神奈川県の川遊びスポット10選!川遊びの注意点もチェック
  • OUTDOOR
  • NEWS
  • SUSTAINABLE
  • CAR
  • CAMP
  • GEAR
  • COOKING
  • OUTDOOR
  • NEWS
  • SUSTAINABLE
  • CAR
  • CAMP
  • GEAR
  • COOKING
  • 海・川・カヌー

    2025.01.21

    神奈川県の川遊びスポット10選!川遊びの注意点もチェック

    神奈川県の川遊びスポット10選!川遊びの注意点もチェック
    神奈川県は、東京湾や相模湾に面し、都市の周辺には豊かな自然が多く残されています。水や緑に恵まれた環境なだけに、どこで川遊びをすればよいのか悩む人は多いのではないでしょうか。県内にある川遊びスポットや、安全に遊ぶための注意点を紹介します。

    【横浜・横須賀地域】神奈川県のおすすめ川遊びスポット

    横浜市や横須賀市は、県内在住の人だけでなく、都心から近い場所で川遊びがしたい人に向いている場所です。都市部からそれほど離れていないエリアで、川遊びのできる場所が見つかります。横浜・横須賀地域にある、おすすめのスポットを見ていきましょう。

    陣ヶ下渓谷公園(横浜市)

    横浜市保土ケ谷区にある陣ヶ下渓谷公園(じんがしたけいこくこうえん)は、市内にある唯一の渓谷公園です。相鉄線鶴ヶ峰駅と上星川駅の中間付近にあります。

    木漏れ日が差し込む森や、水流に浸食された岩場などは、都市部から近距離にあるとは思えないほどの景観です。まるで、秘境に来たかのような雰囲気を味わえるでしょう。

    川まで下りられる階段が整備され、夏になると多くの家族連れが川遊びに訪れます。川は浅く流れは穏やかで、小さな子どもでも遊べるスポットとして人気です。

    陣ケ下渓谷公園(保土ケ谷区) 横浜市

    早淵川親水広場(横浜市)

    鶴見川の支流、早淵川(はやぶちがわ)の河川敷に作られた広場です。横浜市都筑区にあり、横浜市営地下鉄センター南駅とセンター北駅の中間辺りに位置しています。広場周辺には遊歩道が整備され、水と緑に親しめる場所として地域の人々に人気です。

    この広場は、健全な水循環システムの構築を目的とした計画『鶴見川流域水マスタープラン』の一環として、作られました。水辺に近づきやすいように傾斜を設け、子どもたちが安全に水辺の自然を学べるように工夫されています。

    また、川の隣にはワンドがあり、水に入らなくても生き物を観察できるようになっています。

    早渕川親水広場(横浜市都筑区)

    前田川遊歩道(横須賀市)

    前田川は、大楠山(おおぐすやま)の沢の水・湧き水などにより、形成されている川です。前田川遊歩道は、清流のせせらぎと緑を満喫できる場所として整備されました。

    周辺には美しい自然が残され、魚やサワガニなどの川の生き物を見られます。遊歩道の起点は、国道134号前田橋バス停から約200mの地点にある『お国橋』です。

    階段を下りて奥へ進むと、ヨシノボリなどの魚が上れるように整備された魚道があり、さらに進むと自然石や飛び石などを生かした川辺が現れます。

    遊歩道の中間付近には大楠山登山口があり、ハイキングも楽しめるでしょう。ただし、登山口から先の遊歩道は、2024年8月時点では土砂崩れにより通行止めとなっています。地域から発表される最新情報を、確認してから訪れましょう。

    前田川遊歩道のご案内|横須賀市

    【湘南地域】神奈川県のおすすめ川遊びスポット

    藤沢市や秦野市などの湘南地域にも、川遊びができる場所が豊富です。自然の川を利用した公園や、美しい渓谷などで遊べます。おすすめのスポットを、3カ所見ていきましょう。

    引地川親水公園(藤沢市)

    豊かな水辺の自然を残すために整備された、引地川(ひきじがわ)沿いにある公園です。引地川は藤沢市内を流れ、相模湾に注いでいます。

    桜並木の辺りから川辺に下りられる道があり、川遊びができます。川では、小魚やアメンボなどの水生生物を見つけられるでしょう。

    夏場は、浮袋・シュノーケルなどを持って遊びに来る家族連れでにぎわいます。川遊び以外にも、藤棚・ツツジ・アジサイなど、季節の花を楽しめるスポットとしても人気です。

    他にも、ドッグパークや多目的広場、複合遊具などが整備され、さまざまな楽しみ方ができます。

    引地川親水公園の紹介|藤沢市

    秦野戸川公園(秦野市)

    丹沢の山並みと、川の両方の景観を楽しめる公園です。公園のランドマーク『風のつり橋』の下に、丹沢の山から流れる水無川(みずなしがわ)があり、夏になると川遊びを目的とした多くのファミリーが訪れます。

    芝生広場に、山登りの楽しさや爽快感を体験してもらおうと、断崖のある山をイメージした遊具を設置しているのも特徴です。

    また、水無川のほとりには、屋根付きのバーベキュー場があります。食材持ち込みコースや手ぶらコースなどがあり、おなかを満たしながら充実した時間を過ごせるでしょう。

    秦野戸川公園|川遊び場

    くずは峡谷(秦野市)

    秦野盆地の中央を流れる葛葉川(くずはがわ)が、台地を削ってできた峡谷です。秦野駅から徒歩で約30分、バスで約10分程の場所にあります。

    葛葉川は、大きく緩やかに蛇行しながら流れており、美しい自然の景観をつくり上げています。景色を眺めるだけでも、リフレッシュできるでしょう。

    峡谷の緑地は、年間を通じて自然に親しめるように整備されています。川辺の自然を楽しめるだけでなく、ウグイスやカワセミなどの野鳥を観察できるところも魅力です。

    また、緑地には緑を保全するための活動の拠点として開設された、自然観察施設『くずはの家』があります。

    くずはの家 / くずは峡谷 | はだの旬だより-秦野市観光協会

    【県央地域】神奈川県のおすすめ川遊びスポット

    神奈川県の県央地域には、豊かな自然が残る場所が豊富です。美しい自然の川や、川の流れを利用した公園などで遊べます。水辺の景色や自然を堪能できる、おすすめのスポットを見ていきましょう。

    相模三川公園(海老名市)

    相模三川公園(さがみさんせんこうえん)は、海老名駅の西口から徒歩約15分の場所にあります。

    園内には鳩川が流れていて、暖かい季節になると川遊びをする人や、ザリガニなどを捕まえる人でにぎわいます。鳩川は、相模原市から海老名市にかけて流れる川です。

    川沿いに桜が咲き、春にはお花見スポットとしても活用できます。さまざまな遊具が集まる『わくわくランド』もあり、体を動かして遊びたい人にもおすすめです。

    スポーツエリアが充実している点も特徴で、多目的グラウンドやパークゴルフ場なども利用できます。

    相模三川公園【公式】

    中津川(愛川町)

    愛川町は山や川に囲まれ、自然と調和した町です。中津川は、愛川町の中心を流れる川で、川幅が広く本格的な川遊びを楽しめます。

    川の水は透明度が高く、一部がエメラルドグリーンをしていることでも有名です。川岸は緑豊かな木々で覆われ、秋になると紅葉見物もできます。

    馬渡橋周辺の河川敷は、夏になると多くの人が詰めかける人気スポットです。レジャーシーズンになると、キャンプや釣り、ピクニックなど思い思いに川辺を楽しむ人の姿が見られるでしょう。

    中津川/愛川町ホームページ

    【県西地域】神奈川県のおすすめ川遊びスポット

    神奈川県の県西地域には、温泉街や箱根山などの有名な観光地があります。魚釣りスポットも豊富で、多くの観光客が訪れる場所です。箱根町にある、おすすめの川遊びスポットを見ていきましょう。

    弁天山清流公園(箱根町)

    弁天山清流公園は、須雲川(すくもがわ)の河原を利用して作られた公園です。須雲川は早川の支流で、箱根山の南側を流れる川です。

    川辺には、火山活動によって噴出した岩や、マグマが上昇してできた岩脈が見られる場所があります。

    弁天山清流公園には、渓流釣りやバーベキュー、つかみどりなどを楽しめる有料の釣り場『畑宿清流マス釣場』が併設されています。

    自然の川をせき止めて釣り場を作っているのが特徴で、バーベキュー広場では釣った魚を調理して食べられるのも魅力です。

    畑宿清流マス釣場|箱根町観光協会公式サイト 温泉・旅館・ホテル・観光情報満載!

    早川(箱根町)

    早川は、箱根湯本駅の近くにあり、温泉街を流れる川です。芦ノ湖から流れる水を水源とし、駅前の早川河川敷は川に下りられるように整備されています。

    水深は浅く、水も清らかなので気軽に川遊びができるでしょう。電車を待つちょっとした隙間時間などに、気軽に利用できます。

    温泉や食べ歩きを堪能した後、夕涼みに利用するのもおすすめです。真っ赤に塗られた欄干が印象的な『あじさい橋』の付近から、景観を楽しんでもよいでしょう。

    ジオサイト-箱根早川沿いエリア | 箱根ジオパーク

    川遊びの注意点

     

    水辺の生き物を観察したり泳いだりと、多くの楽しみ方があるところが川遊びの醍醐味です。しかし、夢中になって遊んでいると、危険な場所へ入ってしまうこともあります。川遊びの注意点を確認し、安全に遊びましょう。

    ウォーターシューズとライフジャケットを着用

    素足で川に入るのは、大変危険です。川底には石や枝、ごみなどが落ちている場合があるほか、岩に足をぶつけるなどのリスクもあります。

    ビーチサンダルだと流されてしまうので、足にフィットするウォーターシューズを履きましょう。ウォーターシューズは、水辺に適した素材で作られ、足を保護するデザインになっているのが特徴です。

    また、ライフジャケットを着用すると浮力が生まれ、溺れるリスクを減らせます。流されたときや、突然深くなっている場所に落ちてしまったときなども、水面に顔を出せるので慌てずに済むでしょう。

    さまざまなタイプのライフジャケットがありますが、川遊びの際は浮力材が入っている固定式がおすすめです。流されたときに脱げないように、正しく着用しましょう。

    天候や水位の変化に注意

    前日に雨が降ったときや雨が降りそうなとき、川の水が濁っているときなどは、異常な増水が起こりやすいので川に入らないようにしましょう。

    川の上流で大雨が降ると、遊んでいる場所が晴れていても一気に増水することがあります。川遊びをする日は、上流の天気予報も確認し、安全に気を配りましょう。

    遊んでいる最中に雷鳴が聞こえたり、黒い雲が見えたりしたら、すぐに川から上がり安全な場所に退避します。また、橋の下での雨宿りは、逃げ遅れる可能性があり危険です。

    遊び始める前に、川の近くにある看板をよく読み、注意点を守ることも大切です。

    危険な場所には行かない

    川遊びをする際は、安全な場所を把握しておきましょう。深くなっているところには行かないなど、ルールを作って徹底することが大切です。

    流れが速い場所や深い場所、岸壁などは危険です。岸壁では、岩などの崩落が起こる恐れがあります。大きな石の周囲は、水の流れが変わり、急に深くなる部分もあるので注意しましょう。

    水中には、表面からは見えない『隠れ岩』が潜んでいることもあります。泳いでいるときにぶつかったり、強い逆流に巻き込まれたりする可能性があるため、事前にチェックして近づかないようにしましょう。

    まとめ

    神奈川県には、水と緑に親しめる川遊びスポットが豊富にあります。水辺の公園や遊歩道では、夏だけでなく春・秋の景観も楽しめるように、整備されていることが少なくありません。

    山が多い地域でもあり、ハイキングやピクニックを楽しめるスポットもあります。運動場やバーベキュー場などを併設している場所もあるので、季節に応じた遊び方を楽しめるでしょう。

    楽しみが多い一方、自然の川を利用した遊び場では、急な増水や遊泳中のけがなどに注意が必要です。ライフジャケットやウォーターシューズなど着用し、天候の変化にも気を配りながら遊びましょう。

    あわせて読みたい

    「ブリマー・ブルーイング」のカリフォルニア出身醸造家は、川崎のJR南武線沿線を選んだ

    「ブリマー・ブルーイング」のカリフォルニア出身醸造家は、川崎のJR南武線沿線を選んだ

    『好日山荘』石坂修さんに教わる山歩きの服装と持ち物、おすすめ低山5選

    『好日山荘』石坂修さんに教わる山歩きの服装と持ち物、おすすめ低山5選

    【2024年最新】関東のおすすめキャンプ場29選!アウトドアNo.1情報誌が厳選

    【2024年最新】関東のおすすめキャンプ場29選!アウトドアNo.1情報誌が厳選

    いきものがかり山下穂尊が行くカイモノガカリ「UPI OUTDOOR鎌倉」後編

    いきものがかり山下穂尊が行くカイモノガカリ「UPI OUTDOOR鎌倉」後編

    アウトドアサウナの魅力とは?東京・関東で楽しめるスポットを紹介

    アウトドアサウナの魅力とは?東京・関東で楽しめるスポットを紹介

    NEW ARTICLES

    『 海・川・カヌー 』新着編集部記事

    ダイバーとして海中清掃に参加!リアス海岸の底には何がある!?

    2024.12.30

    カナダ・オンタリオの由来となったマジカルな湖の景色を見よ!

    2024.12.08

    海で初日の出を眺めよう。エリアごとにおすすめスポットを紹介

    2024.11.25

    釣り場に適した靴とは?3種のソールの使い分けを解説!

    2024.11.23

    初心者必見!ルアーフィッシングで釣果をあげるためのキホン4原則

    2024.11.18

    古き良き日本の港町、千葉・勝浦でのサーフスタイル

    2024.10.23

    我が人生の宝 熊本・天草の波について

    2024.09.28

    "ヨット単独無寄港無補給世界一周"国内最年少記録!木村啓嗣さんの偉大なる231日間の挑戦

    2024.09.26