
CONTENTS
唯一無二のアウトドア対応ミニバン「デリカD:5」
唯一無二のアウトドア対応ミニバンは、全車ディーゼルエンジン搭載。4WDのオフロード走破性と積載のしやすさはいうことなし。特筆すべきは3列シートまでしっかり作られていること。多人数乗車での快適性にも配慮しているのがうれしい。長寿モデルらしい熟成された使い心地を家族で分かち合おう。
※Pグレード
●ボディーサイズ:全長4,800×全幅1,795×全高1,875mm
●車両重量:1,970~1,980kg
●最低地上高:185mm
●最小回転半径:5.6m
●WLTC燃費:12.6km/L
問い合わせ先:三菱自動車
▼参考記事
キャンプに最適!特別仕様のデリカD:5をBE-PALスタッフがレビュー

三菱/デリカD:5「シャモニー」(MMCS装着車)

ビーパル記者・櫻井(左)と編集・沢木(右)が試乗レポート。
沢:デリカD:5は前身のデリカから数えて、実に50年近い歴史を誇るクルマ。
櫻:特に2代目のデリカスターワゴンは、1982年にワンボックスカーで初めて4WDを採用。RVという概念が確立されていなかった当時、アウトドアズマンはどれだけお世話になったことか。
沢:ビーパルが創刊したのは1981年だから、一緒にアウトドア文化を盛り上げてきた仲間みたいなものです。4~5年でモデルチェンジするのが一般的な昨今、10年以上モデルチェンジしてないというのもすごい!
櫻:それだけコンセプトが完成されていたということ。
沢:確かに。その証拠に、いまだ同じようなクルマは出てきてないですもんね。
櫻:うん。だから僕たちはこの唯一無二の「全天候型ミニバン」の魅力を、少しでも多くの人に知ってもらいたいし、今買うなら、冬の特別仕様車「シャモニー」をおすすめしたい。

通常のクリーンディーゼル車ではオプションの本木目&本革ステアリングホイールをはじめ、内装に木目調をあしらったラグジュアリーな仕様。

2~3列目のヘッドレストを外して背もたれを倒した状態。シートクッションがたっぷりしているので、シュラフマットを敷かなくても安眠できる。

ラゲッジの奥行きは最大で1,610mm。長尺物も無理なく積める広さだ。
4WDでクリーンディーゼル!
沢:4WDのクリーンディーゼル車をベースに、通常はオプション設定の装備が満載のお買い得な一台です。
櫻:特に気に入ったのは、エンジン始動直後から温風が吹き出すスタートアップヒーターだね。
沢:ガソリン車はオプションでリアのみ装着できますが、「シャモニー」を含めたクリーンディーゼル車ではフロントとリアに標準装備されています。
櫻:しかも、運転席と助手席のシートヒーターも付いてるので暖房効果は抜群。他の装備は上の写真を見てもらうとして、改めて試乗してみると乗り味やパフォーマンスは古さを感じさせないどころか、実に頼もしい。
沢:高いアイポイントといい、荒れた路面の衝撃をみごとに吸収する足回りといい、SUVに乗っているような安心感でした。
櫻:それでいて室内は、大人ふたりが横になっても窮屈な印象は皆無。遊び道具を満載しても、低速から力強いクリーンディーゼルエンジンのおかげでぐいぐいと走ってくれる。

リアゲートに専用エンブレムが付く。ボディーカラーは写真のウォームホワイトパールを含め、全4色。

天井を優しく照らす、ルーフビームガーニッシュ(LEDのイルミネーション)も装備。
▼参考記事
オフロード性能バツグン!デリカD:5の走破性能をチェック
毎年9月上旬に開催されている三菱自動車主催のアウトドアイベント「スターキャンプ」。青空が広がる自然豊かなフィールドにていくつものアクティビティを展開した。

砂利道を楽々走る「デリカD:5」。

急斜面も一気に駆け上がる。
オフロード試乗会のほか、4WDによる登坂キット同乗体験会なども行われた。

傾斜45度をデリカD:5で登坂。
▼参考記事
「デリカD:5」はキャンパーたちの定番!
車中泊もOK!
BE-PAL読者のgamuriverさんは、デリカD:5で車中泊、スノーピークタープを小川張り。
▼参考記事
ファミリーユースも快適

1年前からデリカD:5に乗り始めた鈴木ファミリー。こだわりのサイトでキャンプを楽しんでいる。

デリカD:5ユーザーの松山ファミリー。乗り心地や走行性能が良く、長距離乗っていてもストレスが少ないという。
▼参考記事