
でも安心してください!ダウンウェアの洗濯って、実はものすごく簡単なんです。今回は、僕がいつもやっている「ダウンウェアを洗濯機で洗濯する方法」を2つのステップで紹介します。
step1:必要な道具を準備しよう
ダウンウェア洗濯の決め手は次の3つの道具にかかっています。
①洗濯ネット
ウェア内のダウンの過度の移動や生地の傷みを減らすために、大きめの洗濯ネットを用意します。
②ダウン製品用洗剤
洗剤の成分によっては、ダウン(羽毛)が持つタンパク質が破壊されたりダウンの質を下げてしまうことがあります。洗剤選びは生地のダメージを最小限にするためにも重要です。基本は中性洗剤であればなんでもOKですが、念のためダウン製品用のクリーナーを準備すると安心です。
③撥水/防水スプレー
アウトドアウェアの汚れや濡れを軽減させるために、最後に使用する撥水/防水スプレー。生地の特性にもよりますが、オールマイティーなのはフッ素系のタイプです。スプレータイプは使用がカンタンでオススメですが、洗濯機をつかって撥水処理をする液体タイプもあります。
step2:洗濯機での洗濯のしかた
洗濯機で洗濯するための手順を8つの手順で紹介します。このやり方は僕のやり方ですが、もっと丁寧にやってもいいですし、逆に多少雑(僕はこちらより…)でも問題ありません。
ステップは次の通りです。
ダウンウェア洗濯8つの手順
ではさっそく紹介していきましょう。
①洗濯表記をチェックする
はじめに洗濯表記を確認します。もしも洗濯機を推奨しない表記の場合は、手洗いやドライクリーニングなどの選択表記指定の方法できれいにします。(僕は、気にせず洗濯機で気軽に洗いたい場合、自己責任で洗濯をしています。)
②汚れの確認をする
洗濯前にダウンウェアの汚れを確認します。特に皮脂やメイクがつきやすい首回りや、食べ物などで汚れやすい前面をしっかりと見ていきます。この時にウェアの破損なども確認しておきましょう。
もしも汚れが小さく数カ所程度であれば、部分洗いだけでも充分です。
③洗濯ネットにダウンウェアを入れる
ダウンウェアを軽く畳んでゆとりを持たせた状態で洗濯ネットに入れます。
この時に、ファスナー類はすべて閉じて、ネットに入れましょう。
ウェアに防水透湿生地が使われている場合は、裏表を逆にして、洗剤や水がダウンの中にしっかりと入りやすい状態にしてあげます。
④必要量のダウン製品用洗剤を洗濯機に入れて洗う
各洗剤の指示に従った量を洗濯機に入れて洗います。この時に、「おしゃれ着」や「デリケート洗濯」などのモードがある場合はそのモードを使用することをおすすめします。また、温めのお湯を使って洗うとより一層汚れの落ちがよくなります。
⑤乾燥機にかける
もしも洗濯機に乾燥機能があればそのまま乾燥させます。この時に、ダウンウェアは洗濯ネットから出して洗濯機の中に入れます。できれば低温乾燥で乾燥させましょう。
乾燥時間は、洗濯機やダウンの量などで大きく異なります。目安としては、ウェア内のダウンがしっかりとほぐれる程度まで乾燥させます。
<もしも洗濯機に乾燥機能が無い場合は?>
洗濯機に乾燥機能が無い場合は、天日干しをします。その場合は、可能な限り平置きにして、風通しが良く直射日光が当たらない場所でしっかりと乾燥させます。
⑥内部のダウンを整える
洗濯機で洗濯をすると、機械の中で揉まれたりするのでどうしても中のダウンが少し片側によってしまいます。もしも中のダウンの乾燥具合が心配な場合は数日間さらに干し、内部のダウンがしっかりと乾燥したらほぐしてあげます。
ダウンが入っているブロックごとに叩いたり、軽く揉んだりほぐしたりしながら均等にしてあげましょう。
⑦撥水処理をする
仕上げは、油汚れや多少の雨にも濡れないように撥水スプレーで撥水処理をします。全体に均一に撥水スプレーが散布されるように丁寧に仕上げていきます。
すべての作業が終わったら洗濯終了!洗濯機に乾燥機能があれば1日でダウン製品お洗濯は完了します。
ダウンウェアの汚れが目立つときやシーズン終わりに相棒をしっかりときれいにしてあげましょう。