超軽量で選ぶか、居住性で選ぶか
パンデミック後、一気に増えたソロキャンパーやソロハイカーによる需要が激増したソロテントは、現在よりさらなる軽量性を追求。とくに海外ブランドは、環境に配慮した素材を採用することに注力する傾向が顕著に現われている。
私が紹介します
sotosotodays
野毛陽平さん
第1位
新しく生まれ変わったバックカントリーの"豪邸"
MSR/エリクサー1(updated)
¥48,400
耐久性を高めるためにパーツや生地に改良が加えられて、新たなカラーでリデビューした定番モデル。出入り口ジッパーは直線に近い状態で使われ破損しにくくなっている。
問い合わせ先:モチヅキ 0256(32)0860
「新しく加水分解耐性を高めた生地と加工の採用は、ユーザーにとってメリット大。定番を育てる姿勢もいいよね。」
フライシートの出入り口開閉部(ジッパーフラップのある方)に、
第2位
日本の山岳に適した超軽量モデル
ゼインアーツ/ヤール1
¥37,950
フライ+インナー+フレームでわずか860g。ロープ、ペグ、フットプリント、バッグ込みでも1,150gという軽さ! シンプルなクロスフレームで設営、撤収も楽々だ。
問い合わせ先:ゼインアーツ info@zanearts.com
「必要十分な性能でありながら、懐に優しい価格帯。それにた っぷりサイズの収納袋にも好感が持てます。」
第3位
軽さと性能を両立したソロテントの新定番
ライペン/SLソロ
¥63,800
極薄生地を使うことに慎重だったアライテントが、満を持して発表したSLシリーズのソロモデル。超軽量だが、完成度の高さは多くの山屋のお墨付き。
問い合わせ先:アライテント 04(2944)5855
「超軽量とはいえ、フロアには30Dの生地が使われアンダーシート付属なので、破損の心配が少ないよね。」
第4位
軽量性を追求した3シーズンWウォール
プロモンテ/VEL-10 3S
¥61,600
素材を見直すことで軽量化を図った3シーズンモデル。インナーテント+フライ+ポールでわずか約890gという軽さ。四隅のスリーブにポールをセットするだけで自立し、設営も簡単だ。
問い合わせ先:エイチ シー エス 03(5200)0770
インナーテント四隅には短いテントスリーブがあり、ポール先端部
第5位
居住性がアップした環境配慮モデル
MSR/ハバハバLT 1
¥88,000
人気のハバファミリーにライトウエイトモデルが登場。インナー上部にメッシュパネルが使われ通気性バツグン! 天気のいい夜はフライをはずして星空観察も。
問い合わせ先:モチヅキ 0256(32)0860
フライ、フロア、メッシュは、環境に配慮した「ソリューションダイ」ファブリック。
☆☆☆
2025年ヒット予測
人気アウトドアショップにお願いしたアンケートをもとに、編集部で「これは売れる!」とセレクトしたギアを紹介。
アンケートに協力してくれたアウトドアショップ17社
APORITO
アルペンアウトドアーズ フラッグシップストア
石井スポーツ
WEST
Orange
CAMP DEPOT
GOOD OPEN AIRS myX
グリーンハウス
好日山荘
さかいやスポーツ
シェルパ
SWEN
秀岳荘
sotosotodays
ナムチェバザール
ベースキャンプ
WILD-1
(五十音順)
※構成/坂本りえ 撮影/永易量行 協力/影山盛太
(BE-PAL 2025年1月号より)
※WEB用に一部追記しています。