エクストレイルは車中泊も楽しめる電動SUV!フルフラット&電源付きラゲッジで快適
  • OUTDOOR
  • NEWS
  • SUSTAINABLE
  • CAR
  • CAMP
  • GEAR
  • COOKING
  • OUTDOOR
  • NEWS
  • SUSTAINABLE
  • CAR
  • CAMP
  • GEAR
  • COOKING
  • キャンピングカー・車中泊

    2025.01.15

    エクストレイルは車中泊も楽しめる電動SUV!フルフラット&電源付きラゲッジで快適

    エクストレイルは車中泊も楽しめる電動SUV!フルフラット&電源付きラゲッジで快適
    しっかり積めて車中泊もできる、アウトドアにもぴったりなSUV「日産/エクストレイル」。そんなエクストレイルの室内空間や乗り心地を、実際に試乗したアウトドアライター、BE-PALスタッフがレビュー。タフで便利な電動SUVで、ソト遊びがさらに楽しくなること間違いなしだ。

    車中泊しやすい車の特徴

    斎藤 純平さん

    アウトドアライター

    キャンプに関する記事を中心に執筆しているアウトドアライター。趣味はキャンプ・国内旅行・バイク・スキューバダイビング。温泉や神社を巡るのも好きで、そこそこ詳しい自信あり。どこにも定住しない自由気ままな生活を目指すため、ライターとして活動している。

    フルフラットになるかをチェック

    車中泊を想定して車を選ぶ場合においてはフルフラット、つまりほぼ平らなスペースを作り出せるかどうかが重要なポイント。ラゲッジの後端からリヤシートの背面にかけて、大きな段差や溝がないことを確認しよう。床がフラットかつ水平だと、なお理想的だ。

    仮に段差があったり水平でなかったりしても、市販のベッドキットを導入したり、ベッドを自作したりして、快適な就寝スペースを作ることもできる。

    十分な奥行き・高さがあるか

    快適な車中泊を実現するために、脚を伸ばせるほどの奥行きも欲しいところ。奥行きが足りないと脚に疲れを感じ、よく眠れない可能性がある。仮に、縦方向に寝た状態で脚を伸ばせなくても、斜めに寝た状態では脚を伸ばせる場合も。奥行きをチェックする際は、斜めの長さも忘れずに確認しておこう。

    天井も高いほうが快適だ。実際に座ってみて、頭上に握りこぶし1個分以上の空間があれば窮屈に感じることはないだろう。座椅子やクッションに座りたいのであれば、その厚みの分も計算に入れることを忘れずに。

    リヤゲートの開き方にも注意

    image

    「跳ね上げ式」のリヤゲート。

    一般的なクルマのリヤゲートには多くの場合「跳ね上げ式」が採用されているが、一部の車種には「横開き式」が採用されている。それぞれにメリット・デメリットがあるが、車中泊用としてクルマを選ぶのであれば、跳ね上げ式のリヤゲートを搭載しているモデルがおすすめ。

    理由は、雨や日差しを遮るための屋根として使えることと、風の影響を受けにくいことの2点。跳ね上げ式のリヤゲートは全開状態のままガスダンパーの作用によって固定されるため、開けたままでも安心して過ごせる。

    コンセントなどの装備もあれば便利

    コンセントなどの装備が備わっていれば、車中泊には少し贅沢ともいえる電化製品が使用可能に。たとえば冷温庫やドライヤーなど、車中泊がより快適になる。

    カーバッテリーの消耗に注意しなければならないが、車中泊キャンプや車中泊旅において、コンセントは強力な武器になる。

    ▼参考記事

    車中泊用のクルマはココを見て選ぼう!キャンピングカーやハイエースじゃなくても快適に過ごせるぞ!

    ソト遊びにぴったりな「日産|エクストレイル」

    高速走行時にアクセル、ブレーキ、ステアリング操作をアシストするほか、ナビゲーションとリンクしてカーブで速度調整するなど、多彩な運転支援をする「プロパイロット」を搭載。駐車も、3つの操作だけで自動制御し完了。

    ※G e-4ORCE(2列シート)グレード
    ●ボディーサイズ:全長4,660×全幅1,840×全高1,720mm
    ●車両重量:1,880kg
    ●最低地上高:185mm
    ●最小回転半径:5.4m
    ●WLTC燃費:18.4km/L

    問い合わせ先:日産自動車

    image

    車両の周囲360度をカバーする情報は、メーターパネル内に表示される。

    image

    雨の日のキャンプでも安心の防水シートを採用したグレードもある。

    ▼参考記事

    スズキ・ジムニーからレクサス・LBXまで!たくさん積めて安心な「人気ソト遊びグルマ」8選

    エクストレイルの乗り心地&大容量ラゲッジをアウトドアライターが解説!

    ホーボージュンさん

    大海原から6000m峰まで世界中の大自然を旅する全天候型アウトドアライター。

    僕はかなりのクルマ好きだ。20代はプロドライバーとして世界各国を走り回り、地球を3周半ぐらいした。またレースにのめり込み、スピードの世界に生きていた時期もある。その後、30代半ばからは環境とエネルギー問題への反省から“ゼロエミッションヴィークル”に傾倒し、EVの普及活動に邁進していた。プリウスが登場するずっと前のことだ。

    ただ、僕はクルマはエコである前に、より大切なことがあると考えている。それは「道具としてしっかり使えるのか?」ということだ。荷物がたっぷり積め、タフで悪路走破性に優れ、長距離を楽に移動できること。そこは絶対に譲れない。

    そんな視点で僕が大注目しているのが新型エクストレイル。9年ぶりにモデルチェンジしたエクストレイルは全車が「e-POWER」となり環境性能がグッと上がった。さらに電動4WDシステム「e-4ORCE」を搭載。これは前後のモーターと左右のブレーキを統合制御して全輪の駆動力を最適化するもの。走りにこだわる僕としては興味津々の技術だ。

    image

    エクストレイルは2000年の初登場以来「タフギア」として多くのアウトドアズマンに愛されてきたが、4代目はそのたくましさに静かさと上質さが加わった。

    image

    電動ドライブならではの滑らかな走りに感動。

    車輪を駆動するのはモーターなのでドライビングフィールは電気自動車や水素自動車などと同じ。アクセルワークに対するリニアな反応やフラットで爆発的なトルクは運転が楽しい。

    image

    優れた4WDシステムのおかげで林道や湖畔など、二輪駆動車では不安な場所へも安心して入っていける。冬の雪道でも頼もしい。

    image

    運転支援システム「プロパイロット」は、レーダー波の先読みも正確で車速の加減速も自然。安心して任せられる。

    床面がフラットになる大容量ラゲッジ

    image

    荷室の容量は575Lもある。

    タイヤハウスの出っ張りも少なく、後部座席をたたむと床面がフラットになりギア類が積みやすい。

    image

    フルフラット床面で車中泊も快適!

    image

    ラゲッジには1,500W電源を実装。電気コンロや機材充電に使えるだけでなく災害や停電時の非常用電源としても期待できる。

    ▼参考記事

    2泊3日で1000㎞走破してみた!日産の新型「エクストレイル」実力をホーボージュンがガチ検証

    車中泊も快適!エクストレイルをBE-PALスタッフがレビュー

    記者・櫻井(左)、編集・早坂(右)

    本誌で長くクルマ企画を手掛ける櫻井とアウトドアギア全般に詳しい早坂が、旬のRVをレビューします。

    エクストレイル G e-4ORCE。

    早:長らく外遊び好きに支持されてきたエクストレイルがモデルチェンジです。
    櫻:4代目となる新型は、タフギアのDNAを継承しつつ、上質さを追求した。
    早:アウトドアでガシガシ使えればそれでいいじゃん、と思っていたけど、乗ってびっくり。ハンドルを切ったときの滑らかさに始まり、タイヤが路面にビターっと張り付いていくしっかり感、そしてモリモリわいてくるパワーに感動しました。外遊び疲れを吹き飛ばす“癒やしのSUV”ですよ!

    image

    ボディーサイズは従来型比で全長が30mm短くなり、全幅は+20mm、全高は-20mm。ホイールベース(前輪と後輪の間の長さ)を変えることなく、広い室内空間と取り回しの良さを実現した。

    image

    がっちりとしたSUVらしいスタイリングは、初代や2代目をほうふつさせる。最低地上高は185mmとまずまずの高さ。

    image

    ボディー下端にプロテクターを装備し、フィールド走行でも不安なし。

    高級輸入車にも負けない乗り味!

    image

    クルマは足回りを含めた基本骨格が一新されると、確実に走りの質が上がる。新型エクストレイルは微細な揺れを抑え、静かでフラットな乗り心地。上質で安定感があり、ドライブ中の乗員の疲労を軽減する。

    早:駆動方式は2WDと4WDの二本立てです。
    櫻:4WDは車体前後に高出力モーターを積み、前輪駆動を基本としながらカーブの切り始めなどで素早く後輪にも駆動力を伝達。減速のときは4輪すべてで制動力を効かせるので、乗員が前のめりになりづらい。
    早:今回はテストコースでの試乗でしたが、メーカーの説明によると荒地や雪道でも4輪をモーターとブレーキで巧みに制御して走るとか。電動ヨンク万歳っ!
    櫻:新型では電動化したパワートレーンを支える下回りを一新。さらに高剛性ボディーを採用し、高級輸入車にもひけをとらない上質な乗り味を実現している。

    車中泊しやすいラゲッジにはコンセントも!

    早:従来型よりも全長が短くなったのに、後席やラゲッジにゆとりがあるのも見逃せません。
    櫻:基本骨格を一新したもうひとつのメリットだね。あとテスト車両には付いてなかったけど、オプションで防水シートが選べるのは、タフギアのDNAを継承している証のひとつといえる。

    image

    ラゲッジ開口部の幅は1,100mm強あり(メーカー公表値)、積みやすさに配慮。

    後席の背もたれをたたんだ場合、前席との隙間を埋める必要はあるが、足を伸ばして休める広さに。

    image

    ラゲッジの側面に1500W電源が付き、電動SUVとしての利便性は高い。

    image

    後席のドアは90度まで開く。乗り降りのしやすさはもちろん、大きな荷物の出し入れにも便利!

    image

    後席は最大260mmスライドする。3名乗車で荷物の量が多いときなど、アレンジがしやすい。使い込むほどに実感できる便利機能だ。

    ▼参考記事

    電動化&高級志向で人気沸騰! タフで遊べる新型エクストレイルをテスト

    あわせて読みたい

    2泊3日で1000㎞走破してみた!日産の新型「エクストレイル」実力をホーボージュンがガチ検証

    2泊3日で1000㎞走破してみた!日産の新型「エクストレイル」実力をホーボージュンがガチ検証

    【アウトドア試乗テスト】自動運転技術で賢くなった日産「エクストレイル 20X」

    【アウトドア試乗テスト】自動運転技術で賢くなった日産「エクストレイル 20X」

    アウトランダーPHEV、ランクル・プラド、エクストレイルを300km実走行テスト。積載量が多く、実燃費がいいのはどれか?

    アウトランダーPHEV、ランクル・プラド、エクストレイルを300km実走行テスト。積載量が多く、実燃費がいいのはどれか?

    パックラフト積んでワカサギ釣りにも!BE-PAL早坂の日産 エクストレイル ライフPart.4【PR】

    パックラフト積んでワカサギ釣りにも!BE-PAL早坂の日産 エクストレイル ライフPart.4【PR】

    ファミキャン道具を一式積んで、家族と犬と冬キャンプ!BE-PAL早坂の日産 エクストレイル ライフPart.1【PR】

    ファミキャン道具を一式積んで、家族と犬と冬キャンプ!BE-PAL早坂の日産 エクストレイル ライフPart.1【PR】

    ラゲッジの奥行きを稼ぐ工夫が満載! 日産・エクストレイルにコンテナを積んでみた

    ラゲッジの奥行きを稼ぐ工夫が満載! 日産・エクストレイルにコンテナを積んでみた

    子供&犬連れロングドライブも快適!BE-PAL早坂の日産 エクストレイル ライフPart.3【PR】

    子供&犬連れロングドライブも快適!BE-PAL早坂の日産 エクストレイル ライフPart.3【PR】

    レポ!宮崎県に初開業した「スノーピーク都城キャンプフィールド」へ行ってきた

    レポ!宮崎県に初開業した「スノーピーク都城キャンプフィールド」へ行ってきた

    小さくても力持ちな新SUV「日産/キックス」と外部充電できる「トヨタ/ハイブリッドRAV4」

    小さくても力持ちな新SUV「日産/キックス」と外部充電できる「トヨタ/ハイブリッドRAV4」

    NEW ARTICLES

    『 キャンピングカー・車中泊 』新着編集部記事

    プジョー「リフター」は車中泊もできる!寝床になる広々ラゲッジで快適

    2025.01.22

    タフトは車中泊も快適仕様!しっかり積めてよく走るアウトドア設計

    2025.01.20

    フリードは車中泊も楽々!シートアレンジ多彩なアウトドア向きモデルを紹介

    2025.01.19

    ステップワゴンは車中泊にも最適!アウトドアフィールドとの相性もバツグンだ

    2025.01.17

    意表を突くカスタムも!「東京オートサロン2025」でソト遊びグルマの夢を見た

    2025.01.14

    キャラバンなら車中泊も余裕!広々空間の試乗レポート&快適グッズも紹介

    2025.01.14

    【海外バンライフの理想と現実】2年間実際に経験して感じたリアルなギャップを公開!

    2025.01.13

    ホワイトトップとトーザイアテオが共同開発!欧州製キャンピングカー「ステルナ540KM」で夢のバカンスへ

    2025.01.12