【東京都】アークテリクスの直営店舗
東京都は、全国でも直営店の店舗数が多い地域です。店舗によって個性が異なるのも特徴なので、それぞれ詳しく見ていきましょう。
新宿ブランドストア
アークテリクス直営店のうち、規模が大きく品ぞろえがよい店舗の一つは、2024年11月30日にオープンした新宿ブランドストアです。東京メトロ『新宿駅』東口を出てすぐ、『新宿アルタ』ビル横の好立地にオープンしました。
地上4階の建物は全てアークテリクスの店舗が入り、国内最大級の売り場面積を誇ります。1階の壁には不定期でアーティストの絵画が飾られ、オープンに際して選ばれたのは田中みずき氏の『逆さ富士』です。
1階は季節ごとの特集、2階はレディース、3階はメンズフロアで、アークテリクスと『VEILANCE』のフルラインアップを展開しています。
4階には修理やメンテナンスを依頼できる『ReBIRD Service Centre』と、自分に合ったアイテムを専門スタッフに相談できる『BETA LOUNGE』があります。ファンなら一度は訪れたい、ブランド屈指の大型店です。
原宿ブランドストア・原宿バードネスト
2014年から営業している原宿ブランドストアの隣ビルに、2022年に原宿バードネストがオープンしました。それぞれのコンセプトの違いは、内装や品ぞろえに反映されています。
ブランドストアは、ヨーロッパの山小屋がテーマです。木目調の内装にリニューアルし、アパレルや『バックパック』『フットウエア』などアウトドアをメインにしたラインアップをそろえています。
バードネストは、メタリックでスタイリッシュな雰囲気です。アウトドアの機能性を都会向けに生かした『VEILANCE』を中心に、デイリーユース向けの商品を取りそろえています。
東京 丸の内ブランドストア
2022年にオープンした丸の内ブランドストアは、世界で5番目となるブランド修理サービス『ReBIRD Service Centre』の設置店舗です。
店内は木目と白を基調とし、自然光を多く取り入れ開放的で、丸の内の街並みにふさわしい洗練された雰囲気となっています。
デイリー向けを中心に、『Cityコレクション』や『アークテリクス パフォーマンスコレクション』をバランスよくラインアップしています。アーバンラインの『VEILANCE』も取り扱っているため、欲しい商品がきっと見つかるでしょう。
GINZA SIX店
銀座のメインストリートにそびえ立つ高級商業施設『GINZ SIX』内に、2023年にオープンした店舗です。店内は高級ブランドらしい、スペースにゆとりを持たせた陳列がされており、銀座の名に恥じないぜいたくな雰囲気となっています。
ラインアップについては、メンズだけでなくレディース商品の取り扱いにも力を入れているのが特徴です。多くの人が訪れる銀座の街で、アークテリクスの魅力を女性層にも広める試みです。
なお、銀座3丁目にはもう一店舗「アークテリクス 東京銀座」があります。こちらは日本国内に最初にできたアークテリクスのショップです。現在の正規輸入代理店であるアメアスポーツジャパンがアークテリクスと契約する以前の2000年に輸入代理店として日本に初めてアークテリクスのアイテムを紹介したサンウエスト社が、2008年にオープンしました。
元祖アークテリクス専門店だけあって、アウトドア向けの『アークテリクスエッセンシャルズ』『バックパック』『フットウェア』から、普段使いしやすい『エブリディ』シリーズ、都市の究極の日常着『VEILANCE』まで、多彩な商品を販売。過去の貴重なアーカイブモデルの展示もあり、訪れるだけでわくわくするお店です。
二子玉川ライズS.C.店
2022年にオープンした二子玉川ライズS.C.店は、大型直営店ならではの充実したラインアップが特徴です。商品はアウトドア用から都市向けまで、主要なものをバランスよく取りそろえています。
店を前にしてまず目を引くのが、ガラスのファサードです。店内の天井は高く、あえて配管をむき出しにしたインダストリアルな雰囲気を演出しています。
自然光を十分に取り入れることで、実際の使用シーンでの商品の色合いを確認できるのも、二子玉川ライズS.C.店の魅力です。店内には大きなテーブルがあり、商品を広げたり並べて比較したりと、気になった商品を自由に見られる工夫もされています。
【神奈川県】アークテリクスの直営店舗
神奈川県には、みなとみらいと川崎に2店舗展開しています。それぞれどのような雰囲気や品ぞろえなのか、詳しく見ていきましょう。
MARK IS みなとみらい店
横浜のおしゃれスポットである『MARK IS みなとみらい』に出店している店舗です。内装はアークテリクスのブランドイメージを体現した、ブラックとグレーを基調としています。
ラインアップはアウトドア全般を取り扱っており、キャンプや登山用のウエアやギアを探しているなら欲しい商品が見つかるでしょう。原宿に次いで2016年に東日本2番目の店舗としてオープンしており、直営店の中では比較的老舗といえます。
ラゾーナ川崎プラザ店
JR『川崎駅』直結で、アクセス良好な『ラゾーナ川崎プラザ』に出店している店舗です。中庭からの自然光が入る位置に出店しているため、商品の実際の色合いを確認しやすいのがうれしいポイントです。
品ぞろえはアウトドア系全般と、日常向けの『エブリディ』を取り扱っています。都内の大規模店に比べると、一つのコレクション全てがそろっているわけではありません。
しかし、ピックアップ商品がコンパクトにまとまっているので、さまざまなラインを比較したいときにおすすめです。川崎駅からの行きやすさや、『ラゾーナ川崎プラザ』で他のショッピングと一緒に見て回れるのも魅力です。
【中部・近畿】アークテリクスの直営店舗
中部地方には名古屋に店舗があり、近畿地方は大阪・京都・兵庫に出店しています。地域に合わせた外観や内装も見どころです。
名古屋ブランドストア
名古屋ブランドストアは、中部地方唯一の直営店として2017年にオープンしました(2024年12月現在)。名古屋屈指の繁華街・中区栄3丁目に出店しており、売り場は地上2フロアからなります。
店内は、コンクリート打ち放しのインダストリアルな雰囲気です。アウトドア向けの『アークテリクスエッセンシャルズ』をはじめ、普段着に使える『24(トゥエンティフォー)』、都会的なファッション性を意識した『VEILANCE』など、フルラインアップで取り扱っています。
中部地方で品ぞろえのよい店舗を探しているなら、名古屋ブランドストアで間違いありません。
グランフロント大阪店
グランフロント大阪店は、大阪の流行発信地である梅田の『グランフロント大阪』内にあります。元は同施設のポップアップ区画で展開後、移転する形で正式にオープンしました。
店舗正面は黒一色で統一されており、高級感を演出しています。店内は対照的に明るい照明で、商品の色合いはしっかりと確認できます。一通りのコレクションがそろっているものの、『VEILANCE』は取り扱っていないので注意しましょう。
出店している『グランフロント大阪』南館4階は、女性客が多く訪れるフロアであることから、レディースのラインアップを強化しているのが特徴です。ラインアップの約40%がレディースであり、アークテリクスの女性ファンなら一度は訪れたい店舗です。
心斎橋ブランドストア
心斎橋ブランドストアは、2023年に大阪の御堂筋線『心斎橋駅』近くにオープンしました。3フロアからなる店舗は前面がガラス張りで、天井も高く設定されており、店内の解放感は抜群です。
3階には、メンテナンスサービスの『ReBIRD Service Centre』と、ブランドとして世界初の常設カフェ『BETA CAFE』があります。カフェでは、アークテリクスの発祥地・カナダのスイーツや、ブレンドコーヒーなどのオリジナルメニューが楽しめます。
国内屈指の規模を誇り、男性向け・女性向けそれぞれの商品と『バックパック』『VEILANCE』など品ぞろえも豊富です。心斎橋に買い物に来たら、ぜひ訪れてみましょう。
京都ブランドストア
2022年から、京都の四条烏丸エリアに出店している店舗です。
阪急京都線『烏丸駅』1番出口すぐの好立地にあり、旅行で京都に来た人でも訪れやすくなっています。外観は西洋風の石造りのアーチで、店内は明るく快適に買い物ができるでしょう。
品ぞろえは、アウトドアウエアと日常使いできるシティウエアを展開しており、街着を買いたい人にもおすすめです。多くのファンに愛用される、『バックパック』『フットウエア』のコレクションもあります。
神戸ブランドストア
神戸ブランドストアは2024年11月に、神戸旧居留地から現在の仲町通りに移転オープンしました。
売り場面積は移転前の約1.4倍に拡張され、『VEILANCE』をフルラインアップで展開しています。VEILANCE専用のフィッティングルームも完備し、ゆったりとした空間でショッピングを楽しめます。
アウトドア向け商品も展開され、アジア直営店初となる高さ約5.3mのクライミングウォールも注目のポイントです。クライミングウォールには、ハーネスを付けて実際に登ることができ、商品の着用感を確かめられます。
【北海道・福岡県】アークテリクスの直営店舗
アークテリクスは地方都市にも直営店を出店しています。最後に北海道と福岡の2店舗を紹介します。
サッポロファクトリー店
2019年にオープンしたサッポロファクトリー店は、売り場面積約130坪の、広々とした1フロアが特徴です。エントランスや店内は、黒を基調としたシックな雰囲気に仕上げつつも、木材も使うことでナチュラルさとアウトドア感を演出しています。
品ぞろえも充実しており、アウトドア商品の他、『24』『バックパック』『フットウエア』などがフルラインアップで置いてあります。同施設の他店にも行きやすく、目当てのアークテリクス商品を見つけやすいのが魅力です。
福岡 天神ブランドストア
福岡 天神ブランドストアは、九州初の路面店として2023年にオープンしました。まず目を引くのは、店舗正面にある木のシンボルウォールで、他の店舗にはない独特の雰囲気を味わえます。
木を基調とした柔らかい雰囲気にしつつも、高級感がプラスされた内装です。1階は女性向け商品と『バックパック』、2階は男性向け商品がメインに並び、『フットウエア』やアクセサリーもそろっています。
九州方面でアークテリクス製品を探すなら、直営店の福岡 天神ブランドストアがおすすめです。
まとめ
アークテリクスは、特に2020年代に入ってから日本の直営店を次々とオープン・拡大しており、人気の高さがうかがえます。店舗ごとに内装や品ぞろえのコンセプトが異なるので、違いを楽しむこともできます。
アークテリクスは、アウトドアブランドの中でも比較的高価格帯に位置するため、できれば実際に手に取って選びたい人も多いはずです。
国内のさまざまな主要都市に直営店を展開しているので、気になる商品があれば一度店舗まで足を運び、実物に触れてみてはいかがでしょうか。