簡単で美味しいバーベキューで映えるピザレシピ10選
簡単で美味しいバーベキューで映えるピザレシピ10選
フライパンで簡単&かわいい「ハロウィンピザ」
せっかくなら、「キャンプでもイベントを楽しめるような料理を作りたい」と考えている方も多いはず。そこで今回は、フライパンで焼き上げる簡単ハロウィンピザのレシピをご紹介。包丁いらずで作れるので、小さいお子様の「はじめてのキャンプめしづくり」にもおすすめの一品だ。
具材や味付けがシンプルな分ピザ生地は手作りで、こねたり伸ばしたりの工程を楽しめるレシピに。チーズはプロセスをおばけ、チェダーをジャック・オ・ランタンに見立て、さらにブラックオリーブでハロウィンのダークな雰囲気を演出。
材料
※直径約22cmフライパン1枚分(2~3人分)
- ぬるま湯 70ml
- オリーブオイル 大さじ1/2
- ピザソース 適量
- とろけるチーズ(プロセス) 2枚
- とろけるチーズ(チェダー) 2枚
- ブラックオリーブ(スライス) 適量
- 焼きのり 適量
- バジル 適量
★生地粉類
- 強力粉 100g
- 薄力粉 20g
- 塩 ひとつまみ
- ドライイースト 3g
作り方
1.まずは、保存袋に入れた粉類を揉んで混ぜる。粉をほぐしておけばダマになるのを防げ、ぬるま湯やオリーブオイルのなじみも良くなる。ちなみに、ピザ生地は強力粉で作ればもっちり感が、薄力粉で作ればふっくら感がアップ。どちらか一方だけでも作ることはできるが、ブレンドして作ればより食感の良いピザに仕上がる。
2.粉類が混ざったら保存袋にぬるま湯とオリーブオイルを加え、揉んでこねる。生地がひとまとまりになってきたら、まな板などに取り出して丸く形を整える。
3.成形した生地はボウルなどに入れてラップをし、30分~1時間ほど置いて発酵。
4.生地を発酵させている間に、トッピングの用意をしておく。プロセスチーズはおばけの型で、チェダーチーズはジャック・オ・ランタンの型でくり抜こう。
5.続いて、焼きのりはくり抜いたチーズのサイズに合わせ、キッチンばさみで顔のパーツを切り抜く。これでトッピングの準備は完了。
6.発酵しておいた生地は、指で中央を刺してみて発酵具合を確認しよう。指で開けた穴がそのままなら発酵完了。すぐに塞がってしまう場合は発酵不足なので、追加で発酵させる。
7.発酵が終わった生地はガスを抜いて再度丸く形を整え、ボウルに入れてラップをし、15分ほど休ませてベンチタイムを取る。
8.生地をクッキングシートに取り出したら綿棒などで丸く伸ばし、フチを1cmほど厚めにして丸く成形。さらに、膨らみを防いで火の通りをよくするため、全体にフォークで穴を開ける。ちなみに、クッキングシートはフライパンの底を当てて鉛筆でガイドを引き、裏返して使用する。
9.続いて、生地にピザソースを塗り、チーズとブラックオリーブを乗せる。
10.フライパンからはみ出る部分のクッキングシートをハサミで切り取ったら、フライパンに底網を敷いてクッキングシートごと生地を入れる。加熱したらフタをし、中火で火が通るまで焼く。
11.チーズが程よい具合に溶けていたら、火から下ろす。今回はこのあとトッピングをするので、無理にバーナーで炙ったりする必要はなし。
12.仕上げに焼きのりをトッピングし、ちぎったバジルをちらして完成! 右下のおばけちゃんにはピザソースを頬紅にしてつまようじで付け、キュートな見た目に仕上げ。
一口食べてみると、生地はもっちり軽やかな食感のバランスが絶妙で、ピザソースの風味やチーズの食感もよく絡む。さらに、バジルの爽やかな香りとブラックオリーブの塩気がアクセントになって食べる手が止まらない。ピザらしいシンプルな味わいながらも、不気味な夜を楽しめるようなビジュアルの一品に仕上がる。
▼参考記事
ダッチオーブンでつくる簡単ピザ
「キャンプで熱々の焼き立てピザが食べてみたい!」そんな願望を持った方におすすめなのは、ダッチオーブン。ダッチオーブンを使えば、ピザ釜がない屋外でも簡単に焼き立てピザが完成!「生地からピザを作って薪で焼くスタイルって?」と疑問に思っている方は必見だ。
材料
ピザ生地
- 強力粉 290g
- ドライイースト 2g
- 砂糖 6g
- 塩 2g
- 水 190g
- オリーブオイル 10g
ピザ用ソース
- トマト缶 200g
- オリーブオイル 小さじ1
- 塩 少々
- バジルパウダー 少々
ピザ具材
- コーン缶 100g
- ソーセージ 2本
- ピザ用チーズ 適量
作り方
1.まずは、ボウルに強力粉、砂糖、塩、ドライイーストを入れて菜箸などでよく混ぜる。
2.次に、水、オリーブオイルを入れる。
3.箸で粉類と水分を混ぜる。
4.生地がまとまってきたら、ボウルから出す。クッキングマットの上や、まな板の上で作業をするといいでしょう。
5.10~15分ほど生地をこねて、なめらかな状態にする。水分を全体に行き渡らせるイメージでこねよう。
6.生地全体が均一な状態になり、なめらかになったらこねあがる。ボウルに入れてラップをし、発酵させる。
7.発酵時間の目安は、30分~1時間。生地の大きさが2倍くらいになったら発酵完了。
8.生地を4分割にし、丸くのばす。
9.ダッチオーブンに底網を置く。底網を使わずに、ダッチオーブンにそのままピザ生地を置くと、焦げやすいので気をつけよう。
10.底網の上にクッキングシート、のばしたピザ生地を置く。
11.<ピザ用ソース>の食材の、トマト缶、オリーブオイル、バジルパウダー、塩を容器に入れてよく混ぜる。
12.ピザ生地の上にピザソースを塗り、用意した食材を盛り付け、ピザ用チーズを仕上げにのせる。
焼き方
1.ダッチオーブンに蓋をして、火をつけた薪の上にのせ加熱。蓋には炭を置く。
2.焼き時間の目安は10分ほど。今回使用したダッチオーブンは18cmサイズだが、大きいサイズになると、もう少し焼き時間が長めにかかる。
前もってダッチオーブンをしっかり温めておいた場合は、5分程度で焼き上がるので、2枚目を焼く際は焼き時間に気を付ける。
焚き火の火力は、薪を組む位置によって調節可能だ。高く盛るように薪を積み上げると隙間に空気が入り、火力がアップする。火力を落としたいときには、薪を広く散らすように配置するといい。
こんがりとした焦げ目のついたピザに仕上げるには、蓋の上にのせる炭の量を少し多めにしてみよう。
ダッチオーブンを使えば、焼き立てアツアツのピザが手軽に楽しめる。
▼参考記事
定番人気のピザ「マルゲリータ」
ピザの定番メニュー「マルゲリータ」も、ダッチオーブンなら香ばしく焼き上げることができる。冷凍のピザ生地や市販のソースを使って作れる時短レシピをご紹介。
材料
※21cm生地1枚分
- ピザ生地(冷凍) 1枚
- ミニトマト 6個
- 市販のトマトソース 100g
- モッツァレラチーズ 1個(100g)
- オリーブオイル お好み
- バジル 適量
作り方
1.ピザ生地は表記通りに解凍しておく。
2.ミニトマトはヘタを取り半分に切る。モッツァレラチーズは薄切りにする。
3.ピザ生地をクッキングシートに乗せ、フチを1cmほど残してトマトソースをまんべんなく塗る。
4.【3】に【2】を乗せ、底網を敷いたダッチオーブンにクッキングシートごとピザ生地を入れ、お好みでフチにオリーブオイルを回し入れる。
5.フタをして炭を置き、焼き色が付いたらバジルをちらして完成。
オリーブオイルをフチに回しかけると外側がカリッと焼き上がるが、その分焦げやすくなるので、使用する際は火加減にご注意を。
バジルの彩りや香りを生かしたい場合は食べる直前にトッピングするのがおすすめだが、「葉の食感が苦手」という場合は焼く直前に乗せ、ピザと一緒に火を通してしまおう。
▼参考記事
ダッチオーブンでつくるふかふかピザ
せっかくダッチオーブンを持っているのに、ピザを焼かないなんてもったいない! なぜなら、ダッチオーブンで焼いたピザは、底はパリパリ、中はふかふかの絶妙な美味しさだから。ドライイーストを使った生地作りでは、夏ならば常温でも手軽に発酵できる。
材料
<生地用食材>
- 強力粉 200g
- 薄力粉 40g
- ドライイースト 小さじ1
- 砂糖 大さじ1/2
- 塩 少々
- 水 140ml
- オリーブオイル 大さじ1
<ピザ用具材>
- 茄子 小1本
- ズッキーニ 0.5本
- ソーセージ 2本
- ミニトマト 6個
- コーン缶 大さじ3
- ピザ用チーズ 30g
- トマト缶 200ml
- オレガノパウダー 少々
作り方
1.ボウルに<生地用食材>の水以外の食材を全て入れ、菜箸で簡単に混ぜる。
2.水を入れ、全体をよく混ぜる。
3.水っぽさがなくなったら、菜箸を取り出し、手でよく捏ねる。10分ほど捏ねて、粉のダマがなくなり表面が滑らかになってきたら捏ねあがり。
4.ボウルにまとめた生地を入れてラップをかける。常温で30分ほど置いて、生地を発酵させる。
5.生地の大きさが2倍ほどに膨らんだら、ボウルから取り出す。
6.生地を半分に分けて丸く形を整え、クッキングシートやホイルにのせて薄くのばす。
7.トマト缶にオレガノパウダーを入れてよく混ぜ、トマトソースを作る。
8.ズッキーニ、茄子は薄切りにする。ミニトマト、ソーセージは輪切りにする。
9.のばしたピザ生地を、ダッチオーブンの中に入れる。トマトソースを薄く全体に塗る。
10.ズッキーニ、茄子を円になるように並べる。コーン、ミニトマト、ソーセージも全体に散らすように盛り付けよう。
11.最後に、ピザ用チーズを全体に散らす。
12.火起こしをして、炭に火をつける。火力が安定したら、蓋にもいくつか炭をおいてピザを焼く。ピザを焼く際は下火よりも、蓋の上の火力を強くするようにしよう。
13.チーズがとろけ、生地に焼き目が付いていて、ふかふかに膨らんでいたら完成。網に取り出す。仕上げにトーチバーナーで表面に焼き焦げをプラスしてもいい。香ばしい香りがプラスされ、より一層美味しく仕上がる。
▼参考記事
スキレットで本格的なピザつくり
少し手間がかかるイメージのピザ生地だが、ポイントさえ押さえれば意外に簡単に、失敗することなく、美味しい焼きたてピザを作ることができる。何より、生地から手作りした焼きたてピザは最高!
材料
※(15cmサイズのピザ5枚分)
- A強力粉 190g
- A砂糖 5g
- A塩 2g
- Aドライイースト 2g
- Bぬるま湯 120g
- Bオリーブオイル 10g
キャンプ場で細かい粉類の計量をすることは難しいので、自宅で計量して準備したものを持って行くと良い。Aの食材を全てひとつの袋の中に入れる。Bの食材は現地で計量などの準備をする。
ここからは現地にて作業を行なう。
1.ボウルに、準備しておいた粉類を全て入れて、ぬるま湯、オリーブオイルを入れる。
2.箸を使って、全体を簡単に混ぜる。
3.粉のダマの部分がなくなるように、手で全体をよくこねる。
4.ボウルの中で、ひとまとめにする。
5.まな板などの上に出して、しっかりこねる。生地はこねるうちにまとまってくるが、ベタついて作業がしにくい場合は、強力粉をまな板にふるいながらこねても大丈夫。
6.10分ほどこねて、生地がなめらかになってきたら、形を整えてボウルの中に入れてラップをかける。陽のあたる、少し暖かい場所に置いて発酵させる。
7.生地が倍くらいの大きさになったら発酵終了。季節や気温によっても変わるが、1?2時間くらいを目安に。
8.生地を5等分して、丸く成型。
9.ひとつずつ、手で丸く伸ばす。
10.少しずつ薄くなってきたら、手で引っ張るようにしながら伸ばす。もし、穴が開いてしまったら、生地同士をくっつけて修復しよう。
今回は、15cmほどのサイズに。
具材の準備
今回用意した具材は下記の通り。分量や具材はお好みで用意しよう。
- ピザソース
- ピザ用チーズ
- しらす
- ソーセージ
- ピーマン
- 菜の花
1.菜の花はあらかじめ下茹でしたものを準備。下火のみで焼くので、少しの加熱時間でも火が入るものを選ぶと良い。
2.スキレットに伸ばした生地をのせて、具材を盛りつける。上からチーズをかけて炭火などで焼く。蓋をせずに焼くので、弱火で加熱するように。
3.チーズが溶けてきたら、生地にも火が入ったサイン。トーチバーナーを使って、表面に焦げ目をつける。炙ったところから、生地が香ばしく焼け、モコモコと膨らんでくる。全体的に焼き色をつけ、具材にも焦げ目がついたら完成。
▼参考記事
メスティンで作る生地要らずの簡単ピザ
キャンプでも簡単に作れるピザということで、ピザ生地は使わない。餃子の皮を使ったクリスピータイプのピザレシピをご紹介。
材料
- 餃子の皮 4枚
- 玉ねぎ 1/4個
- ツナ缶 1/2缶
- シーフードミックス 1/3カップ
- とけるチーズ 適量
- ピザソース 適量
※写真にはないがオリーブオイルを適量使用する。
今回は、ミリキャンプのメスティンを使って作る。焦げ付き防止にクッキングシートも活用。
作り方
1.メスティンにクッキングシートを敷いて、オリーブオイルを適量入れる。
2.餃子の皮をメスティンに敷きつめる。
3.ピザソースを塗る。
4.玉ねぎをのせる。
5.ツナをのせる。
6.シーフードミックスをのせる。
7.チーズをのせる。
8.フタをして弱火で10分ほど焼いていく。水分が少なめな食材を調理する時は、空焚き状態になりがちで、メスティンの底が溶けて穴が開いてしまう恐れがある。バーナーパットを敷くことで、炎が分散するので安心。(メスティンのようなアルミ素材のクッカーは一点集中型の炎に弱い。)
出来上がり!
ガストーチで炙る際は、必ずクッキングシートを剥がして、耐熱の容器に入れて炙ること。周りに燃えやすい物がないかも注意しよう。
餃子の皮がパリパリ!まさにクリスピーピザという感じで、とても美味しい! 具材を変えて色々楽しめそうだ。
▼参考記事
コーンとチキンの照りマヨピザ
アウトドアでは手間のかかる作業は避けたいもの。そんなときは面倒な味付けを缶詰やシーズニングを使って徹底的に時短! さらにおうちで下準備ができるものばかりなので、あとは現地で具材を乗せて焼くだけ。
材料
- 焼き鳥の缶詰【タレ味】 1缶
- とうもろこし 好きなだけ
- ピーマン 小サイズ1~2個
- たまねぎ 1/2個
- マヨネーズ 適量
- チーズ 好きなだけ
人気の具材をたっぷり使った王道ピザ。とうもろこしとチキンとマヨネーズという、勝利が約束された組み合わせ。100均でも手に入る「焼き鳥の缶詰」を使えば、鶏肉の下準備やタレの用意も不要!
とうもろこしは下準備が大変であればコーンの缶詰でもOK。旬の素材にこだわる方は、生のとうもろこしを湯がいてから身をそぎ落として使おう。
作り方
家で下準備するならピーマン、たまねぎはカットしておく。とうもろこしは湯がいて身をバラバラにしておく。
1.焼き鳥の缶詰をタレごとピザ生地の上に全て出す。
2.缶詰のタレを全体に塗り広げる。具も全体にまんべんなく配置する。
3.とうもろこし、ピーマン、たまねぎ、チーズを乗せる。
4.マヨネーズを格子状にかけ、チーズが溶けるまで焼く。
▼参考記事
サラダみたいなピリ辛タコスピザ
冷凍のピザ生地を使用。
キンと冷えたビールとの相性もバッチリな、ピリ辛タコス風ピザ。ハラペーニョの辛さとトマト&レタスのフレッシュな食感が楽しい1枚。タコスの味付けはスーパーで購入できる市販のシーズニングに頼ろう。100円ほどで買えて2回分入っているのでお手頃!
材料
- ひき肉【牛または牛と豚の合い挽き】 160g
- タコスシーズニング 1回分
- トマト 1個
- レタス 1/2個
- ハラペーニョのピクルス 好きなだけ
- チーズ 好きなだけ
「ハラペーニョをわざわざ買うのはちょっと…」という方は、ひき肉に鷹の爪を入れたり、食べる際にタバスコをかけても◎。お子様や辛いものが苦手な方なら、ハラペーニョの代わりににんにくを乗せるのもオススメ。
作り方
家で下準備するならひき肉はシーズニングで炒めておく。ハラペーニョを刻んでおく。トマトとレタスをカットしておく。
1.ひき肉をシーズニングで炒める。
2.ピザ生地にひき肉、レタス、トマトの順で乗せる。
3.細かくカットしたハラペーニョを散らし、チーズを乗せてチーズが溶けるまで焼く。
よりサラダ感覚で味わいたいという方は、トマトとレタスをピザを焼いた後に乗せるようにすると、瑞々しさが残る。
▼参考記事
大葉香るサバ味噌の和風ピザ
冷凍のピザ生地を使用。
爽やかな大葉の香りが食欲をそそる和風のピザ。味噌がじゃがいもとネギにたっぷりしみ込み、深みのある味わいに。こちらもサバ味噌の缶詰を使えば、とっても簡単に調理できる。
大葉は薬味としてもよく使われているが、サバの臭みを消してくれるだけでなく、実は栄養価がとても高い夏野菜。たっぷり乗せれば、夏バテ防止にも一役買ってくれる。
材料
- サバ缶【味噌味】 1缶
- 大葉 5枚
- 白ネギ 5cm
- じゃがいも 小1個
- チーズ 好きなだけ
作り方
家で下準備するなら、じゃがいもをカットし、火を通しておく。ネギ、大葉をカットしておく。
1.サバ缶をタレごとピザ生地に全て出す。
2.タレを全体に塗り広げ、身はほぐしておく。
3.じゃがいもを5mmほどにカットし、レンジで火を通す。
4.じゃがいも、薄くカットしたネギ、チーズをピザに乗せ、チーズが溶けるまで焼く。
5.千切りにした大葉を散らす。
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発酵いらずのしらすピザ
材料
- 薄力粉 50g
- 強力粉 100g
- ベーキングパウダー 小さじ1/2(3g)
- 塩 ふたつまみ(2g)
- 砂糖 小さじ1
- オリーブオイル 大さじ1
- ぬるま湯 75cc(水45cc+熱湯30cc)
- マヨネーズ 適量
- しらす 50g
- ピザ用チーズ 好きなだけ
- 青ネギ 適量
作り方
1.ポリ袋に強力粉・薄力粉・バーキングパウダーを入れ、空気を含ませて軽く振ったら、ぬるま湯を加える。
2.塩・砂糖・オリーブオイルを加える。
3.袋の上からよくこねる。最初はべたつくが、5分くらいこねるとだんだんまとまってくる。途中から袋から出してこねてもよい。
4.生地がまとまってきたら、クッキングシートを敷いたスキレットに生地を取り出し、縁までのばす。弱火で焼き、焼き色がついたらひっくり返す。
5.上面にマヨネーズを塗り、シラス、チーズの順にのせて弱火でさらに焼き、火が通ったら完成。
6.お好みで青ねぎやのりをトッピングして召し上がれ。
市販のピザソースとチーズでもOK。火が強いと焦げやすいので気をつけて。生地作りのポイントは、ぬるま湯! 手でさわれる40℃くらいが理想。水3:熱湯2で混ぜると簡単にできる。ぬるま湯の代わりに牛乳でもOK。
▼参考記事
ピザも焼けるおすすめアウトドアギア
A Product iron oven(アイアンオーブン)
▼参考記事
Coleman(コールマン) クールスパイダープロテーブルトップ
▼参考記事
ノリノリライフ アップダウングリル
▼参考記事
憧れの「ピザ窯」をDIYする方法
「ピザ窯作り」と聞くと、とてもハードルが高く感じてしまうと思うが、重要なポイントとコツさえ押さえれば初心者でも素敵なピザ窯を完成させることが可能だ。具体的な作り方のほかに、必要な材料や予算の目安、気をつけるべきポイントなどを紹介する。
必要な材料を揃える
ピザ窯作りに必要である主な材料は、重量ブロック、耐火レンガ、耐火コンクリートの3種類。
今回、私が製作したピザ窯は土台が1段と低く、直径30cmのピザが入る程度の大きさなので、必要な材料は意外と少なく抑えることが出来た。材料はすべてホームセンターで購入したが、店舗によって品揃えに差があるので、いくつかのお店を回って適当な資材を揃えている。(※参考価格はあくまで私が訪れた店舗の販売価格なので、他店舗の表示価格とは異なる可能性がある)
大判耐火ブリックヤードレンガ 4個
バーベキューコンロにも使用される大きなブロックで、火床と焼床(やきどこ)を作るために使用した。火床は耐火レンガを敷き詰めてつくることも可能なので、好みに合わせて資材を選ぶのがおすすめだ。参考価格:1,332円(税別)、大きさ:約570×230×650mm
耐火ブリックヤードレンガ 18個
ピザ窯のメイン材料であるフランスレンガがやや小さいため、大判耐火ブリックヤードレンガを使用している段の高さを合わせるためにいくつか購入。火床と焼床に他の耐火素材を使用する場合は、なるべくレンガを1種類に統一するのが理想だ。参考価格:178円(税別)、大きさ:約230×115×65mm
ファニーブロック レッド 8個
ピザ窯の土台を作るために使用するコンクリートブロック。ブロックは重さや強度によりA種・B種・C種に分かれており、ピザ窯作りにはC種が最も適しているといわれている。今回は小型で軽量なブロックを使用したが、土台のデザイン性をあまり重視しない方にはC種の重量ブロックを使用することをオススメする。また、ブロックの幅もいくつか種類があるので、作りたいピザ窯のサイズに合わせて購入しよう。参考価格:168円(税別)、大きさ:約290×140×100mm
フランスレンガ レオパルド 41個
耐火温度が約1,200〜1,300度と高く、見た目がオシャレなフランスレンガを選んだ。通常の耐火ブリックヤードレンガと耐火温度がほとんど変わらないので、ピザ窯を作る場合はどちらか好きな方を選ぶのが良い。参考価格:238円(税別)、大きさ:約220×105×54mm
トラバーティンプレートピンク 2枚
ピザ窯の土台の上に乗せる天板で、直接火が当たる部分ではないので、トルコ産の堆積岩を選んだ。天板はイエローコンパネと角材を使用した木枠にワイヤーメッシュをはめ込んで、モルタルを入れて固める方法でも作ることも可能。参考価格:2,178円(税込)、大きさ:約300×600×30mm
AGCセラミックス アサヒキャスター13T 2袋
最高使用温度1,400度の耐火コンクリートで、積み上げた耐火レンガを固定するために使用。耐火コンクリートの代わりに耐火モルタルを購入する方が居るが、こちらは火を入れないと固まらないので注意が必要だ。参考価格:4,298円(税込)、重さ:25kg
ピザ窯作りに必要な予算は4〜5万円が目安
ピザ窯の完成までにかかる費用は、製作する窯の大きさにもよるが、約4〜5万円が目安だ。土台部分を高くしたり、ピザ窯自体のサイズを大きくすると、必要な資材の数や種類が増えるだけでなく、製作にかかる時間もより長く必要となるため注意が必要。
また、上で紹介した材料のほかにもディスクグラインダーやタガネなどの工具類、左官セット、バケツなどを必要に応じて揃えておくと作業をよりスムーズに行えるでしょう。
ピザ窯の作り方
1.製作するピザ窯の形や大きさを決めて、基礎部分をつくる
まずはピザ窯の基礎部分を作る。基礎となるコンクリートブロックを並べる際は、設置場所の土をやや掘り下げておくと安定させることが出来る。また、基礎部分の高さを出す場合は適当な長さにカットした鉄筋を地面に刺してコンクリートやモルタルで埋め込む。
2.基礎部分の上に天板を乗せて固定する
基礎部分となるコンクリートブロックの穴にコンクリートまたはモルタルを詰めて天板(トラバーティンプレートピンク)をのせる。私は基礎部分の上のモルタルをやや厚く敷いたので、天板をハンマーで叩いて水平になるように調整。なお、水準器はiPhoneの標準アプリとして備わっている計測機能を使用した。
コンクリートまたはモルタルの練り具合は凄く絶妙であるため説明が難しいが、固めのポテトサラダをイメージすると分かりやすい。耐火コンクリートであるアサヒキャスターを使用する場合、混錬に必要な水量は1袋(25kg)に対し3.25〜3.75Lが目安。水を多く入れると流動性は良くなるが、亀裂が入りやすくなり強度が著しく低下してしまうため注意が必要だ。
3.火床をつくる
土台が完成したら、天板の上にコンクリートを敷いて耐火レンガを敷き詰める。私は大判耐火ブリックヤードレンガを2個と耐火ブリックヤードレンガ2個半を使用したが、通常の大きさの耐火レンガを敷き詰めることで代用することも可能だ。
また、コンクリートを敷く前に耐火レンガを並べて、全体のサイズを測りながら枠線を引いておくと効率的に作業が進められる。そのほかにも、はみ出たコンクリートにより天板を汚さないために、外枠部分をガムテープなどで保護しておくのもおすすめ。
4.耐火レンガを積み上げる
火床が完成したら、耐火レンガを積み上げてピザ窯の外壁を作る。この時、角材を使用して目地幅を調整しながら水平になることを意識してレンガを乗せると綺麗に仕上がる。焼床となる部分には、火床と同じ資材を使用しましたが、後方部分は熱が上がりやすいようタガネで加工を施している。また、耐火レンガを積み上げる際にはみ出てしまったコンクリートは、乾かないうちに濡れたスポンジやタオルで拭き取っておくと綺麗に仕上がるので試してみてほしい。
5.アーチ部分を形成する
ピザ窯作りで最も難しいアーチ部分の製作。私は焼床の直径に合わせた半円型のダンボールを9枚切り抜いて、それをもとに写真のような骨組みを作ったが、アーチ部分の強度に不安があったためバーベキュー用の網を同じ大きさに切って窯の内側に埋め込んだ。
今回はダンボールを使用したが、骨組みを作る際は合板やベニヤ板を加工することをオススメする。また、写真を撮り忘れてしまったが、骨組みのアーチ部分は必ず塞ぐようにしよう。この作業を怠ると骨組みの強度が安定せず、後の作業が進めにくくなってしまう。骨組みが完成したら焼床の上に乗せ、アーチ部分に合わせて耐火レンガを積んでいく。この時、耐火レンガを仮置きしてあらかじめ角度を確認しておくと綺麗に仕上がる。
几帳面な方はアーチ部分の外周に合わせてクサビを作り、レンガとレンガの間のスペースを均等にするそうだが、DIY初心者の私はそこまで細かいことは出来ないので、代わりにキャンプ用のプラスチックペグを挟んで角度を調整。
アーチ部分が完成したら、しっかりと火入れして完成。DIY初心者によるピザ窯作りだが、手作りならではの温かみ溢れる見た目に仕上がり、とても満足。
試しに手作りピザを焼いてみたら、生地がパリッと仕上がってとても美味しくできた。
ピザ窯DIYで気を付けるべきポイント
耐火コンクリートは素手で触らない
コンクリートやモルタル類は強アルカリ性であるため、素手で触ると肌が荒れる。これらを使用する作業を行う場合は、必ず手袋を着用しよう。
耐火レンガは水に浸したものを使用する
耐火レンガの吸水性は通常のものに比べ非常に高いため、使用するレンガをあらかじめ水に浸してから積み上げるのがオススメ。吸水性を高く保ったままだと、耐火コンクリートの水分が短時間で失われてしまうため、流動性が悪く作業しづらくなる。
耐火レンガの加工はディスクグラインダーとタガネを使用する
ピザ窯作りには耐火レンガのサイズ加工が欠かせない。耐火レンガを好みの大きさにカットする場合は、ディスクグラインダーで切込みを入れ、そこにタガネの刃先を入れてハンマーで少しずつ叩いて割る。
電動工具はレンタルするのが便利
耐火レンガをはじめ、木材、コンクリートなどを加工するために必要な電動工具は、ホームセンターでレンタルすることが可能だ。レンタル料金は訪れるホームセンターにより異なるが、1泊数百円程度から借りられるので、高価な本体を購入しなくても気軽に使用することができる。
▼参考記事