
手軽で衛生的な携帯用トイレ「ほっ!トイレ」
エクセルシア ほっ!トイレ
女性の視点から生まれた、手軽さや衛生面に配慮された携帯用トイレ。カバンに入るサイズながら目隠し用のポンチョも付いているため、いつでもどこでも用を足せる。消臭には石灰が使われており、臭いも気にならない。
●商品サイズ (幅×奥行×高さ) :220mm×140mm×30mm
●内容:ほっ! トイレタブレット(50g)×1袋、ビニール袋×1枚、ポケットティッシュ×1セット、ポンチョ×1枚、簡易トイレ型枠×1枚
●材質:吸水性樹脂、ゼオライト、消石灰、セルロース、pH調整剤、ポリエチレン
使用後はビニール袋に入れ、ゴミとして処分できる。外出先でも処分できるのは嬉しいポイントだ。サイズは3種類から選べるようになっており、車中泊だけでなく災害時にも活躍するアイテム。
▼参考記事
さまざまな場面で役立つ簡易トイレ「本格派ポータブル水洗トイレ」
マリン商事 本格派ポータブル水洗トイレ
トイレ本体上部が上水タンクになっている。用をたしたあとに便座脇にあるポンプをポンピングすると、便座の内壁を渦巻くように水が流れる向きと位置に2箇所の噴射孔がある。防災用具としても、夏フェスやキャンプ場でも、いざという時に役に立つ。
汚物タンク上部の蓋をスライドさせるレバーを引いて、トイレットペーパーを30センチほど敷いておく。用を足したらレバーを押してタンクに蓋をして、ポンピング10回の水流でキレイに便座内を洗う。
▼参考記事
キャンピングカーにもおすすめの簡易トイレ「ラップポン」
日本セイフティー株式会社 ラップポン・トレッカー
ラップ式ポータブルトイレ。脚は折りたたんで収納でき、上部の取っ手でスーツケースのように持ち運び可能。災害時の使用を想定した製品で、平時には積み重ねて収納でき、大勢の人の使用にも耐える。耐久性・実用性を重視した堅強な製品だ。(画像は「トレッカー3」。リンク先は現行版の「トレッカー WT-4」)

画像は「トレッカー3」。現行版には音声案内やオート電源オフなど便利機能が追加されている。
キャンピングカーのトイレの悩みを解決してくれる「ラップポン」。外観はがっしりと角ばって無骨。各辺40cmほどの大きさで、巨大なジュラルミンケースのようにも見える。 それもそのはず、災害時の使用を想定した製品なのだ。
平時には積み重ねて収納でき、大勢の人の使用にも耐える。東日本大震災、熊本地震、西日本豪雨災害など多くの被災地、避難所で活用されたという。
脚は折りたたんで収納でき、上部の取っ手でスーツケースのように持ち運びができる。ただし本体は10kg以上(WT-4で約12kg)あり、女性でも持てないことはないが、かなり重い。取り回しのしやすさやインテリア性よりも、耐久性・実用性を重視した堅強な製品だ。
ロックを解除し、フタを開けると便座がある。便座シートを貼ると冬でもひんやりせず、また家庭のトイレに使用感が近くなる。
さらに便座を外すとこの製品の要、機械部分が登場。「フィルムロール」という消耗品を取り付けて使う。

機械部分を真下から見たところ。
動作には電気が必要なため、ACアダプターをコンセントに差して使うか、オプション品としてリチウムイオンバッテリーや車用DCケーブルも販売している。
本体の操作はリモコンで行なう。とはいえ、本体とコードでつながっているリモコンなので、遠隔操作というよりは手元で使うイメージだ。
使用には2種類の消耗品が必要だ。汚物を包み込むための「フィルムロール」と、汚物を固めるための凝固剤「カタメルサー」または「カタメルポリマー」。凝固剤はどちらを選んでもOK。
排泄前に規定量の凝固剤を投入し、排泄したらリモコンのスイッチを押す。自動でフィルムが中央部に巻き取られ、排泄物が下降していき、およそ90秒で袋の口が熱圧着される。自分で結んだり封をしたりという必要がないので手が汚れず、また誤ってこぼしてしまうような心配もない。 加えて本体は常に新しいフィルムが表面に出ている状態になるため、掃除はほとんどいらない。
分類としてはポータブルトイレになるので後付けが可能で、逆に不要になったときは自宅でも介護用などに使える。ただし、ある程度の床面積が必要なこと、電源が必要なことから、キャンピングカーに搭載するなら購入時に計画することをお勧めする。
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