道具らしさと高級感を兼ね備えた「ランドクルーザープラド」
プラドのボディーサイズはランドクルーザーよりひと回り小さく、日本の道でも走りやすい。道具らしい味わいに高級感をプラスした、貴重な存在だ。3列目シートや2.8Lの直列4気筒ディーゼルエンジンが選べるのも魅力。
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プラドならキャンプ道中の悪路も安心
大型化したランドクルーザーに比べ、ミドルサイズのプラドは日本の道でも乗りやすく、兄貴分譲りの確かなオフロード走破性を誇る。LEDヘッドライトを備えた精悍な顔つきになった。
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プラドでアウトドアライフが快適に
RV(SUV)はエンジン駆動が良いなど、走行性に優れたものが多い。とくに、キャンプ場への道のりは悪路が多くなりがちで、狭い山道や、とてつもない急坂があることも。
しかし、そんな悪路もRVなら楽々乗り越えることができる。わが家はアウトドアタイプではない大型ミニバンからランドクルーザープラドに乗り換えたところ、キャンプ場への道のりがストレスフリーになった。
キャンプの大荷物を難なく積み込めるラゲージ、オフロードも楽々走破できる走行性など、RV(SUV)はより快適なアウトドアライフの一助となってくれること間違いなしだ。
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キャンプ道具の積載&車中泊も◎!BE-PALスタッフのプラド実走レポート
もはやハイエンドクラスのSUVといえども、低燃費や環境性能の向上は必須。クリーンディーゼルのランドクルーザープラドを含めた3台で、ビーパルスタッフ3人衆(山本・小森・沢木)が東京⇔富士山麓の朝霧高原間を実走した。
【トヨタ/ランドクルーザープラドTZ-G】
●サイズ:全長4,760×全幅1,885×全高1,835mm
●最低地上高:220mm
●最小回転半径:5.8m
●車両重量:2,300kg
●乗車定員:7名
●エンジン:直列4気筒DOHC直噴ターボ(総排気量2,754cc)
●最高出力:177ps/3,400rpm
●燃料種類:軽油
●燃費(JC08モード)11.2km/L
コモンレール式燃料噴射システムやインタークーラーターボを搭載し、分厚いトルクと同クラスのガソリン車並みの最高出力を実現。尿素を使った排気ガス浄化システムを採用し、厳しい排ガス規制をクリアした。
沢木:走りの高級感っていう意味では、アウトランダーとプラドが一歩リード。PHEVは、短距離ならモーターだけで走行できるから静かなのは当然ですね。でも、エンジンとモーターを併用した通常走行でも静か。快適な乗り心地でパワフルな走り、安定したサスペンションフィーリングとバランスはピカイチ。
小森:プラドは、価格相応にシート調整や4WDの切り替えなど、電気で操作するギミックを満載して超豪華。走りは重厚でパワフルだけど、ガソリン車と比較すると静粛性は少しだけ劣りますね。
沢木:さすがに、このクラスになると、全車、用意した2人分のキャンプ道具一式が余裕で入りますね。
小森:プラドは3列シートだけど、サードシートが床面にきっちり格納できるから問題なし。
沢木:どれもよく積めるし、車中泊もラクにできちゃう。このクラスは、なんでも来いと余裕の持てる遊びグルマですね。遊びの幅自体が広がりそうです!
サードシートを倒した状態にキャンプ道具を積んでもスカスカ。広々とした空間だ。
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