山岳用モデルは軽量コンパクト化、キャンプ用モデルは快適性を追求するなど、多様なモデルがそろう。軽量で快適性を高めたモデルに注目が集まる!
温度調節機能あり、軽さを追求…売れそうなスリーピングベスト5
私が紹介します
さかいやスポーツ エコープラザ店長
横田修宏さん
高校時代からスノーボードをはじめ、その後バックカントリースキーへ。現在はスキーのほか、3児の愛息と行く登山やオートキャンプも楽しむ。
第1位
マミー+スクエア型のいいとこ取りモデル
ナンガ/オーロラテックス スクエアフット400
¥42,900
ナンガのオーロラシリーズのスペックはそのままに、足元をスクエア型にアップデート。フードや肩周りはマミー型と同様に体に密着する形状で、保温性と快適性を両立している。
問い合わせ先:ナンガ TEL:03(6384)5988
「防水性能を持つオーロラテックスを使用し、テント内の結露による濡れから中のダウンを守ってくれます。」
足元のファスナーは全開にできるので、暑いときは足だけ出すことも可能だ。
第2位
夏用化繊寝袋がさらに軽くなって登場
イスカ/ウルトラライトNEO
¥13,200
水濡れに強い化繊を使用した夏用シュラフ。来年4月に発売予定のこの新モデル(製品版のカラーはグレー×イエロー)は、約500gとさらなる軽量化を実現。夏の低山やバックパックキャンプに最適だ。
問い合わせ先:イスカ https://www.isuka.co.jp/
「夏用で薄く作られているため、化繊の重くてかさばるという欠点をまったく感じさせないのが良いです。」
シルキーな肌触りのポリエステル・マイクロファイバーを裏地に使用している。
第3位
ジッパーの開閉による温度調節機能が進化
ニーモ/ソニック0 レギュラー
¥70,400
下限温度−18度Cという冬用寝袋。胸元から腰まで伸びる2本のファスナーは開閉することで温度調節が可能。この新型はさらに内側にもファスナーが追加され、温度調節の幅が広くなった。
問い合わせ先:ロータス TEL:050-3797-1943
「結露したテントに触れやすい足元部は、防水透湿素材を使用。水濡れによる性能低下を防いでくれます。」
特徴的なV字型のキルティングによって、ダウンの横ずれを防いでくれる。
第4位
組み合わせ自由なレイヤー構造の寝袋
コールマン/マルチレイヤーコットンバッグ(グレージュ)
¥15,400
内側のフリース生地を取りはずせるなど、レイヤーの組み合わせで幅広い温度に対応する封筒型寝袋。快適温度は1~21度Cと幅広く、肌触りの良いコットン素材、足元はフリース生地使用という快適さも魅力だ。
問い合わせ先:コールマン カスタマーサービス TEL:0120-111-957
第5位
まさに自宅のお布団のような快適さを実現
スノーピーク/セパレートオフトン ワイド 700
¥55,000
完全に上下を分割でき、掛け布団と敷き布団のように使えるのが魅力。ワイドで寝返りもしやすく、連結状態でも足元や胸元のファスナーを上下させることで温度調節が可能だ。
問い合わせ先:スノーピーク TEL:0120-010-660
☆☆☆
アンケートに協力してくれたアウトドアショップ17社
APORITO
アルペンアウトドアーズ フラッグシップストア
石井スポーツ
WEST
Orange
CAMP DEPOT
GOOD OPEN AIRS myX
グリーンハウス
好日山荘
さかいやスポーツ
シェルパ
SWEN
秀岳荘
sotosotodays
ナムチェバザール
ベースキャンプ
WILD-1
(五十音順)
※構成/風間 拓 撮影/山本 智
(BE-PAL 2025年1月号より)