CX-5は車中泊にも対応&マットで快適!ロングドライブにぴったりのSUVで遠出も安心
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    2025.01.25

    CX-5は車中泊にも対応&マットで快適!ロングドライブにぴったりのSUVで遠出も安心

    CX-5は車中泊にも対応&マットで快適!ロングドライブにぴったりのSUVで遠出も安心
    乗り心地や積載量にも優れたマツダ「CX-5」は、ひと工夫で車中泊もでき、アウトドアにぴったりのSUV。そんなCX-5をアウトドアライターやBE-PALスタッフが試乗レポート。快適な走行性ほか、キャンプ道具を実際に積み込んだラゲッジの様子も必見だ。

    快適な車中泊のポイント

    斎藤 純平さん

    アウトドアライター

    キャンプに関する記事を中心に執筆しているアウトドアライター。趣味はキャンプ・国内旅行・バイク・スキューバダイビング。温泉や神社を巡るのも好きで、そこそこ詳しい自信あり。どこにも定住しない自由気ままな生活を目指すため、ライターとして活動している。

    フルフラットになるかをチェック

    車中泊を想定して車を選ぶ場合においてはフルフラット、つまりほぼ平らなスペースを作り出せるかどうかが重要なポイント。ラゲッジの後端からリヤシートの背面にかけて、大きな段差や溝がないことを確認しよう。床がフラットかつ水平だと、なお理想的だ。

    仮に段差があったり水平でなかったりしても、市販のベッドキットを導入したり、ベッドを自作したりして、快適な就寝スペースを作ることもできる。

    十分な奥行き・高さがあるか

    快適な車中泊を実現するために、脚を伸ばせるほどの奥行きも欲しいところ。奥行きが足りないと脚に疲れを感じ、よく眠れない可能性がある。仮に、縦方向に寝た状態で脚を伸ばせなくても、斜めに寝た状態では脚を伸ばせる場合も。奥行きをチェックする際は、斜めの長さも忘れずに確認しておこう。

    天井も高いほうが快適だ。実際に座ってみて、頭上に握りこぶし1個分以上の空間があれば窮屈に感じることはないだろう。座椅子やクッションに座りたいのであれば、その厚みの分も計算に入れることを忘れずに。

    リヤゲートの開き方にも注意

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    一般的なクルマのリヤゲートには多くの場合「跳ね上げ式」が採用されているが、一部の車種には「横開き式」が採用されている。それぞれにメリット・デメリットがあるが、車中泊用としてクルマを選ぶのであれば、跳ね上げ式のリヤゲートを搭載しているモデルがおすすめ。

    理由は、雨や日差しを遮るための屋根として使えることと、風の影響を受けにくいことの2点。跳ね上げ式のリヤゲートは全開状態のままガスダンパーの作用によって固定されるため、開けたままでも安心して過ごせる。

    ▼参考記事

    車中泊用のクルマはココを見て選ぼう!キャンピングカーやハイエースじゃなくても快適に過ごせるぞ!

    マツダ「CX-5」をアウトドアライターがレビュー

    荷物がたくさん積めて存在感があって、座ったときの見晴らしもいいSUVは、街乗り派のユーザーにも大人気。でも、アウトドアではどうなのか? 

    乗員空間、ラゲッジともに十分な広さを備えたスタンダードSUVをホーボージュンさんに試乗してもらった。

    ホーボージュンさん

    大海原から6000m峰まで世界中の大自然を旅する全天候型アウトドアライター。

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    マツダ/CX-5 XD Lパッケージ(4WD)。

    ●ボディー寸法:全長4,545×全幅1,840×全高1,690mm
    ●最低地上高:210mm
    ●車両重量:1,650~1,680kg
    ●乗車定員:5名
    ●エンジン:2,188cc直列4気筒DOHCターボ
    ●最高出力:175ps/4,500rpm
    ●燃費(JC08モード):17.2km/L

    問い合わせ先:マツダ

    BE-PAL編集部(以下、編):CX-5は低く長いノーズがスポーツカー的ですよね?

    ホーボージュン(以下、ホ):乗ってみると、鼻先の長さは思ったほど気にならない。かっこいいし、グレーのボディーカラーも引き締まって見える。木漏れ日に映えるね!

    編:実際に走ってみた感想は?

    ホ:CX-5のディーゼルエンジンは始動直後から静かで、ゼロスタートから2000回転で湧き出るようなトルクが味わえる。常用域のスピードでの加速も力強いし、アクセルを緩めて流しても軽快だったよ。ゼロ発進から滑らかにずんずんと進むモーターは最高! EVモードにして、ラジオもエアコンも切って、窓を開けながら鳥の声を聞きながら走ると、ホント気持ちいい~。

    編:ハイブリッドならではの給電機能も見逃せませんよね。

    ホ:大きなバッテリーを床に積んでいるぶん、乗っていて重ったるい感じが気になったけど、クルマの走行システムがモーター主体になっていくのは当然だと思うし、慣れてしまうと普通のクルマがうるさく感じる。

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    後席の背もたれ角度は調節可能。中央部分を倒せばスキー板なども積めるが、レザーシートの色が薄く、汚れが心配。

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    奥行きと高さがあるので、頑張ればかなり積める。

    ▼参考記事

    ホーボージュンのSUVフィールド試乗レポート!三菱「アウトランダーPHEV」×マツダ「CX-5」

    ひと工夫で車中泊もOK!「CX-5」をBE-PALスタッフが試乗レポート

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    マツダ「CX-5 XD PROACTIVE」をBE-PALライター・櫻井と編集・沢木が試乗レポート。

    櫻井:ディーゼルエンジンは、特有のガラガラ音を消すために遮音材を増やすのではなく、エンジンそのものに制振装置の役割を果たす技術、「ナチュラル・サウンド・スムーザー」を取り入れている。

    沢木:室内の反射音やドアの開け閉めの音にも工夫を凝らしているとか。「いいクルマに乗っている感」があるのは、こうした細かな改良の積み重ねなんですね。

    櫻井:うん。そして、乗り味でもうひとつ大きな効果を発揮しているのが、「Gベクタリングコントロール」。

    沢:資料には「エンジンでシャシー性能を高める」と書いてありますが、さっぱり意味がわかりません(笑)。

    櫻井:簡単に説明すると、曲がるときにエンジンのパワーをわずかに変化させて、クルマの応答性や安定性を高める技術。人間はまっすぐ走ってるときでも常にハンドルを微修正していて、そうした細かい操作を格段に減らしてくれるんだ。

    沢木:なるほど~。ロングドライブでの疲労軽減に効果がありそうですね。

    櫻井:そのとおり! 疲れ知らずで燃料代も安く済むCX-5は、遠出でこそ威力を発揮するSUVなんだ。

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    ディスプレイを高い位置に据え、フロントガラスに走行情報を投影する装置も付き、視線移動が少なくて済む。

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    ガソリンも選べるが、買うなら断然ディーゼルエンジン。

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    シートは体幹をしっかりと支えてくれる設計だ。

    車中泊にはマットでの調節がおすすめ

    沢木:SUVとしてのポイントは? ラゲッジはそれほど広くないような……。

    櫻井:タイヤハウスの出っ張りが大きいのは気になるけど、積載量は同じクラスのSUVと大差なし。室内長が少し短いので、横になって休むのはひと工夫いるね。

    沢木:4WDの性能は?

    櫻井:状況に応じて後輪に駆動を伝える一般的なオンデマンド式だけど、マツダのシステムは高精度で、タイヤが滑り出す予兆をいち早く感知して制御する。安心感が高く、おすすめです!

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    ラゲッジ容量は、2名分程度の荷物が収まる広さ。

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    シートをたたむと段差があるので、マットで調節しよう。

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    リアゲートの開閉に連動する、マツダ独自の「カラクリトノカバー」を装備している。

    ▼参考記事

    【アウトドア試乗テスト】遠出が楽しい最高のSUV!「マツダ/CX-5」

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