タントは車中泊も積載もOK!広々&フラットな荷室で快適なアウトドアを楽しもう
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    2025.01.26

    タントは車中泊も積載もOK!広々&フラットな荷室で快適なアウトドアを楽しもう

    タントは車中泊も積載もOK!広々&フラットな荷室で快適なアウトドアを楽しもう
    ダイハツの人気軽自動車「タント」。広々とした荷室はフラットになり、車中泊もキャンプ道具の積載もばっちりだ。アウトドアに最適な「タント ファンクロス」もあわせてBE-PAL編集部員がレポートする。

    車中泊しやすい車のポイント

    斎藤 純平さん

    アウトドアライター

    キャンプに関する記事を中心に執筆しているアウトドアライター。趣味はキャンプ・国内旅行・バイク・スキューバダイビング。温泉や神社を巡るのも好きで、そこそこ詳しい自信あり。どこにも定住しない自由気ままな生活を目指すため、ライターとして活動している。

    フルフラットになるかをチェック

    車中泊を想定して車を選ぶ場合においてはフルフラット、つまりほぼ平らなスペースを作り出せるかどうかが重要なポイント。ラゲッジの後端からリヤシートの背面にかけて、大きな段差や溝がないことを確認しよう。床がフラットかつ水平だと、なお理想的だ。

    仮に段差があったり水平でなかったりしても、市販のベッドキットを導入したり、ベッドを自作したりして、快適な就寝スペースを作ることもできる。

    十分な奥行き・高さがあるか

    快適な車中泊を実現するために、脚を伸ばせるほどの奥行きも欲しいところ。奥行きが足りないと脚に疲れを感じ、よく眠れない可能性がある。仮に、縦方向に寝た状態で脚を伸ばせなくても、斜めに寝た状態では脚を伸ばせる場合も。奥行きをチェックする際は、斜めの長さも忘れずに確認しておこう。

    天井も高いほうが快適だ。実際に座ってみて、頭上に握りこぶし1個分以上の空間があれば窮屈に感じることはないだろう。座椅子やクッションに座りたいのであれば、その厚みの分も計算に入れることを忘れずに。

    リヤゲートの開き方にも注意

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    「跳ね上げ式」のリヤゲート。

    一般的なクルマのリヤゲートには多くの場合「跳ね上げ式」が採用されているが、一部の車種には「横開き式」が採用されている。それぞれにメリット・デメリットがあるが、車中泊用としてクルマを選ぶのであれば、跳ね上げ式のリヤゲートを搭載しているモデルがおすすめ。

    理由は、雨や日差しを遮るための屋根として使えることと、風の影響を受けにくいことの2点。跳ね上げ式のリヤゲートは全開状態のままガスダンパーの作用によって固定されるため、開けたままでも安心して過ごせる。

    ▼参考記事

    車中泊用のクルマはココを見て選ぼう!キャンピングカーやハイエースじゃなくても快適に過ごせるぞ!

    積載も車中泊もOK!ダイハツ「タント」の使い心地をレポート

    【タントX“ SA”2WD】

    ●サイズ:全長3,395×1,475×1,750mm
    ●室内長:2,200×室内幅1,350×室内高1,365mm
    ●乗車定員:4名
    ●エンジン:658cc直列3気筒DOHC
    ●最高出力:64ps/6400rpm
    ●トランスミッション:CVT
    ●JC08モード燃費:25.8km/L
    ●取材時平均燃費(メーター表示):14.7km/L

    問い合わせ先:ダイハツ

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    チェックユーザーは山口壮一さん。ダッチオーブンなど鉄調理器具や食材、薪ストーブを販売するショップ「クック&ダイン葉山」の店主。

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    タントにはFFのほかに4WDも用意されており、145mmの最低地上高も相まって、フラットダートくらいであればガンガンに走れる。

    Bピラー(前後間の柱)を廃して大開口部を実現したタント。あらかじめ後部座席を床下収納した広い荷室にして、車内を見てもらう。

    「おお~これは広いですね!」と驚きを隠さない山口さん。

    「これならキャンプに持ち込む大量の荷物も楽勝で積めます」

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    邪魔なピラー(柱)がないので、大きな箱形状の荷物でもスムーズに積み降ろしできる。

    たたむとちょっとした料理テーブルにもなる、便利な助手席も好感触。

    「とにかく左側の開口部が広い。ダッチオーブンをたくさん持っていくキャンプでも積み降ろしが便利ですね!」

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    助手席を倒せばテーブルに。調理台などとしても活用できる。

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    荷室は低床でフラットになる。マットを敷いて寝ることも可能だ。

    ▼参考記事

    海・山遊びの達人たちがチェック! アウトドアで使える軽自動車(4)「ダイハツ/タント」

    より快適なキャンプを叶える「タント ファンクロス」

    【ファンクロスターボ 2WD】

    ●ボディーサイズ:全長3,395×全幅1,475×全高1,785mm
    ●車両重量:940kg
    ●最低地上高:150mm
    ●最小回転半径:4.7m
    ●乗車定員:4名
    ●パワーユニット:658cc直列3気筒エンジン
    ●最高出力:47kW(64PS)/6,400rpm
    ●最大トルク: 100N・m/3,600rpm
    ●WLTC燃費:20.6km/L

    問い合わせ先:ダイハツ

    早坂 英之

    BE-PAL編集部員

    愛称はブッシュ早坂。仕事もプライベートもアウトドア三昧で、休日は家族+ワンコで自然豊かな長野県野沢温泉村で過ごす。座右の銘はよく食べ、よく遊ぶこと。読者の皆さん、BE-PALの誌面やWeb、イベントでお会いしましょう!

    トールワゴンの大定番、タントにSUV風の加飾を施し、ラゲッジにも工夫を凝らしたのがタント ファンクロスだ。

    「タントの広い室内空間は魅力。でも優しいテイストのスタイリングがアウトドアではちょっと……という人に推したいですね」

    最大の特徴は、左のフロントドアと後部スライドドアを隔てる太い柱をなくした設計にある。

    「全開にすれば1490mmもの開口幅に。後ろからも横からも積めるのはすごい!」 

    見どころはラゲッジにも。

    「後席をたたんでできる段差を、脚付きのデッキボードを使ってフラットにできます。ラゲッジから取り出してミニテーブルとしても使えるので、積載する荷物を減らすメリットも」

    クルマのギミックと創意工夫で快適なキャンプを叶えよう。

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    デッキボードを上に立てた状態。たたんだ後席の背面(床となる部分)には、防水加工が施されている。

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    足元も低くて快適!

    「スライドドアだけでも便利なのに、柱もないから本当にストレスフリー。自転車も横から積めます」

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    助手席を寝かせれば長ものにも対応。ラゲッジ開口部から助手席側ダッシュボードまでの奥行きは1,860mm。

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    後席は左右別々に最大240mmスライドできる。助手席に人が座れる位置でも、前後席の間にコンテナが置ける。

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    ラゲッジフックも充実。

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    床下収納はサンダルなどがぴったり収まる広さ。

    ▼参考記事

    ダイハツ「タント ファンクロス」のデザインと積載ギミックがソロキャンを盛り上げる~

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