話題作がラインアップ! テント部門賞とノミネートを発表
注目度が高いテント部門では、軽量ソロテントが躍進。これまでの本アワードではファミリーテントが優勢だったが、軽さ、コンパクトさに、快適さをプラスした日本ブランドの技術力が評価された。
ノミネートはソロテントがふたつ、ファミリーテントがふたつ。バックパッカー向け2~3人仕様のテントがひとつと、バラエティー豊かなラインアップに。オートキャンプ以外にも、登山やバイク旅、バックパックを担いでの人力旅などが、今、求められていることがよくわかる。
なお、ワンポールがなく、すべてドーム型(一部トンネル型)なのも興味深い。
BE-PAL アウトドアアワードとは? という方は、コチラの記事をチェック!
https://www.bepal.net/archives/493633
「第4回 BE-PAL アウトドアアワード 2024」は、YouTubeでも配信しています
授賞式の様子は、現在発売中のBE-PAL 2025年1月号ほか、BE-PAL公式 YouTubeチャンネルでも配信しているので、ぜひ御覧ください。
ノミネート:ogawa「ソレスト」¥198,000
パネルと天窓が生み出す圧倒的な開放感の6人テント
6人用の大型テント。全面メッシュにすることができ、開放感バツグン! スカート付きでフルクローズにすれば冷気をシャットアウトできる。「季節を問わずに一年中使えるのがうれしい(長谷部)」。
ノミネート:MSR「ティンハイム 3」¥93,500
サッと設営&十分な居住空間バックパッカーズテント
コンパクトなトンネル型テント。室内空間が広く、居住性に優れている。インナーテントは取りはずし可能でフロアレスとしても使用可能。余裕のある前室、その前室部まで覆う大きなグランドシートが付属する。
ノミネート:ゼインアーツ「ヤール1」¥37,950
機能性を追求した山岳テントプライスも魅力の超話題作
ゼインアーツ初となる山岳テント。軽量かつ機能性に優れたモデルで、価格も魅力! フライは15デニール、ボトムは20デニールのナイロンを採用。引裂強度を高めるために、シリコーン加工を施している。
ノミネート:アライテント「ライペン SLソロ」¥63,800
ダブルウォールテントで1㎏を切る軽さを実現した
実用性、耐久性に優れたテントを開発してきた老舗国産メーカーが、機能性を損なうことなく、1㎏を切るテントを実現。日本の山旅に合う仕様になっている。安心のダブルウォール、設営しやすいフレームスリーブなど、使い勝手の良さが随所に見られる。
ノミネート:スノーピーク「リゲル Pro. ストーブプラス」¥1,485,000
シェルター内で薪ストOK! 専用設計の安心感は絶大
シェルター内で薪ストーブ「リゲルストーブ」が使える専用設計。本体は立てやすく、風にも強い。内部は空気の循環を促進するつくりに仕上がっている。幕内で薪ストーブを楽しめる大型シェルターだ。
気になるテントが目白押し! 審査員も迷いに迷う
発表!テント部門賞はアライテント「ライペン SLソロ」に決定
第4回 BE-PAL アウトドアアワード 2024、テント部門賞はアライテント「ライペン SLソロ」に決定した。
1965年に創業した国産テントメーカー、アライテント。これまで軽量化をあえて推してこなかった同社が、ついに“軽さ”を見出した。ポールはスリーブ式で、暗闇でもカンタンにたてることができる。軽さ、使いやすさに優れたテントだ。
質実剛健、職人気質のアライテントがついに軽さを見出した。随所に見られるアイデアに脱帽!
アンダー1kgテントの大本命! コンパクトに持ち運びでき、山旅に出かけたくなるテントです
「SLソロは、これまで開発してきたテントとは異なり、軽さに特化した製品です。他のテント同様、皆さまに愛され続ける製品になればと思っています」株式会社アライテント代表取締役 新井 肇さん
第4回 BE-PAL アウトドアアワード 2024授賞式の様子は、現在発売中の本誌2025年1月号に掲載しています。また、BE-PAL公式 YouTubeチャンネルでも公開中です。ぜひ御覧ください。
※撮影/小倉雄一郎 写真提供/ogawa、モチヅキ、ゼインアーツ、アライテント、スノーピーク(掲載順)