そしてコットは組み立てやすい軽量モデルが人気となる中、さらに付加価値が付いたものも登場し、より選択肢は豊富になった。また、人気上昇中のハンモックからも目が離せない。
マットのヒット予測ベスト3!エアマットが強いか
私が紹介します
さかいやスポーツ エコープラザ店長
横田修宏さん
高校時代からスノーボードをはじめ、その後バックカントリースキーへ。現在はスキーのほか、3児の愛息と行く登山やオートキャンプも楽しむ。
第1位
極上の寝心地をバックパックで持ち運べる!
サーマレスト/ネオロフト
¥46,200〜50,600
クッション性抜群のエアマット。レギュラーサイズで重量710gと軽量で、コンパクトに収納が可能(写真はRWサイズ)。バックパックで持ち運べるのも魅力だ。
問い合わせ先:モチヅキ TEL:0256(32)0860
「独特のモチモチ感は、すべての方向に伸びるストレッチニット生地を採用することで実現しています。しなやか肌触りも◎。」
11・7㎝の厚みのマットはサイドがやや高く膨らむ構造で、体がずり落ちにくい。
第2位
極厚仕様で快適さが大幅にUPした!
エバニュー/Traverse mat180
¥7,700
同メーカーのTrail matが9㎜厚なのに対して、こちらは15㎜厚という極厚仕様。その分、収納性は落ちるものの、クッション性によって快適な寝心地が得られる。
問い合わせ先:エバニュー TEL:03(3649)3135
「クローズドセルマットとは思えないクッション性の高さ。快適な寝心地と、3シーズンしっかり使える断熱性も魅力です。」
広げるだけで設営できるのもメリットのひとつ。また、広げたときに反りが少ないのも◎。
第3位
軽量化を追求したマミー型エアマット
ニーモ/テンサーオールシーズンレギュラーマミー
¥29,150
コーデュラ製の薄く丈夫なオリジナル生地を使用し、軽さを追求したモデル。ショートサイズの重量はなんと205g。
問い合わせ先:ロータス TEL:050-3797-1943
「7.6㎝厚のクッション性と、ニーモらしい安定感のある寝心地が魅力。固さを微調整できるバルブも便利。」
伸縮性の低い素材と独自の内部構造によって、体が左右に揺れにくいのも魅力。
コット・ハンモックは2025年何がヒットする?
第1位
ポケットを取り付けられる万能コット
AS2OV/フォールディングコット
¥27,500
高さをハイ、ローの2段階で使えるコット。本体素材は600Dナイロンリップストップを使用しており、安定感も十分。
問い合わせ先:アンバイ ジェネラルグッズストア https://www.unby.jp
「重量は3㎏と軽く、組み立ても簡単。張りのある安定感と幅の広さで快適にくつろげる。」
アウターケースやポールケースはコットに取り付けることができ、ポケットとして使える。
第2位
カーボンを贅沢に使った軽量コット
ブルックリンアウトドアカンパニー/
The Carbon 1000D Tactical Folding Cot
¥29,980
フレームの約65%のパーツにカーボンファイバーを使用することで、約2.6㎏という大幅な軽量化を実現。また、耐荷重200㎏という強度も◎だ。
問い合わせ先:ブルックリンアウトドアカンパニー https://brooklynoutdoorcompany.jp
「ポリエステル製オックスフォード生地を採用したシートで、しっかり体を支えてくれる。」
コットレッグの付けはずしで、ハイ、ローの2段階に高さを変えられる。
第3位
マットを格納すれば快適性&断熱性UP
チケットトゥザムーン/マットハンモックオリジナル
¥13,200
マットレスを収納できるポケットを装備したハンモック。マットレスを下部に入れることで、安定した寝心地が得られ、寒い時季の断熱性も確保。
問い合わせ先:モチヅキ TEL:0256(32)0860
「丈夫なパラシュートナイロン素材を使用し、耐荷重は150㎏。シルキーな肌触りも◎だ。」
リッジラインのポケットは、スマホなどの収納に便利。
☆☆☆
2025年ヒット予測について
人気アウトドアショップにお願いしたアンケートをもとに、編集部で「これは売れる!」とセレクトしたギアを紹介。
アンケートに協力してくれたアウトドアショップ17社
APORITO
アルペンアウトドアーズ フラッグシップストア
石井スポーツ
WEST
Orange
CAMP DEPOT
GOOD OPEN AIRS myX
グリーンハウス
好日山荘
さかいやスポーツ
シェルパ
SWEN
秀岳荘
sotosotodays
ナムチェバザール
ベースキャンプ
WILD-1
(五十音順)
※構成/風間 拓 撮影/山本 智
(BE-PAL 2025年1月号を元に大幅加筆しています)