプラスされ、保温用の水筒をはじめとした防寒対策のアイテムによってバックパックが重くなります。

    キャンプでは薪ストーブをはじめとした防寒対策アイテムがさらに増えていくので、荷物を減らしたり、既存アイテムを軽量化するといった工夫が必要になります。

    こうした対策にポリプロピレン製の食器はとても有効。増量を最小限に抑えることが可能です。

    筆者は重量を意識する場合はポリプロピレン製食器を選択することが多く、薄く収納性に優れたものを持ち運んでいます。

    薄くても十分な耐久性があり、使用中のトラブルや不便さといったストレスを感じたことはありません。

    手入れがしやすい:サッと拭くだけでもすぐに綺麗に

    ポリプロピレン製食器

    綺麗に拭き取れるとバックパックなどに汚れが移らない。

    アウトドアでは家庭のキッチンと異なり限られた環境で過ごすことになります。

    登山やフィールドでのキャンプでは洗い場はもちろんなく、キャンプ場であっても洗い物が可能な水道まで距離があり、行くのが面倒になることも。

    ポリプロピレンは疎水性があり水分を吸わないため、食べ終わったらウェットティッシュをはじめとしたペーパー類でサッと拭くだけで綺麗になります。

    ポリプロピレン製食器の汚れを拭き取った時の、一瞬で汚れがなくなっていく爽快感が筆者は好きで、まるでテレビの通販番組を観ているかのようです。

    現地でのメンテナンス性が非常に高く手軽に拭き取りなど行えることも、ポリプロピレン製食器を使う大きなメリットです。

    耐熱・耐冷性:熱いもの・冷たいものを入れても変形せず使いやすい

    ポリプロピレン製食器

    汁物から丼ものまで何でも盛れる。

    熱を伝えにくい性質に加え、ポリプロピレンは優れた耐熱性も有しています。

    触れやすいのは冷えているときだけでなく、熱いものを入れてもダイレクトに食器に伝わらないため、安心して食器を持つことができます。

    またアイテムにもよりますが、耐熱性により熱湯を入れても耐えられ、氷点下のものを入れても問題ありません。

    耐熱・耐冷性に優れるということは、使用中の破損の可能性が低いということでもあり、どんな料理でも気にすることなく使えるというのはとても安心感があります。

    コストパフォーマンスが非常に高い

    ポリプロピレン製食器

    コスパが良いので色違いで揃えてファミリー用にも。

    使いやすくメンテナンス性が高いポリプロピレン製食器。こんなに高い性能があればさぞ高価かと思いますが、コストパフォーマンスが他素材の食器に比べて非常に高いです。

    アウトドアをはじめる際に道具をそろえるとしたら、筆者はポリプロピレン製食器を推奨します。

    金属製や木製の食器は独特の質感やそれぞれの特性による良さがありますが、どうしても高価で手が伸ばせないアイテムもあります。

    必要十分な機能を有しながら費用対効果が高く気軽に使えるのが、ポリプロピレン製食器の良さです。

    ポリプロピレンのここに注意

    破損したら修復は難しい

    ポリプロピレン製食器

    接着剤は使えない。

    割れたり歪んだりしてしまった場合、ポリプロピレン製食器の修復は困難です。

    メリットである疎水性は水分に限ったことではなく、接着剤などでも同様のため、破損したら基本的には諦めるという選択肢のみになります。

    前述のようにコストパフォーマンスが高いので、同じアイテムを買い直すということも可能です。

    購入のハードルは他素材の食器と比べて高くはないのが、破損時にはとても救いとなります。

    紫外線に弱い

    ポリプロピレン製食器

    日の当たらない場所で保管を。

    ポリプロピレンは耐光性が低く、紫外線による影響を受けやすいです。

    使用中の問題はほとんどないと思いますが、屋外での保管や直射日光の当たりやすい場所での保管を控えることで、食器の寿命を延ばすことが可能です。

    ポリプロピレン製食器で冬の食事を快適に!

    ポリプロピレン製食器

    初心者から経験者までおすすめ。

    いかがでしたか。アウトドアでのメリットがとても大きいポリプロピレン製食器。高品質でコストパフォーマンスも高く、特に冬場ではその恩恵を受けやすいです。

    キャンプから登山まで、どんなシチュエーションでも活躍できるポリプロピレン製食器。ぜひフィールドで使ってみたくださいね。

    北村 一樹さん

    アウトドアライター

    関東甲信越の山を中心に、1年を通して日帰りから縦走、沢登りや雪山を楽しんでいます。数日間沢に入って魚を釣りながら山頂を目指し、藪を漕いでいく汗まみれ、泥まみれの登山が大好物。ファミリーキャンプ、ロードバイクでヒルクライムなど、海と山があるのどかな町に住み、暇を見つけては年中山で過ごしています。

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