レインウェア部門の1位に輝いたのは、みんなが慣れ親しんでいる信頼と実績のロングセラー「ストームクルーザージャケット Men's」。
その他、荷物の軽減に役立つマルチシェルタイプや、ハードユースに耐えるタフなモデルも引っ張りダコ。ブランド別ではザ・ノース・フェイスの強さが光った。
第1位
モンベル/
ストームクルーザージャケット Men’s
¥28,600
20Dバリスティックナイロン・リップストップの表地と、裏に柔らかな丸編みニットを貼り付けたゴアテックスメンブレンを組み合わせた3層構造のレインウェア。
縫い目を極限まで減らした独自のカットパターン「K-monoカット」のおかげで軽く、腕の上げ下ろしもスムーズになっている。フードは3方向から細かく調整できるので視界確保に役立つ。重量254g、全7色(写真はイエロー)。
【問】モンベル https://www.montbell.jp
第2位
ザ・ノース・フェイス/
クライムライトジャケット
¥39,600
エコなリサイクルナイロン(表地)と、引っかかりが少なく湿気を含みにくいマイクログリッドバッカー(裏地)でメンブレンを挟んだ3層構造ゴアテックスで、透湿性と軽さ、強度のバランスを追求した防水シェル。
ヘルメット着用時のカバー率を高め、バックパックを背負ったときでもストレスなく腕を上げ下げできるシルエット、ヒップハーネス装着時に裾が上がりにくい丈にするなど登山シーンでの機能性も向上している。重量310g(Lサイズ)、全9色(写真はアイアンシトラス)。
【問】ゴールドウイン https://www.goldwin.co.jp/tnf/
第3位
パタゴニア/
メンズ・トレントシェル 3L・レイン・ジャケット
¥27,500
H2Noパフォーマンス・スタンダード採用の3層防水シェル。雨の浸入を防ぎつつ通気性を高めるフラップ付きピットジッパーやスムーズに動くフロントジッパーなど基本を抑えた設計のロングセラーモデル。
生地があたる首部分にはマイクロフリースを当て、また、アゴにもジッパーガレージを設けるなど肌へのストレスを徹底的に低減しているのも人気の理由。生地にもメンブレンにもPFAS不使用。重量400g、全7色(写真はトリー・バイン・グリーン)。
【問】パタゴニア https://www.patagonia.jp/
第4位
モンベル/
サンダーパスジャケット
¥14,300
モンベル独自の防水透湿性素材「ドライテック」を採用。表地にはコシのある50Dナイロン・リップストップ生地を用いた3層構造でハードユースにも対応する。
フロントファスナーはフラップ不要のアクアテクトジッパーで、噛み込みもなくスムーズに開閉できるのがいい。重量325g、全6色(写真はブラウン)。
【問】モンベル https://www.montbell.jp
第5位
アークテリクス/
ベータ ジャケット
¥68,200
耐久性のある80Dのバイオベース ナイロンと、PFCフリーのゴアテックスePEメンブレン、裏地にはゴア C-KNIT バッカーテクノロジーを組み合わせた汎用性の高いシェル。
無駄のないクリーンなデザインは動きやすさもトップクラス。環境に配慮しつつもこれまで培ってきたすぐれた機能はそのままだ。重量375g。全6色(写真はソラリス)。
【問】アークテリクス https://arcteryx.jp/
第6位
ティートンブロス/
フェザーレインジャケット
¥31,900
高い耐水圧と透湿性を誇りつつ、20万回以上のテストに耐えうる世界最高峰の耐摩耗性を備えた素材「ストレッチ・コーデュラ・スーパーデュラブル 3L」にアップデート。
脇下にはファスナーを用いず常に換気できるベンチレーションを搭載し、もたつきなし。腕の動きもスムーズだ。フードはワンアクションで縦横方向の調整が可能。重量190g(Mサイズ)、全4色(写真はライトグレー)。
【問】ティートンブロス https://www.teton-bros.com/
第7位
ザ・ノース・フェイス/
ベンチャージャケット
¥18,700
裏地にビーズ加工を施した透明ラミネートフィルムを用いた2.5層シェルで、汗をかいてもべたつきを感じにくい仕様。フロントに止水ファスナーを採用するなど軽さも重視しており、雨の日だけでなくウインドシェルとしても活用できパックに常備するのが正解だ。
フードはワンハンドアジャスター対応で、素早く視界を確保。重量235g(Lサイズ)、全5色(写真はディープマルベリー)。
【問】ゴールドウイン https://www.goldwin.co.jp/tnf/
第8位
ミレー/
ティフォン50000ストレッチ ジャケット
¥35,200
独自開発の極薄メンブレンと適度な伸縮性を備えた表地、シルクタッチのニット裏地からなる防水透湿素材で衣服内をドライに保つ。伸縮性と立体裁断によってスリムなシルエットにも関わらず動きやすさを損なうことはない。
紛失の危険がある収納袋ではなく、フード内にまとめてドローコードでとめるイージー収納システムで気軽に持ち運びサッと羽織れる。重量304g。全4色(写真はメチレンブルー)。
【問】ミレー・マウンテン・グループ・ジャパン https://www.millet.jp
第9位
ザ・ノース・フェイス/
マウンテンレインテックスジャケット
¥33,000
凹凸のある表面が汗を素早く拡散させるトリコットバッカーを裏面に用いた3層ゴアテックス製。ほどよい厚みがあるので気兼ねなく活動できるのも強み。防風・防寒シェルとしても活躍する。
襟に収納するビルトイン仕様のフードは、サイズを見直して収納しやすくなっている。もちろんワンハンドアジャスター対応だ。重量485g(Lサイズ)、全6色(写真はキャバングレー×クレイグレー)。
【問】ゴールドウイン https://www.goldwin.co.jp/tnf/
第10位
ファイントラック/
エバーブレスフォトンジャケット
¥29,040
エバーブレスメンブレンを、横方向に130%ストレッチする生地としなやかな肌触りのナイロンニットで挟み込んだマルチシェル。3層とは思えないしなやかさ、そしてバタつきのないスリムなシルエットでありながら抜群の動きやすさを実現している。
衣服内の蒸れを一気に開放する独自のベンチレーションシステム「リンクベント」にも対応。重量295g、全4色(写真はセルリアンブルー)。
【問】ファイントラック https://www.finetrack.com
☆☆☆
2024年ベストヒット
アウトドアショップへのアンケートを集計し、本当に売れた商品をジャンルごとに上位10位まで発表(一部ジャンル除く)。
アンケートに協力してくれたアウトドアショップ17社
APORITO
アルペンアウトドアーズ フラッグシップストア
石井スポーツ
WEST
Orange
CAMP DEPOT
GOOD OPEN AIRS myX
グリーンハウス
好日山荘
さかいやスポーツ
シェルパ
SWEN
秀岳荘
sotosotodays
ナムチェバザール
ベースキャンプ
WILD-1
(五十音順)
(BE-PAL 2025年1月号をもとに大幅加筆しています)