街でもアウトドアでも、身につけるものは機能性とデザインの両方ともに重要。
動きづらかったり、使いにくいと出番は減るし、着心地がよかったり、とても便利に使えれば、お気に入りとして出番も多くなる。つまり、お気に入りは街でもアウトドアでも大活躍ということに。
今回は、おしゃれも機能性もはずせない人のためのウェアとバッグ7アイテムを紹介する。これらのアイテムは、通販サイト「小学館百貨店」で販売中だ。
「だけ」なんてもう古い?よくばりウェア4選
寒くなればおしゃれが楽しい。それはアウトドアでも同じなのでは?今回、厳選したウェアはデザイン性も抜群で、その上、個性的な機能性がプラスされているアイテム。まずは確認してみて納得してほしい。
焚き火用アウターとしても優秀!アウターインナー兼用の「デニムCAMPジャケット」はいかが?
『BE-PAL』のオリジナルブランド「BE-PAL OUTDOOR PRODUCTS」が、クライミングウェアブランドの「ROKX(ロックス)」と組んで、ユニークなウェアを作った。その名も「デニムCAMPジャケット」。
まだそれほど寒くない時期は、アウターとして活躍する。フロントがボタンなので、そのときどきの体感温度に合わせて、上を開けたり下を開けたりして体温調節ができる。お腹の左右には大きなポケットがあり、グローブなどのかさばる道具を入れられる。表地はコットン主体だから、ポリエステルやナイロン100%のものに比べて火の粉が付いても延焼しにくく、焚き火用にもうってつけ。色が黒だからススの汚れが目立たないのもうれしい。
寒さが厳しくなってきたら、インナーとして活躍する。ノーカラー(襟なし)なので、上にジャケットを着たときに首まわりが苦しくなく、フードもかぶりやすい。ポリウレタン配合でストレッチ性があるから、肩の上げ下げ、腕の曲げ伸ばしに窮屈さを感じない。中綿入りだから、アウターで雨や風を遮断しさえすれば、熱をたっぷり蓄えてくれる。
デニムCAMPジャケット/BE-PAL OUTDOOR PRODUCTS 18,700円(税込)
https://lifetunes-mall.jp/shop/g/gA5541100101/
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ロックスの最新キャンプパンツはココが違う!ギアは外付け、ワイドフォルムでインディゴブルー
『BE-PAL』のオリジナルブランド「BE-PAL OUTDOOR PRODUCTS」とクライミングウェアブランドの「ROKX(ロックス)」が出した、今どきキャンプパンツに必要な3条件を満たすキャンプパンツ。
条件その1は、ギアが運べること。このパンツは、ハンマーループ、ハンギングチェーン、三角リングを取り付けて、ギアをポケットにしまうだけでなく、外付けできるようにした。ビッグポケットに他の道具とともに詰め込むよりも、だんぜん取り出しやすいし、ポケット内が汚れにくく、ポケット越しに硬いギアが肌に当たる不快感も軽減される。
その2は、快適に動けること。ストレッチ性があるのは当然として、このパンツはお尻と太ももまわりをワイドに作っていて、ゆったりとした着心地となっている。それでいて裾に向かってゆるやかにテーパードしているので、足さばきがしやすい。股下には大きなマチがある。
その3は、ファッション性。キャンプ用パンツはとかく黒やグレーなどの暗い色か、カーキやベージュなどの渋い色が多い。天気の悪い日だと、なんだかくすんで見えるし、ついつい気持ちも沈んでしまう。が、これは明るめのインディゴブルーで軽やかだ。
伸び伸び デニムCAMPパンツ/BE-PAL OUTDOOR PRODUCTS 14,300円(税込)
https://lifetunes-mall.jp/shop/g/gA5541200101/
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ビジネスにもハイキングにも!コンパクトにしまえるシエラデザインズのBE-PAL別注スプリングコート登場
雨の日に着るアウターというと、アウトドアズマンはひとまずゴアテックスなどの防水透湿ウェアを思い浮かべると思うが、街で着るにはちょっと大げさといえなくもない。シェル(殻)といった質感は、どうしても周囲に物々しい印象を与えてしまう。もっとソフトでジェントルなアウターが欲しくなったときは、ぜひこのコートを検討していただきたい。
防水の雨具ではないから、傘とセットで着用することになるが、ナイロン100%の生地に撥水加工を施しているので、水が染み込みにくくなっている。登山用のゴアテックスジャケットと違って丈が長いから、腰まわりもカバーしてくれる。生地は薄くてやわらかく、威圧感はない。ネクタイを締めたフォーマルスタイルにもマッチするから、たいていのところに着ていける。
また、このコート、無駄を省いたシンプルな形をしていて、重量はわずか320g(Lサイズ)。たたんで丸めると片手で握れるほどのサイズになるので、脱いだときにバッグに収納しやすい。軽さとコンパクトさに厳しい目を持つウェア・アウトドアズマンにこそ着てほしいコートなのである。
シエラデザインズ別注撥水ナイロンコート/BE-PAL OUTDOOR PRODUCTS 30,800円(税込)
https://lifetunes-mall.jp/shop/g/gA5540500201/
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耳あてを起こせる「ロクヨンクロス」素材のボアキャップは寒暖差の大きい時期に最適!
まずは生地に注目してほしい。本体は、コットン60%+ナイロン40%の「ロクヨンクロス」。ボア部分は、ポリエステル50%+アクリル50%。全体がウールでできたボアキャップにくらべて、かぶり心地が軽くて、チクチクしない。しかも、天頂部からうまく湿気が逃げる感じがして蒸れにくい。ロクヨンクロスは防風性、撥水性が高いので、風が強い日や雨の日も安心だ。
次に形を見ていこう。耳当て部分が長いので、頬やあごまでカバーされて暖かい。耳当ての先にはストラップが付いていて、あごの下で固定することができる。しかし、このストラップはむしろ寒いときではなく、活動中に暑くなったときに重宝するだろう。耳当てを起こして天頂部で固定できるからだ。気温の下がった朝晩は耳当てを下ろして、日ざしのある昼間は耳当てを起こして……という使い方ができる。
暗い色のボアキャップは、かぶった姿がとかく大げさで重々しくなりがちだが(昔の兵隊さんのように見えてしまう)、これは明るい色なので、軽快そのもの。春や秋にもよく似合う。
ボアキャップ/BE-PAL OUTDOOR PRODUCTS 各6,699円(税込)
https://lifetunes-mall.jp/shop/g/gA5531301820/
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アウトドアの相棒になるバッグ
どんなお気に入りのバッグでも、こんな機能があればいいなと思ったことは1度や2度ではないはず。でも、ここで紹介するのは、そんな思いを叶えてくれるバッグ3選。もはや体の一部と言ってもいいかも。
背負ったまま使えるポケットの多いバックパックと言えば…新鋭ブランド「PINGORA」がおすすめ!
天気も体調もよくて、バックパックを下ろすことなく歩き続けたい。そんなときにおすすめなのがこのバックパックだ。
本体がとにかく軽量(約500g)で、負担にならない。背面パネルはメッシュなので蒸れにくい。なによりもバックパックを背負ったまま使えるポケットが充実している。
その代表が、ショルダーストラップについたポケットだ。2層のポケットが左右両方に付いているから、合計4つ。上層はオープンポケットでよく伸びる生地。下層はファスナー付きで、小さな水筒を固定できるようにゴムのループが付いている。
左側のサイドポケットは、背負ったまま出し入れしやすいように、オープンポケットで、なおかつ開口部が斜めになっている。水筒を入れるのに最適だ。
フロントの縦ポケットは、雨具などのかさばるアウターを入れるのに向いている。ここは背負ったまま出し入れすることはできないが、ファスナーが縦に大きく開くので、地面に下ろすことなく、抱えたまま出し入れできる。
Lucid 20/PINGORA(ピンゴーラ) 20,900円(税込)
https://lifetunes-mall.jp/shop/g/gA5540300410/
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ポケット多いボディバッグあり!ストラップ付きで脱いだ上着も収納可能なのだ
外は寒いが、電車やショッピングセンターなどの室内に入ると暑く、ダウンなどを着ていると汗だくになってしまう。そんなときは、ダウンを脱げば良いのだが、脱いだ上着をどうするか。そんなときに出番なのがこのバッグだ。
底面にストラップが2本付いていて、丸めた上着を取り付けられる。ストラップの長さは25cmだが、自分で長いストラップを用意すれば、厚めの上着も留められる。
また、3つのポケットもこのバッグの注目点。中央のポケットは、ダブルファスナーで、なおかつ底までガバッと開くので、もっとも出し入れがしやすい。前面側のフラップポケットは、3つのなかでもっともマチが薄い。手前側のファスナーポケットは、もっともマチが厚い。それぞれの特徴に合わせて分けておけば、使い勝手もグッとよくなる。
生地は、薄すぎず厚すぎず(やわらかすぎず固すぎず)、ちょうどよい9号の帆布。前面側ポケットのフラップとファスナーヘッドに牛革が使われている。よく触るところだけ丈夫で触り心地のよい牛革というのが心憎い。天然素材ならではの経年変化も楽しみだ。
9号帆布と牛革の3層構造ボディバッグ グリーン/『小学館百貨店』×シルバーレイククラブ 17,000円(税込み)
https://lifetunes-mall.jp/shop/g/gA93362005/
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この三角形が使いやすい!アウトドアでおすすめのショルダーバッグを紹介
『BE-PAL』のオリジナルブランド「BE-PAL OUTDOOR PRODUCTS」の、薄くて三角のユニークなバッグは、まるで体の一部になったかのようにフィットし、掛け心地良好だ。
三角定規のような形をしていて、一見すると「使いにくいのでは?」と思うかもしれないが、だまされたと思って、ためしに肩にかけてみていただきたい。肩から斜めがけにしたとき、長方形のバッグよりも左右幅が短くなるので、バッグがお腹まわりからはみ出ることなく、ピタッとお腹に貼りついてくる。歩いたときにバタバタしない。自分の脇腹にファスナーポケットが付いたような感覚なのだ。
この「脇腹ポケット」はマチがなく薄いから、上にウィンドブレーカーやレインジャケットを着ても違和感がない。ハタから見れば、よもや中にショルダーバッグを掛けているとは思えないだろう。
ベルトにも特徴がある。幅広のベルトを金具を介さずに直接バッグに縫い付けているので、ベルトがよじれることがなく、肌あたりもよい。掛けているのを忘れてしまう心地よいバッグだ。
薄マチ三角ボディバッグ/BE-PAL OUTDOOR PRODUCT 9,900円(税込)
https://lifetunes-mall.jp/shop/g/gA55406003/
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自身にとって心地よいものを
アイデアに溢れた個性的なウェア&バッグを紹介したが、今まであなたが気が付かなかった機能や使い方などもあったかも。これらのちょっとした工夫は、もしかしたら、あなたの行動を少しだけ心地よいものにしてくれるかもしれない。