使い勝手を追求するか、炎をとことん楽しむか…ヒットしそうな焚き火台は?
私が紹介します
WILD-1ゆめが丘ソラトス店 キャンプ担当兼アドバイザー
飯塚大朗さん
大学時代にキャンプにどっぷりはまり、大好きになったテンマクデザインをきっかけに、現在の職へ。もちろん現在もソロキャンプを中心に楽しんでいる。
第1位
人気TABIが大型化してより使いやすく大人数にも対応可能に
ベルモント/TABI BASE
¥24,200
人気焚き火台TABIのニューモデル。チタン製の火床など、軽量コンパクト設計なのはTABIと同様。火床のサイズが大きくなったことで、フレーム構造にも変更が加えられ、より安定感がUPしたのも良い。
問い合わせ先:ベルモント TEL:0256(36)1081
「フルサイズの薪をそのまま入れても余裕のサイズ。火床を支えるフレームは安定感のある構造で、重い鍋をのせてもぐらつかないです。」
TABIの場合は、側板をはずさないと薪をそのまま入れられなかったが、TABI BASEははずさなくても余裕で入る。
サイズUPは調理のしやすさにもつながる。焼き網のサイズも十分で、重い鍋をのせてもぐらつかない安定感も魅力。
火床が大きくなっても、重量は1.06㎏と十分な軽さ。専用のケースに収納すれば、薄くコンパクトで持ち運びも楽!
第2位
贅沢にチタンを使った超軽量な焚き火台
トウキョウクラフト/焚火台マクライト チタン
¥24,980
しっかりとしたサイズ感ながら、オールチタン製で総重量545gという軽さを実現。正方形に近い形状は、長い薪も斜めに入れられるなど使い勝手もいい。
問い合わせ先:トウキョウクラフト https://tokyocrafts.jp
「安定感はTABI BASEに劣るものの、オールチタン製による軽さは大きな魅力。ソロはもちろんグループでも使えるサイズ感もポイント。」
五徳は2段の焼き台のほか、側面パネルに直接のせるなど、高さを自在に変えられる。火力調整が簡単だから調理もしやすい。
専用のケースに収納すれば、バックパックの隙間にスッと入れて持ち運べる。軽さとコンパクトさはバックパックキャンプに最適だ。
第3位
純粋に炎を楽しむなら二次燃焼モデルが◎
トヨトミ/二次燃焼焚火台(BF-GM1)
¥24,750
暖房器具で有名なトヨトミが手がけた焚き火台。二重構造パネルによる二次燃焼モデルで、耐荷重6㎏と頑丈な作りも魅力だ。ソロに便利なサイズ感で、盛大な炎を存分に楽しめる。
問い合わせ先:トヨトミ https://www.toyotomi.jp
「リフレクターや調理鉄板など、専用のオプションパーツも用意されており、自分の使い方に合わせてカスタマイズできるのも魅力です。」
高温の空気が内側パネル上部から出て、二次燃焼を促進。燃焼効率が高く煙が少ない。
本体重量は約4㎏とやや重いが、付属の収納バックに入れれば持ち運びはしやすい。
第4位
焚き火調理と真正面から向き合えるかまど型がサイズUP
ユニフレーム/薪グリルII ラージ
¥19,800
焚き火調理を存分に楽しめる同社の薪グリルⅡのラージサイズが登場。約68㎝のワイドな幅で大きな薪もそのまま入れられる。ダッチオーブンなど重くて大きな調理アイテムにも対応可能だ。
問い合わせ先:新越ワークス TEL:03(3264)8311
五徳も複数の鍋をのせられるサイズだから、調理もはかどる。
灰受けに薪の落下を防ぐ機能が追加され、薪の投入もしやすい。
第5位
トーチの揺らめく炎で贅沢な空間を演出できる
ソロストーブ/メサトーチ
¥13,200
小型ストーブ・メサのデザインを引き継いだトーチ。灯油を燃料とし、手軽に松明のような炎が楽しめる。ランタンの代わりに使えば、サイトの雰囲気も大幅UP。
問い合わせ先:アンプラージュインターナショナル https://upioutdoor.com
土台部分を地面に差し込み、あとはパーツをつなぐだけで簡単に設営できる。
☆☆☆
2025年ヒット予測について
人気アウトドアショップにお願いしたアンケートをもとに、編集部で「これは売れる!」とセレクトしたギアを紹介。
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ナムチェバザール
ベースキャンプ
WILD-1
(五十音順)
※構成/風間 拓 撮影/三浦孝明
(BE-PAL 2025年1月号より)